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Claude#YouTube Data API#準備の記録

YouTube Data APIとは|準備の手順と、Claudeに任せて21分で通した方法

2026年9月26日の当社の記録開始から認証まで約21分止まった所3つも掲載自社チャンネル3,019本の実測

著者:酒井大輔(ITコーディネータ) | 公開日:2026年10月9日 | 読了目安:約16分

この記事の要点YouTubeの動画の題名や概要欄(説明欄)を、まとめて直したい。そう思っても、「YouTube Data APIの準備」と聞いたところで手が止まる方へ。私もその一人でした。自分では難しそうだったので、Google Cloudの画面の操作をClaudeに任せました。この記事は、その日の記録です。だれが何をしたか、どこで止まったか、私が自分でした操作は何だったかを、時刻つきでお見せします。
📌 30秒まとめYouTube Data APIとは、YouTubeの動画の題名や概要欄(説明欄)を、まとめて読み書きするための公式の入口です。使うための準備の手順は6つです(Google Cloudでの設定4つと、パソコンの側の作業2つ)。当社は2026年9月26日、画面の操作をClaudeに任せて、最初の画面を開いてから約21分で認証まで通しました。
  • 私がした操作は3種類=規約への同意、確認への返事、認証の画面での許可です。Google Cloudの画面の操作はClaudeがしました。
  • 手順書と実際が違った所は6つ=画面の作りが変わっていた所が4つ、パソコンの側の前提が違った所が2つです。
  • 止まった所は3つ=テストユーザーの保存漏れ、台本に入れていた上限、7日後の認証切れです。
  • 準備の約3分後に分かったこと=当社のチャンネルの動画は合計3,019本でした。やり直した実行で、読み取りに使ったのは約166ユニットです。
酒井大輔 ITコーディネータ ユーチューブビジネスサポート代表

この記事の著者

酒井 大輔(Sakai Daisuke)|中小企業の集客・採用をYouTubeとClaudeで解決するコンサルタント/ITコーディネータ

2008年からYouTubeで中小企業100社以上の集客・採用を支援。いまはClaudeでSEO・LLMO対策と記事づくりを社内に残す伴走をしています。ITコーディネータ、著書2冊。ユーチューブビジネスサポート代表。

東京都中小企業振興公社 登録専門家(No.1738)・ITC中部 理事・ITCA公式研修講師

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※Claudeは、Anthropic社が提供する生成AIで、同社の商標です。当社は、同社の公認・提携先ではありません。

準備は約21分で終わり、私がした操作は3種類でした

📌 このセクションの要点2026年9月26日、YouTube Data APIの準備は、最初の画面から認証が通るまで約21分でした。Google Cloudの画面はClaudeが操作し、私がしたのは同意・返事・許可の3種類です。

先に結論です。YouTube Data APIの準備は、約21分で終わりました。Google Cloudの最初の画面を開いたのが15時46分、認証が通ったのが16時06分です。

なぜ自分でやらなかったのか。理由はひとつで、自分では難しそうだったからです。私はエンジニアではありません。

そこで、画面の操作をClaudeに頼みました。使ったのは、Chromeのサイドパネルで開くClaude(Cowork)です。この記事では「Chromeの横で動くClaude」と呼びます。手順書を貼り付けて送った言葉は、「これを進めたいです。」でした。続けて送ったのは「進めれることは進めてください」の1行だけです。特別な指示文は書いていません。そのあと私がした操作は、次の3種類でした。

