企業YouTubeが失敗する原因と注意点 7-5

今回は、書籍『経営戦略は動画が最強!』の7章の5番目「YouTube運用の注意点と失敗する原因」のお話しです🤗 先に結論をお伝えすると、企業のYouTubeが失敗する大きな原因は、目標を再生回数や登録者数にしてしまうこと‼️ 成功している会社は、問い合わせ数・成約率・採用数を目標にしています。ユーチューバーとの違い、Googleが推奨する3H戦略、動画経営のマーケティングまで、順番にお話しします☝️

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📌 30秒で要点

  • 企業YouTubeが失敗する大きな原因は、目標を再生回数・登録者数にしてしまうこと。成功する会社は、問い合わせ数・成約率・採用数を目標にしています。
  • 動画の内容も分かれ目です。エンタメや流行りに流されると失敗しやすく、成果が出ている会社は課題解決・信頼構築・専門性を伝えています。
  • ユーチューバーはエンタメ、企業は情報発信。テレビで言えば、企業はバラエティーではなく、ドキュメントや情報番組です。
  • Googleが推奨する3H戦略で、企業が力を入れるのはHELPコンテンツ。視聴数は少なくても、商品との関連性が高いからです。
  • 公式ホームページと同じ大切な情報を動画にして、YouTubeにも載せる。比較・検討が深まり、問い合わせにつながりやすくなります。
酒井大輔 ユーチューブビジネスサポート代表

酒井 大輔(Sakai Daisuke)|中小企業の集客・採用をYouTubeとClaudeで解決するコンサルタント/ITコーディネータ

2008年からYouTubeで中小企業100社以上の集客・採用を支援。いまはClaudeでSEO・LLMO対策と記事づくりを社内に残す伴走をしています。ITコーディネータ、著書2冊。ユーチューブビジネスサポート代表。
東京都中小企業振興公社 登録専門家(No.1738)・ITC中部 理事・ITCA公式研修講師
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失敗と成功の比較表|分かれ目は「目標」と「動画の内容」

結論、企業のYouTubeが失敗する大きな原因は2つです。目標を再生回数・登録者数にしていることと、エンタメや流行りに流された動画の内容です。成功する会社は、問い合わせ数・成約率・採用数を目標にし、課題解決・信頼構築・専門性を伝えています。

比較表を作ってみました🤔

YouTube運用、失敗と成功の比較表のスライド。評価指標・動画の内容・運用体制・IT連携・コストの5項目で、失敗する一般的な運用と成功する「動画経営」を比べ、評価指標と動画の内容の2行を赤枠で囲んでいる
YouTube運用、失敗と成功の比較表(下に同じ内容を表にしています)
表1:YouTube運用、失敗する一般的な運用と、成功する「動画経営」の比較
比較項目失敗する一般的な運用成功する「動画経営」
評価指標再生回数・登録者数問い合わせ数・成約率・採用数
動画の内容エンタメ・流行重視課題解決・信頼構築・専門性
運用体制制作会社へ丸投げ戦略はプロ、制作は内製化(自走)
IT連携動画のみで完結HP・SEO・SNSとの全体最適
コスト掛け捨ての広告費積み上がる経営資産
色々と書いてありますけど、ポイントは“目標や結果を何にするのか”です‼️

企業のYouTubeで失敗するのは、再生回数や登録者を目標にしちゃっているケースです😓 成功する方は、問い合わせや成約率や採用の数を目標にしています☝️

そして動画の内容です‼️ エンタメや流行りものに流されると失敗する傾向にあります🤔 ちゃんと使っている所は、課題解決や信頼構築や専門性を伝えています☝️

この2つが、大きな失敗原因だと思います🤔

ユーチューバーと、企業のYouTubeは違う

結論、ユーチューバーと企業のYouTube活用は、全く別物です。ユーチューバーはエンタメ、企業は情報発信。企業は、自社の強みと顧客ニーズが重なり、競合の強みとは重ならない部分を発信します。

もう少し深掘りしていくと、ユーチューバーさんと企業のYouTube活用は、全く別物です‼️

ユーチューバー=エンタメ

  • 旅行
  • コメディ
  • ファッション
  • ゲーム実況
  • 料理 など

企業=情報発信

  • 自社の専門性を発信する
  • 自社の強みと顧客ニーズが重なる部分
  • 競合の強みとは重ならない部分
企業は情報発信、ユーチューバーはエンタメと対比した図。企業側は自社の強み・競合の強み・顧客ニーズの3つの円で、自社の強みと顧客ニーズだけが重なる部分を矢印で示している
企業は情報発信、ユーチューバーはエンタメ

