ホーム > 生成AI・IT活用 > ホームページ改善をAIで|初めてのお客様の代理で見直す方法

Claudeの実務#ホームページ改善#お客様目線

ホームページ改善をAIで|Claudeを「初めてのお客様」にして、自社の8ページを見直した

自社の8ページで実施書いていないこと3つ・食い違い8件2026年10月時点

著者:酒井大輔(ITコーディネータ) | 公開日:2026年10月15日 | 読了目安:約12分

この記事の要点ホームページ改善でいちばん難しいのは、改善点を見つけることです。自分で直してきたホームページほど、何が書いていないかは、自分では見えません。当社は2026年10月5日、問い合わせまでに通る自社の8ページを、Claude(Cowork)に「初めてのお客様の代理」として全文読ませました。出てきたのは、書いていないこと3つと、ページ同士の食い違い8件です。この記事では、渡した指示の全文、返ってきた中身、直したことと「書かない」と決めたことを、そのまま書きます。
📌 30秒まとめAIを使ったホームページ改善のうち、「初めてのお客様の代理」で読ませる見直しは、点数をつける診断ではありません。初めての人が知りたいのに、どこにも書いていないことを探す使い方です。
  • 渡したもの:問い合わせまでに通る8ページの全文と、3つの問い(書いていないこと3つ・一番大事な1つ・分からない所は質問)。
  • 出てきたもの:書いていないこと3つ、食い違い8件、酒井への質問11問。8ページで「解約」「契約書」「振込」は0回でした。
  • 決めたのは人:読ませ方は酒井が決め、Claudeが代理で読み、直すかどうかは酒井が決めました。直す・聞く・書かない、の3つに分けました。
酒井大輔 ITコーディネータ ユーチューブビジネスサポート代表

この記事の著者

酒井 大輔(Sakai Daisuke)|中小企業の集客・採用をYouTubeとClaudeで解決するコンサルタント/ITコーディネータ

2008年からYouTubeで中小企業100社以上の集客・採用を支援。いまはClaudeでSEO・LLMO対策と記事づくりを社内に残す伴走をしています。ITコーディネータ、著書2冊。ユーチューブビジネスサポート代表。

東京都中小企業振興公社 登録専門家(No.1738)・ITC中部 理事・ITCA公式研修講師

▶ 代表プロフィールの詳細はこちら

書籍『経営戦略は動画が最強! 集客・採用・売上の課題解決!YouTube運用の教科書』の表紙。酒井大輔 著、セルバ出版、2026年1月発売

『経営戦略は動画が最強!』(2026年1月・セルバ出版)
Amazonで見る

書籍『ビジネスYouTubeで売れ!』の表紙。酒井大輔 著、2021年6月発売

『ビジネスYouTubeで売れ!』(2021年6月)
Amazonで見る

なぜ「初めてのお客様の代理」で読ませるのか

📌 このセクションの要点
  • 当社のサイトでは、初めての訪問からのフォーム送信は、2回目以降の訪問より少ない(当社のGA4・28日・営業の送信も含む)。
  • 作った側は、自分の会社を知りすぎているので、書いていないことに気づけない。
  • AIは文章を書く道具として使われることが多い。この見直しは、読ませる使い方です。

当社は、会社が書きたい順と、お客様が確かめたい順は違う、とセミナーでお話ししています。会社は沿革や理念から書きたくなります。お客様は「何ができるのか」「いくらかかるのか」「誰が担当するのか」を先に確かめたい。この差を埋める作業を、生成AIに手伝わせるのが、当社の考える「お客様目線の自動化」です。

セミナー資料「今の生成AI活用とは、お客様目線の自動化です」。会社が書きたい順(沿革・経営理念・技術へのこだわり・受賞歴・まずはお問い合わせください)と、お客様が確かめたい順(何ができるのか・いくらかかるのか・どれくらいで終わるのか・誰が担当するのか・似た事例はあるのか)を並べた表
当社のセミナー資料(2026年10月)。会社が書きたい順と、お客様が確かめたい順は違う