1規約への同意

同意のチェックを入れて、「作成」を押しました。

2確認への返事

フォルダを作ること、Pythonを入れることを、聞かれて了承しました。

3認証の画面での許可

ブラウザで自分のチャンネルを選んで、許可しました。

だれが何をしたかを、表にまとめます。

※ 表は横にスクロールできます

表1:YouTube Data APIの準備で、だれが何をしたか(当社の記録・2026年9月26日)
担当したこと
私(酒井)手順書を渡して頼む/規約への同意と「作成」/フォルダとPythonについての確認に返事/認証の画面でチャンネルを選んで許可
Chromeの横で動くClaudeGoogle Cloudの画面の操作(プロジェクトの作成、APIの有効化、同意画面の入力、テストユーザーの追加、クライアントIDの作成、認証ファイルのダウンロード)
パソコンの中で動くClaude(Claude Code)認証ファイルの置き場所づくりと移動/Pythonとライブラリの導入/認証の台本の実行/チャンネルが合っているかの確認/最初のバックアップ

出典:当社の操作記録(Chromeの横で動くClaudeの画面の記録と、パソコンの中で動くClaudeの記録・ファイルの日時を突き合わせたもの)

Claude in Chromeがブラウザを操作している画面。オレンジ色の枠と「Claudeがこのブラウザのデバッグを開始しました」の通知が表示されている
Chromeの横で動くClaudeが、ブラウザを操作しているときの画面です。操作中はオレンジ色の枠が出ます(2026年7月に当社で撮影。9月26日の画面ではありません)

こうした作業を生成AIに任せる会社は、調査で見るとまだ少ないほうです。帝国データバンクの調査では、生成AIを業務で活用している企業3,560社に主な活用業務を聞いたところ、「文章の作成・要約・校正」が45.1%でした。今回の作業にそのまま当たる選択肢はありませんが、近い「コード生成などのプログラミング支援」は5.9%です。

出典:帝国データバンク「生成AIに関する企業の動向調査(2026年3月)」(調査2026年3月17日〜31日・有効回答10,312社・2026年5月14日公表。数字は、生成AIを業務で活用している企業3,560社への設問)

正直に書くと、この準備を「自分で通した」とは言えません。画面を動かしたのはClaudeです。ただ、私は迷いませんでした。

なお、これは当社の1回の記録です。だれがやっても21分で終わる、という意味ではありません。

21分の記録(時刻つき)

📌 このセクションの要点15時46分に始め、16時06分に認証が通りました。Google Cloudの設定が約5分、そのあと認証を始めるまでが約10分、認証が約5分です。手順書の見積もりは約15分でした。

その日の流れを、時刻の順に並べます。時刻は、画面の記録とファイルの日時から拾ったものです。

※ 表は横にスクロールできます

表2:YouTube Data APIの準備の時系列(当社の記録・2026年9月26日・日本時間)
時刻起きたことだれが
15:46Google Cloudの画面を開いて開始Chromeの横のClaude
15:47プロジェクトを作成Chromeの横のClaude
15:48YouTube Data API v3を有効にし、同意画面を入力Chromeの横のClaude
15:49ごろ規約への同意にチェックを入れ、「作成」を押す私
15:50ごろテストユーザーを追加(このとき保存できていなかった)Chromeの横のClaude
15:51クライアントIDを作成し、認証ファイルをダウンロードChromeの横のClaude
15:54ごろパソコンの中のClaudeで作業を開始私
15:58認証ファイルの置き場所を作り、ファイルを移すパソコンの中のClaude(私の確認の後)
15:59〜16:01Pythonとライブラリを入れるパソコンの中のClaude(私の了承の後)
16:02ごろ〜16:06認証の台本を起動し、ブラウザで認証へ進むパソコンの中のClaude/私
16:05テストユーザーが0人だと分かるChromeの横のClaude
16:06テストユーザーを登録し直し、一覧で確認Chromeの横のClaude
16:06認証が通る。チャンネルが合っていることを確認私/パソコンの中のClaude
16:06〜16:09台本の上限(100ユニット)で止まり、300に上げて再実行パソコンの中のClaude
16:09最初のバックアップが完了パソコンの中のClaude

出典:当社の操作記録。「ごろ」と書いた時刻は、前後の記録からの見立てです。

図1:約21分の内訳(15時46分〜16時06分)