ユーチューバーさんは、旅行・コメディ・ファッション・ゲーム実況・料理などなど色々なジャンルがあります。例えば旅行☝️ 旅行会社が色々な観光地やお宿を紹介するのなら良いと思いますが、旅行と関係の無い会社の社長、例えば僕の個人的な旅行の動画を見たい人っています⁉️(笑) 採用目的で社員旅行の動画ならありだけど🤔

やっぱり専門性が重要なので、企業は自社の専門性を発信しましょう‼️

細かいことを言うと、自社の強み・競合の強み・顧客ニーズの3つで、競合の強みを除いて、自社の強みと顧客ニーズが重なる部分を訴求していきましょう👍

ちょっと難しいかもしれないので、もう少し手前の話しをします🤔

YouTube=ユーチューバーではない

結論、テレビに色々なジャンルがあるように、YouTubeにもジャンルがあります。ユーチューバーはバラエティーで、企業はドキュメントや情報番組です。企業がふざけた動画を出すと、取引や応募を考えている人に「やめとこうかな」と思われてしまいます。

例えば、テレビには色々なジャンルの番組がありますよね🤗

ユーチューブ=ユーチューバーでは無いことを示す図。テレビと同じくユーチューブにもバラエティー・ドキュメント・スポーツ・ニュース・ドラマなどのジャンルがあり、ユーチューバーはバラエティーにあたる
テレビと同じく、YouTubeにも多くのジャンルがある

そこにユーチューバーさんを当てはめるとバラエティーなので、皆さんYouTubeは「バラエティーをやらなきゃいけない」ってイメージが強いんだと思います🤔 でもね、

企業はドキュメントだったり、情報番組なんですよ☝️

わざわざふざけたりしちゃダメ‼️「そういう会社なんだ💦」って思われてしまいますよ😥

取引しようかな、と考えている人が見たら

  • 「やめとこうかな😅」

この会社で働こうかな、と思っている人が見たら

  • 「この会社に入ったら自分もやらされるかもしれないから、やめとこう😰」

なので企業は、情報番組を発信していきましょう☝️😉

Googleが推奨する、3H戦略

結論、Googleが推奨する3H戦略では、コンテンツをHERO・HUB・HELPの3つに分けて考えます。ユーチューバーのようなエンタメはHEROで、企業の情報発信はHELPです。HEROは視聴数が多いが商品関連性は低く、HELPは視聴数が少ないが商品関連性は高い、という反比例の関係です。

Googleが推奨している3H戦略というものがありまして、

  • HERO(ヒーロー)コンテンツ
  • HUB(ハブ)コンテンツ
  • HELP(ヘルプ)コンテンツ

「コンテンツを、この3つのHに分けて考えましょう」ということなのですが、ユーチューバーさんのようなエンタメの動画は“ヒーローコンテンツ”で、僕が言っている「企業の情報発信」は“ヘルプコンテンツ”になります😌

注目ポイントは、図の下にある「関連度」なのですが🤔

HHH戦略の関連度の図。HEROは年に数回、HUBは定期的、HELPは常時配信し、視聴者数とエンタメ要素はHEROほど多く、商品関連性はHELPほど高い。HEROは視聴数は多いが商品関連性は低い、HELPは視聴数は低いが商品関連性は高い、ビジネスではHELPがポイントと書かれている
HHH戦略の関連度。ビジネスではHELPがポイント
表2:3H戦略のHEROコンテンツとHELPコンテンツの違い
比べることHERO(ヒーロー)HELP(ヘルプ)
動画の例ユーチューバーのようなエンタメ企業の情報発信
視聴数多い少ない
商品関連性低い高い

という感じで、反比例しているのです😌 なので目的を間違えてしまうと、上手くいかないわけです😭💦

企業のYouTube運用の、目的は何?

結論、「視聴回数」「チャンネル登録」「YouTubeからの収益」はユーチューバーの目的で、企業の目的にしてはいけません。企業にとってYouTubeは、ビジネスの中の情報発信・マーケティング、その中のWebマーケティング、さらにその中の動画マーケティングの1つです。目的は「何人採用する」「売上をどれだけ上げる」といった、ビジネスの目的にします。

始める前や始めたばかりなど、何も知らない時は、YouTubeの目的を「視聴回数」「チャンネル登録」「YouTubeからの収益」と考えがちですが、

これらはユーチューバーさんの目的なので、企業の目的にしてはいけません‼️
YouTube運用の目的は何か?の図。視聴回数、チャンネル登録数、YouTubeからの収益(アドセンス)を目的にしていないかを問いかけている
視聴回数・チャンネル登録数・YouTubeからの収益は、企業の目的ではない