当社のサイトでも、初めての訪問からは送信が少ない

当社のサイトの、2026年10月8日までの28日間(GA4)のフォーム送信は12件でした(営業の送信も含みます)。そのうち、初めての訪問(セッション数9,090)からは7件、2回目以降の訪問(セッション数1,094)からは5件です。訪問あたりで比べると、2回目以降のほうが約6倍送信されています。

7件
初めての訪問 9,090セッションから
5件
2回目以降の訪問 1,094セッションから
約6倍
訪問あたりの送信の率の差(2回目以降÷初めて)

出典:当社サイトのGA4(2026年10月8日までの28日間・フォーム送信の件数とセッション数。営業の送信も含みます)。当社の数字で、ほかの会社に当てはまるとは限りません。

2回目に来る人は、もう当社を知っています。初めての人は、ページに書いてあることだけで判断します。だから、見直すときは「初めての人の目」で読む必要があります。けれど、作った本人には、その目がありません。

外の調査でも、同じ悩みが出ています。TRENDEMON JAPANの調査(2026年4月・従業員100名以上の会社でBtoBサイトを使う人111名)では、BtoBサイトで必要な情報が見つからず、離れた経験がある人が86.5%でした。大きめの会社の担当者の調査ですが、「書いていない」は珍しいことではない、と分かります。

出典:TRENDEMON JAPAN「BtoBサイト訪問者の情報探索課題とAI時代のチャット体験に関する実態調査」(2026年4月2〜3日・インターネット調査・n=111)https://trendemon.jp/abm

AIは「書く」より「読む」に使う

帝国データバンクの調査では、生成AIを業務で使っている会社3,560社のうち、使い道で一番多いのは「文章の作成・要約・校正」45.1%でした。多くの使い方は、AIに書かせる使い方です。この記事の見直しは逆で、AIには何も書かせず、読ませるだけです。

出典:帝国データバンク「生成AIに関する企業の動向調査(2026年3月)」(生成AIを業務で活用している企業3,560社への設問)https://www.tdb.co.jp/report/economic/20260514-genai/

同じ「AIでホームページを見る」でも、点数をつける診断とは、聞くことも出てくるものも違います。

表1:AIでのホームページ診断と、お客様の代理で読ませる見直しの違い(当社の2つのやり方)
項目AIでホームページ診断お客様の代理で読ませる見直し
AIに聞くこと項目ごとに採点して初めての客として、書いていないことは何か
出てくるもの点数と直す項目書いていないこと・食い違い・質問
読ませる範囲1ページずつでもできる申し込みまでに通るページを、続けて全文
向いているときSEO・LLMOの抜けを先に知りたい問い合わせの前で止まっていそうなとき
当社の記事ホームページ診断は、まず無料で3つのAIにこの記事

Claudeに渡したものと、聞いた言い方

📌 このセクションの要点渡したのは、問い合わせまでに通る8ページの全文と、短い指示1つだけです。読む範囲は酒井が選び、「申込みまでの道を通して」と決めました。

指示は、酒井が自分の言葉で書きました。下がその全文です。

当社がClaudeに出した指示(2026年10月5日・全文)
一度客観的に見直して、改善点など。あなたは、うちの会社を初めて知るお客様の代理です。①書かれていないことを3つ ②一番大事な1つ ③分からない箇所は質問

短い指示ですが、大事な所が3つあります。役を「初めて知るお客様の代理」と決めたこと。数を「3つ」「1つ」と絞ったこと。分からない所は、AIに埋めさせずに質問させたことです。3つ目がないと、AIがもっともらしい答えを自分で作ってしまうことがあります。

表2:読ませた8ページと順番(2026年10月5日・全文を読ませた)
順ページこのページの役目
1トップどんな会社かを知る
2料金(/consulting/)いくらかかるかを見る
3内製化プランプランの中身を見る
4チャンネル作成プランプランの中身を見る
5Claude伴走(Claude経営伴走コンサル)プランの中身を見る
6無料診断最初の一歩を決める
7申込み申し込む
8よくある質問(66問)迷った所を確かめる