YouTube Data APIの準備にかかった約21分の内訳15時46分から16時06分までを5つに分けた帯の図。Google Cloudの設定が約5分、パソコンの中のClaudeを始めるまでが約3分、置き場所づくりが約5分、Pythonの導入が約2分半、認証が約5分。15:4615:5115:5415:5916:0116:06約5分約3分約5分約2分半約5分Google Cloudの設定作業を移すまで置き場所づくりPythonの導入認証Chromeの横のClaudeパソコンの中のClaude同左私とClaude合計 約21分(手順書の見積もりは約15分)
出典:当社の操作記録(2026年9月26日)。最初の画面から認証が通るまでは20分31秒でした。

手順書の見積もりは約15分でした。実際は約21分です。この間には、手順書に無かった作業(Pythonの導入)と、止まった所(テストユーザーの直し)が入っています。どちらも、あとの章で書きます。

準備の約3分後に分かったこと|動画は3,019本ありました

📌 このセクションの要点認証が通った約3分後、最初のバックアップが終わりました。当社のチャンネルの動画は合計3,019本。公開2,196本、限定公開804本、非公開19本です。やり直した実行で、読み取りに使ったのは約166ユニットでした。

準備ができると、何が手に入るのか。当社の場合、最初に手に入ったのは自分のチャンネルの全体像でした。

認証が通ったのが16時06分。最初のバックアップが終わったのが16時09分です。この約3分で、チャンネルの動画と再生リストの情報を、まとめて手元に写し取りました。動画には何も書き込んでいません。

3,019
動画の合計(本)
約166
読み取りに使ったユニット(やり直した実行)
0
書き込みとエラー(件)

※ 表は横にスクロールできます

表3:最初のバックアップで分かった、当社のYouTubeチャンネルの中身(2026年9月26日 16時09分取得)
項目数
動画の合計3,019本
 うち公開2,196本
 うち限定公開804本
 うち非公開19本
ショート動画(180秒以下で推定)1,285本
再生リスト24本
概要欄が4,500字以上の動画94本
タグが空の動画30本
チャプター(0:00)がある動画804本

出典:当社のバックアップの集計(YouTube Data APIで読み取り・2026年9月26日 16時09分取得)

なお、当サイトで「公式チャンネル2,000本以上」と書いているのは、このうち公開している動画(2,196本)のことです。

図2:動画3,019本の公開の状態

当社のYouTubeチャンネルの動画3,019本の公開の状態動画3,019本の内訳を示す帯の図。公開が2,196本、限定公開が804本、非公開が19本。公開 2,196本限定公開 804本非公開 19本合計 3,019本公開している動画は、全体の約73%でした(2,196÷3,019)
出典:当社のバックアップの集計(2026年9月26日 16時09分取得)

この一覧は、管理画面を1本ずつ開いて数えたものではありません。YouTube Data APIを通して、まとめて読み取ったものです。

概要欄が上限の5,000字に近い動画が94本、タグが空の動画が30本。直す前に、どこに手を入れるかが数字で見えました。準備の価値は、ここにあります。書き換える前に、まず全体を数えられることです。

YouTube Data APIとは何か、準備は何をすることか

📌 このセクションの要点YouTube Data APIは、動画の題名や概要欄をまとめて読み書きするための、YouTubeの公式の入口です。準備は、Google Cloudでの設定4つと、パソコンの側の作業2つです。

ここで、準備の中身を整理します。YouTube Data APIは、動画の題名や概要欄を、まとめて読んだり書いたりするための入口です。YouTubeが公式に用意しています。動画が何百本もあると、管理画面で1本ずつ開いて直すのは時間がかかります。そこで、この入口を使います。