企業はYouTubeでビジネスをするのではありません。ビジネスの中の「情報発信・マーケティング」の中の「Webマーケティング」で、その中の「動画マーケティング」の1つがYouTubeなのです‼️

ビジネスYouTubeの位置づけの図。ビジネスの中に情報発信・マーケティング、その中にwebマーケティング、動画マーケティング、YouTubeが入れ子になっており、「木を見て、森を見ず」にならないように注意と書かれている
ビジネスYouTubeの位置づけ。「木を見て、森を見ず」にならないように

なので「何人採用する」とか「どれだけ売上を上げる」というような、ビジネスの目的にしないと失敗しますよ‼️

という感じで、エンタメか情報発信かは間違いやすいポイントなので、注意しましょう‼️

動画経営の、マーケティングとは

結論、公式ホームページと同じ大切な情報を動画にして、YouTubeにも載せることです。動画検索・関連動画・おすすめからの入口が増え、ホームページとYouTubeを行き来しながら比較・検討が深まるので、“質”が上がって問い合わせにつながりやすくなります。

大前提、今はどこの企業さんも公式ホームページがありますよね👍️ それにプラスして、

公式動画ホームページを作ると、より効果的です‼️

というお話しを、いつもさせて頂いています。

「動画だから面白いことをしなくちゃ」は思い込み

YouTube(動画)をやるとなったら、ほとんどの人が「どんな動画にしようかな❓️🤔」「ネタどうしようかな❓️🤔」と考えます。YouTubeだから「面白いことしなくちゃいけない」とか「踊らないといけない」など、別の事をしないといけないと思っている方が多いのですが、

ポイントは、公式ホームページと同じように大切な情報を動画化して、YouTubeでも発信すること。どちらにも同じ情報を載せること‼️
動画経営のマーケティングを示した図。公式ホームページと公式動画HP(YouTubeチャンネル)を足し合わせ、どちらにも同じ情報を載せることを示している
公式ホームページ+公式動画ホームページ(YouTubeチャンネル)

そういった社内の情報を集めるためにも、チームで取り組んでいただいた方が、早くYouTubeを運用できると思います☝️ それが動画経営マーケティングという、動画のホームページを使うポイントだと思います😌

Webマーケティングの「量と質」で考える

なぜかと言うと、よくWebマーケティングでは「量と質」というお話しが出てきます。

量とは“流入数を増やす”ということです。ホームページはSNS・広告・SEOで流入してもらって、ホームページの中で、興味・関心・育成・比較・検討して問い合わせを増やす、ということを皆さんされていると思います。

「量:流入数を増やす」「質:問合せを増やす」の図。SNS・広告・ブログ・SEOコンテンツから公式ホームページへ流入し、興味・関心・育成・比較・検討へつながることを示している
公式ホームページだけの場合の「量と質」

YouTubeをやるということは、プラスで動画検索・関連動画・トップでのおすすめから入ってもらえます。ホームページへ行ったりYouTubeで動画を見たり、行ったり来たりして、興味・関心・育成・比較・検討が、より深掘りしやすくなりますよね🤗

ですので“質”が上がって、問い合わせに繋がりやすくなる☝️
「量:流入数を増やす」「質:問合せを増やす」の図に動画側を加えたもの。SNS・広告・ブログ・SEOコンテンツから公式ホームページへ、動画・関連動画・トップでのおすすめから公式動画ホームページへ流入することを示している
公式動画ホームページを加えた場合の「量と質」

というイメージが、分かりやすいと思います🤗

ビジネスYouTubeで成功する4つの要素

結論、ビジネスYouTubeで成功する4つの要素は、①動画(撮影・編集)②仕組み(アルゴリズム)③運用(マーケティング)④伝え方(プレゼンテーション)です。どれか1つを突出させるのではなく、4つのバランスを考えて全体を底上げすることが重要です。

1動画撮影・編集
2仕組みアルゴリズム
3運用マーケティング
4伝え方プレゼンテーション
「YouTubeは動画だけじゃない!? ビジネスで成功する、4つの要素!!」の図。動画(撮影・編集)、運用(マーケティング)、仕組み(アルゴリズム)、伝え方(プレゼンテーション)の4つを色分けしたマス目
ビジネスで成功する4つの要素
どれか1つだけを磨いて突出させるのではなく、この4つのバランスをしっかりと考えながら、全体の底上げをしていくことが重要だと思っております🤗

経営戦略は動画が最強!