読ませる前に、サイトは何も直していません。読ませている間も、保存は0です。事実が分からない所は、答えを埋めずに、すべて質問として返してもらいました。

Claudeデスクトップ版でCoworkに切り替えた画面。入力欄の下にプロジェクトまたはフォルダーと承認モードが表示される
Claudeデスクトップ版でCoworkに切り替えた画面(2026年7月撮影)。この見直しは、このCoworkで頼みました

聞き方の型は、ふだんの壁打ちと同じです。指示を細かく書くより、役と目的を渡して、分からない所を聞いてもらうほうが、こちらの抜けが出ます。Claudeの壁打ちのやり方もあわせてどうぞ。

書いていなかったこと3つ

📌 このセクションの要点
  • ①社内のだれが、どれくらいの時間を使うのか ②やめ方とお金の実務 ③うまくいかなかった会社のこと、の3つでした。
  • 「いつでもやめられます」は8ページで18回あったのに、「解約」「契約書」「振込」は0回でした。
  • 一番大事な1つは、①でした。どこにも答えが無かったからです。
表3:Claudeが返した「書かれていないこと」3つ(2026年10月5日時点の8ページ)
#書かれていないこと近いことは書いてあったかなぜお客様は知りたいか
1YouTubeのプランで、社内のだれが、どれくらいの時間を使うのか。面談の間に何をするのか「御社で撮影と編集をしていただく」「1回半日を、月2回」はあった。時間の目安と実例は無かった自分たちで手を動かす支援なので、「うちの人手でできるか」が決め手になる
2やめるときと、お金の実務。いつまでに言えばよいか、支払いはいつ・どの方法か、契約書はあるか「いつでもやめられます」と「月額」はあった安心の柱が「いつでもやめられる」なのに、やめ方が無い。言葉だけだと、かえって不安になる
3うまくいかなかった会社のこと。事例の会社の大きさと、成果までの期間成果の例と「向かない会社」「成果の保証と、返金はありません」はあった良い例だけだと「うちと同じくらいの会社でもできるのか」が分からない

この3つが、当社のホームページの改善点でした。Claudeは、思いついたことを言っただけではありません。8ページの全文から、語の数を数えて確かめていました。

図1:8ページに出てきた回数(2026年10月5日時点・8ページの合計)

8ページに出てきた回数「いつでもやめられます」などの「やめられ」は18回。「解約」「契約書」「振込」「週に」はどれも0回。やめられ(「いつでもやめられます」など)18回解約0回契約書0回振込0回週に(社内の時間)0回
出典:当社の8ページ(2026年10月5日・Claudeが全文を数えた値)

先ほどのTRENDEMON JAPANの調査(大きめの会社の担当者の調査)では、サイトのAIチャットに望むこととして「自社向けに見積もり費用の目安を教えてくれること」を選んだ人が55.4%でした(n=101・複数回答)。お金のことは、問い合わせの前に知りたいことの1つです。

「いつでもやめられます」と18回書いていながら、やめ方は1回も書いていませんでした。当社の恥ですが、そのまま載せます。自分では「安心してもらえる言葉」を重ねていたつもりで、お客様が次に知りたいことを書いていなかったのです。

一番大事な1つは、社内の時間でした

Claudeが「一番大事」と答えたのは①でした。理由は、料金とやめ方には入口がある(金額は書いてある・やめられることは伝わる)のに、①だけはどこにも答えが無かったからです。お客様は「人も時間も出せるか分からない」まま、60分の面談を申し込むことになります。

ただし、当社には「社内で使う時間の目安」の数字がありません。Claudeもそこを分かっていて、「目安の数字を作って書くことはしない。実例で書くのが合う」と返してきました。数字を作らない、という線はAIのほうから出てきました。

2026年内 限定

Claude経営伴走コンサルが、年内は半額です

渡すページの選び方、AIへの聞き方、直す・書かないの決め方まで。Claudeで売上をつくる経営伴走コンサルティングでは、代表の酒井が1人で伴走します。

通常価格

月330,000円(税込)