当社がこの入口を使った場面

  • 直す前に、いまの題名や概要欄をまとめて控えておく(バックアップ)
  • 動画の題名や概要欄を、まとめて見直す

「APIキー」と「本人の許可(OAuth)」は別のものです

YouTube Data APIを調べると、「APIキー」という言葉もよく出てきます。ただ、APIキーだけで読めるのは、だれでも見られる公開の情報です。動画の題名や概要欄を書き換えるには、チャンネルの持ち主が許可する仕組み(OAuth 2.0)が要ります。この記事の準備は、この「本人の許可」を使えるようにするものです。

APIキーでできること

  • 公開されている動画やチャンネルの情報を読む
  • 書き換えはできない

本人の許可(OAuth 2.0)でできること

  • 自分のチャンネルの非公開の動画も含めて読む
  • 題名や概要欄を書き換える

当社が読み取った3,019本には、非公開の動画も入っていました。非公開の動画は、本人の許可がないと読めません。

出典:Google for Developers「YouTube Data API の概要」(2026年10月9日確認)

入口を使えるようにするまでが「準備」です。やることは6つあります。プロジェクトを作る、APIを有効にする、同意画面を設定する、クライアントIDを作る、認証ファイルを置く、ブラウザで認証する、の6つです。

表4を開く:YouTube Data APIの準備でやること(6つ)

※ 表は横にスクロールできます

表4:YouTube Data APIの準備でやること(当社の手順書をもとに整理・2026年9月時点)
順やること何のためか
1Google Cloudでプロジェクトを作る設定をまとめておく入れ物を作る
2YouTube Data API v3を有効にするその入れ物で、YouTubeの入口を使えるようにする
3同意画面を設定し、テストユーザーを足すだれが使ってよいかを決める(自分だけにする)
4クライアントIDを作り、認証ファイルをダウンロードする自分のパソコンから使うための合言葉を受け取る
5認証ファイルを、作業フォルダの外に置くほかのファイルと一緒に外へ出てしまわないようにする
6ブラウザで認証する(チャンネルを選んで許可)自分のチャンネルを扱ってよい、と本人が認める

最初の4つがGoogle Cloudの画面での設定、あとの2つがパソコンの側の作業です。

準備の段階では、チャンネルは変わりません

ここまでの作業で、動画の題名や概要欄が変わることはありません。準備は「使えるようにする」までです。当社が準備の直後にしたのも、いまの状態を写し取るバックアップだけでした。

「ユニット」という数え方があります

YouTube Data APIは、使った量を「ユニット」で数えます。Googleの公式ページによると、YouTube Data APIを有効にしたプロジェクトには、既定で1日10,000ユニットが割り当てられます。読み取りは通常1ユニット、書き込みは通常50ユニットです。

表5を開く:1日10,000ユニットで、どれだけできるか

※ 表は横にスクロールできます

表5:1日10,000ユニットで、どれだけできるか(Googleの公式の数字と当社の実測・2026年10月6日時点)
操作1回のユニット(公式)1日10,000ユニットでの回数(計算)当社の実測
読み取り通常110,000回動画3,019本と再生リスト24本の読み取りで、約166ユニット(やり直した実行)
書き込み(題名や概要欄の更新など)通常50200回別の記事にまとめます

出典:Google for Developers「YouTube Data API の概要」(2026年10月6日確認)

なお、2026年6月から、検索(search.list)と動画のアップロード(videos.insert)は、ほかとは別の割り当てで数える形に変わっています。表5の数字は、当社が使った読み取りと、題名・概要欄の書き換えの目安です。ほかの操作を使うときは、その操作の公式の数字を確かめてください。

出典:Google for Developers「YouTube Data API 改訂履歴」(2026年6月1日の項・2026年10月9日確認)

この準備のあとに何をしたか(動画の題名と概要欄をまとめて書き直した記録)は、別の記事にまとめます。

手順書と実際が違った6か所

📌 このセクションの要点前日に作った手順書と、当日の実際は6か所で違いました。Google Cloudの画面の作りが4つ、パソコンの側の前提が2つです。画面を見て進められる相手がいたので、止まりませんでした。