この記事は、書籍『経営戦略は動画が最強! 集客・採用・売上の課題解決! YouTube運用の教科書』の7章5節の解説です。再生回数も登録者も目標にしない企業のYouTube運用を、事例とあわせて紹介しています。

2026年1月発売 経営戦略は動画が最強!集客・採用・売上の課題解決!YouTube運用の教科書

こんな感じのお話しを沢山しているので、ご興味がございましたら是非‼️ 再生回数も登録者も必要なし‼️ 事例もいっぱい載せているので、是非手にして確認していただきたいと思います🤗

動画活用にご興味がありましたら、全国の書店またはAmazonで🥰

企業YouTube|60分オンライン無料診断 実施中!

「企業YouTube運用を行いたいけれど、何から始めたらいいか分からない」「今のチャンネルの運用が正しいのか、セカンドオピニオンがほしい」という企業様へ。Zoomでヒアリングし、結果に繋がる方向性をご提示する無料診断です。

「企業YouTube運用を行いたいけれど、何から始めたらいいか分からない」
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という方にお勧めです。ヒアリングをさせて頂き、企業YouTube運用の結果に繋がる方向性をご提示いたします。無理な営業は行いません。

コンサルティングプラン

目的に合わせた2つのプランをご用意しています。はじめてYouTubeを立ち上げる方は「チャンネル作成プラン」、社内で運用を続けられる形にしたい方は「YouTube内製化プラン」がおすすめです。どちらも、いつでもやめられます。

YouTubeチャンネル作成プラン(PLAN 02)

月22万円(税込)・全部で3回・いつでもやめられます

はじめてYouTubeチャンネルを作る企業様、作ったけれどホーム画面の設定ができていない企業様におすすめです。チャンネル開設・ホーム画面の設定・最初の動画6本までを、全部で3回でサポートします。

YouTube内製化プラン(PLAN 01)

月33万円(税込)・いつでもやめられます・6ヶ月が目安

集客や採用を、自社のYouTube運用チームで継続的に成果につなげたい企業様におすすめです。6ヶ月を目安に、社内で続けられる形をつくります。

よくある質問(FAQ)

企業のYouTube運用の注意点と失敗する原因について、よくいただく質問に1問1答でお答えします。目標の決め方、動画の内容、3H戦略、発信する情報、成功する4つの要素をまとめました。

企業のYouTubeが失敗する、いちばんの原因は何ですか?

目標を再生回数や登録者数にしてしまうことです。成功している企業は、問い合わせ数・成約率・採用数といった、ビジネスの数字を目標にしています。

企業のYouTubeは、面白い動画やバラエティーにしたほうがいいですか?

いいえ。企業はドキュメントや情報番組のように、自社の専門性を伝える情報発信が向いています。ふざけた動画は、取引や応募を考えている人に「やめとこうかな」と思われる原因になります。

3H戦略で、企業はどのコンテンツに力を入れるべきですか?

HELPコンテンツです。HEROは視聴数が多いが商品関連性は低く、HELPは視聴数が少ないが商品関連性は高いため、ビジネスではHELPがポイントになります。

企業のYouTubeでは、何を発信すればいいですか?

公式ホームページに載せている大切な情報を動画にして、YouTubeにも同じ情報を載せることから始めます。自社の強みと顧客ニーズが重なり、競合の強みとは重ならない部分を伝えるのがポイントです。

撮影や編集の技術を上げれば、YouTube運用は成功しますか?

それだけでは足りません。①動画(撮影・編集)②仕組み(アルゴリズム)③運用(マーケティング)④伝え方(プレゼンテーション)の4つのバランスを考え、全体を底上げすることが重要です。

コンサルティング実績・会社情報

2008年より企業のYouTube活用を支援し、中小企業100社以上の集客・採用をコンサルティング。運送業で年間20人採用、建材商社で、YouTube活用により立ち上げ期の関連部門売上が前年比40倍、宿泊施設で年間15件以上の取材など、企業の課題を動画で解決してきました。

ユーチューブビジネスサポートのコンサルティング実績

  • 運送業(年間20人採用)
  • 建材商社(YouTube活用で売上40倍)
  • 製造業で、問い合わせが月3件から20件に
  • 宿泊施設(年間15件以上のマスコミ取材)
  • その他の事例:成功企業事例・お客様の声

運営:ユーチューブビジネスサポート(代表 酒井大輔)

※Claudeは、Anthropic社が提供する生成AIで、同社の商標です。当社は、同社の公認・提携先ではありません。当社の作業はClaude(Cowork)で行っています(2026年10月時点)。