→

2026年内の利用月は半額

月165,000円(税込)

年内半額のClaude経営伴走コンサルを見る →

初期費用なし・月単位でいつでもやめられます。年内の新しい受け入れは、あと5社までです(2026年10月4日時点)。※Claudeの利用料は別にかかります。

ページ同士の食い違い8件

📌 このセクションの要点8件とも、よくある質問のページと、ほかのページで言っていることが違いました。お客様は、どちらが本当か分かりません。

1ページずつ読んでいると、気づきにくい食い違いです。8ページを続けて読ませたから見つかりました。

表4:よくある質問とほかのページの食い違い8件(2026年10月5日時点)と、どちらが正しかったか
#よくある質問のページほかのページ正しかったほう
1プランごとに期間が決まっているいつでもやめられます・6ヶ月が目安ほかのページ
2初期費用が発生する場合があります初期費用なし・追加料金は基本ありませんほかのページ
3最初の数本をレクチャーしながら一緒に作る最初の6本は酒井が制作、7本目から自社でほかのページ
4手応えまで半年〜1年が目安成果が出始める目安は3〜6ヶ月酒井が確認して3〜6ヶ月にそろえた
5オンライン完結が可能リアル推奨+必要に応じてオンライン酒井が確認して「訪問のほか、オンラインでもできます」
6担当者がいなければ、まず代行で立ち上げ当社は代行をしない酒井が確認して文を消した
7講演料の目安は2〜3時間講師依頼ページは2時間まで講師依頼ページ
8勉強会(動画経営実践会)があります2026年8月にAI経営実践会へ変わったほかのページ

6番は、とくに危ない食い違いでした。当社は撮影や編集の代行をしない会社なのに、よくある質問が「まず代行で」と勧めていたのです。読んだお客様は「では、どこに頼めばいいのか」で止まってしまいます。

ここから後半です。見つかったものを、何を直して、何を直さなかったのか。判断の線を書きます。

直したこと、直さなかったこと

📌 このセクションの要点
  • 見つかったものは、直す・聞く・書かない、の3つの箱に分けました。
  • Claudeの質問11問に酒井が全部答え、記事やページに書ける文になったのが9問、書かないと決めたのが2問でした。
  • 2026年10月10日に測り直すと、食い違い8件はすべて直っていました。

直す

事実と、もう決めたことに合わせる直し。よくある質問の食い違いがこれです。答えを待たずに直せます。

聞く

事実が分からない所。AIに埋めさせず、酒井に質問11問として返ってきました。答えた所だけ文にします。

書かない

答えは出たが、表に出さないと決めたもの。事例の会社の社員数と、「途中でやめた会社は無い」の2つです。

11問の質問と、答えの行き先

表5:Claudeからの質問11問と、酒井の答えから作った文(2026年10月5日)
問い答えから作った文(要点)行き先
だれが撮影と編集をしているか小さな会社では、社長がご自分で撮影と編集をされることもある(よくある質問に入れた)。大きめの会社の進め方は、ページに入れるのはこれから書く(一部)
週にどれくらいの時間か/面談の間に何を頼んでいるか研修は1回半日を月2回。研修と研修のあいだは、御社で実践していただく(週の時間の目安は無いので、数字は書かない)書く
半日の面談で何をしているかページに入れるのはこれから書く(これから)
やめるときは、いつまでに言うかやめるときは、1か月前までにご連絡ください書く
支払いと契約書お振込み。初回は契約を始める日の1週間前まで、2回目からは更新日まで。契約書はご希望に合わせる書く
診断から始めるまで何日か1週間で始めた会社もあれば、半年後に始めた会社もある書く
うまくいかなかった会社の共通点研修の日だけ取り組む/決裁できる方が入らない/うまくいかない理由を人や環境のせいにする(料金のページに入れた)書く
面談の日に行けなくなったら事前にご相談します書く
途中でやめた会社はあったか答えは出たが、今は書かない書かない
事例の会社の社員数答えは出たが、表に出さない書かない