ここから後半です。残りは「違った所」「止まった所」「任せた線引き」「確認表」の4つです。お急ぎなら、最後の確認表だけでも役に立ちます。

準備の前日、Claudeに手順書を作ってもらっていました。当日はその手順書を渡して始めましたが、実際は6か所で違いました。

※ 表は横にスクロールできます

表6:手順書と実際が違った6か所(当社の記録・2026年9月26日時点の画面)
#手順書実際
1「OAuth同意画面」を開いて設定する入口は「Google Auth Platform」。アプリ情報→対象→連絡先情報→終了の4ステップで入力する形だった
2記載なし「連絡先情報」として、メールアドレスの入力があった
3記載なし最後に、ユーザーデータに関するポリシーへの同意のチェックがあった
4同意画面の中でテストユーザーを足す4ステップの中には無かった。作成のあと「対象」のページを開いて足す
5私がフォルダを作り、認証ファイルを置くフォルダはまだ無く、ファイルはダウンロードした場所にあった。Claudeが確認を取ってから作り、移した
6記載なしパソコンにPythonが入っていなかった。Claudeが了承を取ってから入れた

出典:当社の手順書(2026年9月25日作成)と、9月26日の操作記録。Google Cloudの画面は変わることがあります。

1〜4は、Google Cloudの画面の作りが、手順書を書いた時点の想定と違っていた所です。手順書にも「表示によってはGoogle Auth Platform」と添えてありましたが、中の進み方までは書けていませんでした。

5と6は、私のパソコンの側の話です。5は、手順書では私がする作業でした。実際にはClaudeが確認を取ってから済ませました。6のPythonは、手順書に書かれていませんでした。

ここで伝えたいのは、手順書の出来ではありません。画面は変わる、ということです。手順書どおりでない画面が出たとき、その画面を見て次へ進める相手がいると、作業は止まりません。この日はそれがClaudeでした。

止まった所3つと、その直し方

📌 このセクションの要点止まった所は3つです。テストユーザーの保存漏れ(Claudeの確認不足)、台本に入れていた100ユニットの上限、7日後の認証切れ。どれも直し方は短く、防ぎ方もあります。

うまくいった話だけでは、役に立ちません。止まった所も書きます。3つありました。

※ 表は横にスクロールできます

表7:YouTube Data APIの準備で止まった所と直し方(当社の記録・2026年9月26日〜10月3日)
止まった所何が起きたか直し方防ぎ方
① テストユーザーの保存漏れ足したはずのテストユーザーが、一覧では0人だった登録し直して、一覧に名前が出たのを確かめた「保存」のあと、一覧を見てから次へ進む
② 台本の上限台本に入れていた100ユニットの上限に達して止まった上限を300に上げて、もう一度実行した上限は、見込みに余裕を足して決める
③ 7日後の認証切れ10月3日に、認証の期限切れで動かなくなった同じ認証の操作を、もう一度した認証した日から7日後に、予定を入れておく

出典:当社の操作記録

① テストユーザーの保存漏れは、Claudeの確認不足でした

15時50分ごろ、Claudeはテストユーザーに私のアカウントを入れて、「保存」を押しました。そして、一覧を確かめないまま次へ進みました。実際には保存できていませんでした。

16時05分に一覧を開くと、テストユーザーは0人でした。登録し直すと、38秒後に認証が通りました。このとき止まっていた画面の文面は、記録に残していません。

原因は、押したあとに結果を見なかったことです。人でも起きる失敗ですが、この日はClaudeがしました。直すのにかかった時間は約1分です。防ぎ方は、保存のあとに一覧を見てから次へ進むことです。

② 上限は、Googleの割り当てとは別のものです

手順書では、最初のバックアップは100ユニット未満の見込みでした。台本にも100ユニットの上限を入れてありました。実際にはその上限に達して止まったので、300に上げて再実行しました。やり直した実行で使ったのは、約166ユニットです。止まった1回目と合わせた全体では、約265ユニットでした。動画が3,019本あったので、100では足りませんでした。