※質問は11問です。週の時間と面談の間の2問は、答えが1つにまとまったので1行にしています。

「書かない」と決めた理由

「途中でやめた会社はありません」は、言えれば強い言葉です。けれど、書かないことにしました。少し前まで、ページには「6ヶ月・3ヶ月の契約」と書いていました。期間が決まった契約で「途中でやめた会社が無い」と言っても、強い証拠になりません。それに、2008年からの全部の会社で1社も例外が無いと言い切る必要があります。1社でも違えば、かえって信用を落とします。

事例の会社の社員数は、酒井が「表には出さない」と決めました。書けば分かりやすくなる所でも、書いてよいかを決めるのは会社の側です。

直す前と、直した後

表6:よくある質問の直す前と後(2問・2026年10月5日に保存)
問い直す前直した後
契約期間や最低契約期間はありますか?プランごとに期間が決まっており(例:内製化支援は6ヶ月、チャンネル作成支援は3ヶ月)、支払いは月額制です。決まった契約期間はありません。いつでもやめられます(内製化プランは6ヶ月、チャンネル作成プランは3ヶ月が目安です)。やめるときは、1か月前までにご連絡ください。
初期費用はかかりますか?初期費用が発生する場合があります。月額に含むか別途かはプランにより異なります。当社のプランに、初期費用はありません。かかるのは月額の料金(税込)です。

よくある質問は、見える本文と、検索エンジン向けのデータ(構造化データ)の両方に同じ文があります。2026年10月5日に、4問・17か所を、両方そろえて1回で直しました。料金のページなど、ほかのページは、それぞれのページを直す回に合わせて直しました。

YouTube内製化プラン(PLAN 01)の中身:目標を決めてチャンネルを整える/企画・撮影・編集を社内でできるように/つくる・確かめる・直すを繰り返す。月2回・半日、6ヶ月が目安、酒井が直接担当
当社の内製化プランの中身の図(2026年10月)

5日後に測り直した

表7:8ページに出てくる言葉の変化(2026年10月5日→10月10日・8ページの合計)
言葉10月5日10月10日意味
契約書0回3回契約書の扱いを書いた
振込0回3回支払いの方法を書いた
1か月前(までにご連絡)0回5回やめ方を書いた
最初の数本あり0回「最初の6本」にそろえた
半年〜1年あり0回「3〜6ヶ月」にそろえた
オンライン完結あり0回「訪問のほか、オンラインでも」に直した
2〜3時間(講師料)あり0回「2時間まで」にそろえた

出典:当社の8ページ(10月5日=Claudeが数えた値/10月10日=当社がログインせずに公開ページを読んで数えた値)

まだ残っていることもあります。大きめの会社でのチームの組み方と、研修を会社ごとに組み立てることは、ページにはまだ入れていません。内製化プランのページの作り直しも、これからです。社内で使う時間の目安は、数字が無いので、これからも作りません。

ホームページ改善に使える確認表と、指示文の例

📌 このセクションの要点渡すのは「問い合わせまでに通るページの全文」。聞くのは3つだけ。答えが無い所は、AIに埋めさせない。この3つを守れば、どの会社でもできます。
表8:AIにお客様の代理で読ませる前の確認表(当社の見直しから)
#確かめることなぜ
1読ませるページを、お客様が通る順に並べたか1ページずつだと、ページ同士の食い違いが見えない
2ページの全文を渡したか(要約ではなく)「書いていない」は、全文を見ないと言えない
3役を「初めて知るお客様」に決めたか役が無いと、作り手側の改善案になりやすい
4数を絞ったか(3つ・1つ)全部出させると、どれからやるか決められない
5分からない所は質問させたかAIが答えを作ると、事実ではない文がページに入る
6直す・聞く・書かないを、人が決めたか書いてよいかを決めるのは会社の側
7直したあとに、もう一度読ませたか(測り直したか)直したつもりの所が残っていないかを確かめる