これは当社が台本に入れていた上限の話です。Googleが決めている1日10,000ユニットの割り当てに達したわけではありません。

③ テスト中は、7日で認証が切れます

9月26日に通した認証は、10月3日に切れました。これは不具合ではなく、Googleの決まりです。ユーザーの種類が「外部」、公開ステータスが「テスト」のプロジェクトでは、認証を続けるための鍵(更新トークン)が7日で切れます。名前やメールアドレスだけを読む許可は例外ですが、YouTubeの動画を読む許可は例外に入りません。テスト中のまま使うときの話なので、YouTube Data APIを使う人がみな、7日ごとに認証し直すわけではありません。

出典:Google for Developers「OAuth 2.0 を使用して Google API にアクセスする」/Google Cloud ヘルプ「Manage App Audience」(英語・内容は当社訳)。いずれも2026年10月6日確認

切れたときは、最初と同じ認証の操作をもう一度するだけでした。作業が1週間を超えるなら、7日ごとに1回、この操作が入ります。

図3:認証が切れた日と、認証し直した日

認証が切れた日と、認証し直した日9月26日に認証し、7日後の10月3日に切れて認証し直した。次に切れる見込みは10月10日ごろ。9月26日10月3日10月10日ごろ認証(16時06分)切れる→認証し直す次に切れる見込み7日7日認証し直したのは1回です(10月3日 20時09分)
出典:当社の操作記録(2026年9月26日〜10月3日)

Claudeに任せたこと、任せなかったこと

📌 このセクションの要点画面の操作とパソコンの中の作業はClaudeに任せ、規約への同意と認証の許可は私がしました。Claudeも、同意のチェックの手前で手を止めて、私に確認を求めました。

「画面ごと任せた」と書きましたが、全部ではありません。線を引いた所があります。

※ 表は横にスクロールできます

表8:Claudeに任せたことと、任せなかったこと(当社の記録・2026年9月26日)
区分中身理由
任せたGoogle Cloudの画面でのクリックと入力画面を見て進められる。手順書と違っても止まらない
任せたパソコンの中の作業(フォルダ、Python、台本の実行)自分では難しそうだった
私がした規約への同意のチェック同意は、本人がすること
私がした認証の画面で、チャンネルを選んで許可自分のチャンネルを扱ってよいと認めるのは、本人
決めておいた認証ファイルは作業フォルダの外に置き、人に渡さないほかのファイルと一緒に外へ出るのを防ぐ

規約への同意は、私が「自分でやる」と言い出したのではありません。Claudeのほうが、同意のチェックの手前で手を止めて、私に確認を求めました。私はチェックを入れて、「作成」を押しました。任せる側が線を引かなくても、任された側が止まる所があった、というのがこの日の事実です。

Claudeには、操作の前に人の承認を求める設定もあります。任せる範囲に迷うときは、こうした設定を先に見ておくと安心です。

Coworkの承認モードの選択画面。手動で承認・自動承認・すべての承認をスキップの3つから選べる
デスクトップ版のClaude(Cowork)で、承認モードを選ぶ画面です。「手動で承認」「自動承認」などから選べます(2026年7月に当社で撮影)

Claudeを2つに分けた理由

この日は、Claudeを2つ使いました。Chromeの横で動くClaudeと、パソコンの中で動くClaude(Claude Code)です。

分けた理由は単純です。Google Cloudの画面はブラウザの中にあるので、Chromeの横のClaudeが操作できます。一方、認証ファイルは私のパソコンの中に置きます。そこで、パソコンの側の作業はClaude Codeに渡しました。

表9を開く:Chromeの横のClaudeと、パソコンの中のClaudeの違い

※ 表は横にスクロールできます

表9:Chromeの横のClaudeと、パソコンの中のClaude(Claude Code)の違い(当社の記録・2026年9月26日)
見る点Chromeの横のClaudeパソコンの中のClaude(Claude Code)
動く場所Chromeの画面の横デスクトップ版の「Code」のタブ
この日に触ったものGoogle Cloudの画面パソコンの中のフォルダとファイル
この日にしたことGoogle Cloudの設定4つと、認証ファイルのダウンロード置き場所づくり、Pythonの導入、認証の台本の実行、バックアップ
この日に担当しなかった所パソコンの中のフォルダとファイルGoogle Cloudの画面
私に確認を求めた場面規約への同意フォルダを作ること、Pythonを入れること
Claudeデスクトップ版のホーム画面。上部はホームとCodeの2タブで、チャットとCoworkは入力欄の中で切り替える
Claudeのデスクトップ版のホーム画面です。上に「Code」のタブがあります(2026年7月に当社で撮影)

認証のときに出る注意の画面について

手順書には、認証のとき「このアプリはGoogleで確認されていません」という画面が出る、と書いてありました。Googleのヘルプによると、この画面は、Googleの確認を受けていないアプリが、機密性の高い情報への権限を求めたときに出ます。

出典:Google Cloud ヘルプ「Unverified apps」(英語・内容は当社訳・2026年10月6日確認)

手順書の説明は、「自分で作った自分用のアプリなので、この表示は出て当たり前」というものでした。当日この画面がどう出たかは、記録に残していません。だれが作ったか分からないアプリでこの画面が出たときは、先へ進まないでください。

この準備にかかったもの

費用も書いておきます。当社が生成AIに払っているのは、Claudeの上位プラン(Maxプラン)1本だけです。月200ドル(税抜・請求は220ドル/2026年9月時点)の定額で、今回の準備はこの契約の中で行いました。

※ 表は横にスクロールできます

表10:YouTube Data APIの準備にかかったもの(当社の記録・2026年9月26日)
項目かかったもの
時間最初の画面から認証が通るまで、約21分
Claude契約している上位プラン(月200ドル・税抜/請求は220ドル)の範囲
YouTube Data API作業の途中で、支払い方法の登録を求められることはなかった
使ったユニット最初のバックアップで、やり直した実行が約166、止まった1回目と合わせて約265(1日の割り当ては10,000)

金額やプランは変わることがあります。

終わったときに思ったこと

認証が通ったとき、思ったことは2つです。Claudeがなければできない。そして、めっちゃ便利。飾らずに書くと、これがそのままの感想です。

この21分で、動画の題名と概要欄をまとめて直すための入口が、自社の中にできました。

同じことを始める前の確認表

📌 このセクションの要点始める前に確かめるのは6つです。なかでも、チャンネルの持ち主のアカウント、認証ファイルの置き場所、7日後の予定の3つは、先に決めておくと止まりにくくなります。

最後に、当社が止まった所と、手順書の注意書きから、確認表を作りました。同じ準備をClaudeに頼む前に、目を通してください。

※ 表は横にスクロールできます

表11:YouTube Data APIの準備をClaudeに頼む前の確認表(当社の記録と手順書から作成)
いつ確かめることなぜ
始める前チャンネルの持ち主は、どのGoogleアカウントか認証で別のアカウントを選ぶと、別のチャンネルを読んでしまう
始める前認証ファイルを置く場所を、作業フォルダの外に決めたかほかのファイルと一緒に外へ出るのを防ぐ
始める前規約への同意と認証の許可は、自分ですると決めたか本人がすることだから
途中テストユーザーを保存したあと、一覧に名前が出たか保存できていないと、認証が通らない
途中認証のあと、読み込んだチャンネルが自分のものか別のチャンネルにつながっていないかを確かめる
終わったあと7日後に、再認証の予定を入れたかテストの状態では、認証が7日で切れる