下は、当社の指示を、ほかの会社でも使えるように言い直した例です。当社が実際に出した文そのものではありません(実際の文は2章のとおりです)。

指示文の例(一般の会社向け)
これから、当社のホームページのうち、問い合わせまでにお客様が通るページを、順番に全文で渡します。あなたは、当社を初めて知るお客様の代理です。読み終えたら、次の3つに答えてください。①お客様が知りたいはずなのに、書かれていないことを3つ ②その中で一番大事な1つと、その理由 ③事実が分からない所は、答えを作らずに、私への質問にしてください。

セミナー資料「今日から渡せる材料は、この5つです」。①会議の録音②商談の録音③自分が喋った録画④過去の資料⑤自社サイトの文章。新しく作る必要はなく、すでに社内にあるものをそのまま渡す
当社のセミナー資料(2026年10月)。自社サイトの文章は、今日から渡せる材料の1つ

この作業はCoworkで行いました

この見直しは、Claudeのデスクトップ版のCoworkだけで行いました。ページを読む、全文を比べる、酒井に質問を出す、直す前と後の表を作る。どれも「読んで考えて、人に確かめる」仕事なので、チャットで足ります。同じ操作を何百回もくり返す仕事なら、当社はClaude Codeを使います。

表9:当社のCoworkとClaude Codeの分け方(2026年10月時点)
仕事の形当社が使うもの例
読んで判断し、人に確認するClaude(Cowork)この記事の見直し
同じ操作を何百回もくり返すClaude CodeYouTubeの動画1,111本のタイトルと概要欄の書き直し

中小企業がClaudeを集客・採用にどう使うかは、中小企業のClaude活用にまとめています。

自社のホームページを見直したい方へ

お客様が止まっている所を、60分で一緒に探しませんか

集客・採用とAI対策の60分オンライン無料診断では、いまのホームページを一緒に見て、どこから直すかを決めます。向かないと思ったら、正直にそうお伝えします。

※ ITコーディネータ・酒井大輔が対応します。

よくある質問(FAQ)

FAQAIでホームページを見直すときに、よく聞かれることです。
QAIでホームページの改善点は見つけられますか?+
見つけられます。初めてのお客様の代理として全文を読ませると、知りたいのに書いていないことと、ページ同士の食い違いが出てきます。当社では、書いていないこと3つと食い違い8件が見つかりました。
QAIでの見直しと、ホームページ診断は何が違いますか?+
診断は項目ごとに点数をつけます。お客様の代理で読ませる見直しは点数を出さず、申し込みまでに通るページを続けて読ませて、抜けと食い違いを探します。
Qどのページを渡せばよいですか?+
お客様が問い合わせまでに通るページを、通る順に全文で渡します。当社はトップ・料金・プラン・無料診断・申込み・よくある質問など8ページを渡しました。
QAIが「書いていない」と言ったことは、全部書くべきですか?+
全部ではありません。事実と決めたことに合わせる所は直し、分からない所は聞き、書いてよいかは会社が決めます。当社は社員数などを書かないと決めました。
QChatGPTでもできますか?+
できます。役を決めて全文を渡し、分からない所は質問させる手順は同じです。当社の作業はClaude(Cowork)で行いました。

まとめ

  • 自分で直してきたホームページほど、書いていないことは自分では見えない。初めてのお客様の代理として、AIに全文を読ませると出てくる。
  • 渡すのは、問い合わせまでに通るページの全文。聞くのは「書いていないこと3つ・一番大事な1つ・分からない所は質問」。
  • 当社では、書いていないこと3つと食い違い8件が見つかった。「いつでもやめられます」18回に対し、「解約」「契約書」「振込」は0回だった。
  • 直す・聞く・書かないは人が決める。社員数と「途中でやめた会社は無い」は書かないと決めた。
  • 直したら測り直す。5日後には食い違い8件がすべて直っていた。

※Claudeは、Anthropic社が提供する生成AIで、同社の商標です。当社は、同社の公認・提携先ではありません。当社の作業はClaude(Cowork)で行っています(2026年10月時点)。ChatGPTは、OpenAI社が提供する生成AIです。