今日やることは1つだけです。自社のYouTubeチャンネルの持ち主が、どのGoogleアカウントなのかを確かめてください。会社のチャンネルは、個人のアカウントとは別の入れ物(ブランドアカウント)になっていることがあります。ここが分かっていれば、認証で迷いません。

YouTubeとClaudeを、自社で回したい方へ

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※ ITコーディネータ・酒井大輔が対応します。

よくある質問(FAQ)

FAQYouTube Data APIについて、7つの質問に、当社の記録とGoogleの公式ページをもとに答えます。
QYouTube Data APIとは何ですか。+
YouTubeが公式に用意している、動画の題名や概要欄(説明欄)、再生リストなどを、まとめて読み書きするための入口です。使うには、Google Cloudでの設定と認証が要ります。
QAPIキーとOAuth(本人の許可)は、何が違いますか。+
APIキーだけで読めるのは、だれでも見られる公開の情報です。動画の題名や概要欄を書き換えたり、非公開の動画を読んだりするには、チャンネルの持ち主の許可(OAuth 2.0)が要ります。この記事の準備は、この許可を使えるようにするものです。
QYouTube Data APIの準備に、お金はかかりますか。+
当社が準備をした2026年9月26日は、作業の途中で支払い方法の登録を求められることはありませんでした。Googleの公式ページによると、YouTube Data APIを有効にしたプロジェクトには、既定で1日10,000ユニットが割り当てられます(2026年10月6日確認)。当社の最初のバックアップ(動画3,019本の読み取り)で使ったのは、やり直した実行で約166ユニット、止まった1回目と合わせて約265ユニットでした。Claudeは、当社が契約している上位プラン(月200ドル・税抜/請求は220ドル・2026年9月時点)の範囲で使いました。料金の最新の内容は、それぞれの公式ページで確かめてください。
Qエンジニアでなくても、YouTube Data APIの準備はできますか。+
当社では、Google Cloudの画面の操作をClaudeに任せました。エンジニアではない私がしたのは、規約への同意、確認への返事、認証の画面での許可の3種類です。最初の画面から認証が通るまで約21分でした。当社の1回の記録であり、同じ時間で終わることを約束するものではありません。
Qなぜ認証が7日で切れるのですか。+
Googleの決まりです。ユーザーの種類が「外部」、公開ステータスが「テスト」のプロジェクトでは、認証を続けるための鍵(更新トークン)が7日で切れます。当社でも、9月26日の認証が10月3日に切れ、同じ操作でもう一度認証しました。
Q準備をすると、チャンネルの動画は変わりますか。+
変わりません。準備は、YouTube Data APIを使えるようにするまでの作業です。当社が準備の直後にしたのは、いまの状態を写し取るバックアップだけでした。題名や概要欄を書き換えるのは、そのあとの別の作業です。
Q認証ファイルは、どこに置けばよいですか。+
当社は、作業フォルダの外に専用のフォルダを作って置きました。作業フォルダの中に置くと、ほかのファイルと一緒に外へ出てしまうおそれがあるためです。認証ファイルは、人に渡さないでください。使うのをやめるときは、Googleアカウントの「サードパーティとの接続」のページで、このアプリのアクセス権を削除します。

まとめ

  • YouTube Data APIの準備は、Google Cloudでの設定4つと、パソコンの側の作業2つです。
  • 当社では2026年9月26日、最初の画面から認証が通るまで約21分でした。画面の操作はClaudeがしました。
  • 私がした操作は、規約への同意、確認への返事、認証の画面での許可の3種類です。
  • 認証の約3分後、チャンネルの動画3,019本の情報を写し取れました。やり直した実行で、読み取りに使ったのは約166ユニットです。
  • 手順書と実際は6か所で違い、止まった所は3つ(テストユーザーの保存漏れ、台本の上限、7日後の認証切れ)でした。
  • 始める前に、チャンネルの持ち主のGoogleアカウントを確かめてください。