企業マーケの動画活用実態!YouTubeで効果的なのは自社運用【0-11】
「企業のマーケティングで、みんな実際どうやって動画を使っているの❓️」——動画活用を始めたい企業から、よくこんな質問をいただきます。本記事は書籍『経営戦略は動画が最強!』には載っていない番外編(0-11)として、企業のマーケティング担当者504名に聞いた動画活用の実態調査から、配信している媒体・運営の目的・YouTubeで最も効果を感じた形式など、“リアルな使われ方”を読み解きます。
3030秒で要点
動画を配信している媒体はYouTubeが6割超(61.3%)でダントツ。TikTok(25.6%)を大きく引き離し、企業マーケの動画はまずYouTubeが軸です。
YouTubeで最も効果を感じた形式は「自社公式チャンネルの運用」39.2%が1位。広告(インストリーム32.0%)を上回り、ペイドよりオウンドメディアの発信が効いています。
運営目的は認知向上(55.6%)が最多ですが、新規顧客の獲得36.5%・エンゲージ向上27.4%と、“経営に直結する数字”を狙う企業が約3割に増えています。
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今回使用するのは、「企業のマーケティングにおける動画活用の実態調査」(株式会社PRIZMA調べ)というデータです。企業公式SNSアカウントでYouTube・TikTokを活用しているマーケティング担当者504名に、配信媒体や運営目的、活用方法や効果を感じた形式などを聞いた調査です🤗。順番に見ていきましょう👇️。

1この調査に回答した業界は?(IT・小売・製造が上位)
結論、回答した業界で最も多いのはテクノロジー/IT業界(16.1%)、次いで小売業界(14.5%)、製造業界(11.3%)と続きます。IT・小売が動画マーケティングに積極的である一方、教育・メディア・ヘルスケア・金融など幅広い業界に広がっていることが分かります。
「Q.貴社の業界を教えてください」の結果です👇️
単一回答/n=504(YouTube・TikTokを活用する企業のマーケティング担当者)

いろいろな業界に聞いている中でも、テクノロジー/IT業界が最も多いという結果でした😌。製造業やエンターテインメント業界も一定数あり、業種を問わず動画活用が広がっていることがうかがえます👌。
2動画を配信している媒体は?(YouTubeが約6割)
結論、主に動画を配信している媒体はYouTube(61.3%)が圧倒的で、TikTok(25.6%)、自社Webサイトの埋め込み動画(12.3%)と続きます。企業マーケティングの動画は、まずYouTubeが軸になっていることがはっきり分かります。
「Q.主に動画を配信している媒体を教えてください」の結果です👇️
単一回答/n=504

圧倒的にYouTubeで配信している数が多いですね😲👏。動画マーケティングと聞くとショートやSNSを思い浮かべがちですが、企業が本気で情報を届ける先は、やはりYouTubeが中心になっているということです☝️。
3業界別の配信媒体は?(教育はTikTokが1位)
結論、ほとんどの業界でYouTubeが主要媒体で、特にテクノロジー/IT業界(81.5%)・製造業界(79.0%)で突出。一方、教育業界だけはTikTok(47.4%)がYouTube(42.1%)を上回りました。ターゲットの年齢層に合わせて媒体を選んでいる様子がうかがえます。
業界別に配信媒体を見ると、次のような特徴がありました👇️
テクノロジー/IT業界
教育業界(TikTokが1位)

教育業界でTikTokが1位なのは、ターゲットに合わせているということだと思います👌。やっぱり若い方はTikTokの方をよく見るので、ターゲットがいる場所に合わせて出しているイメージですね🤔。IT業界ではTikTokは1割以下でしたが、小売業界は31.5%、ヘルスケア/医療業界は28.6%と、業界によってバラバラ。とはいえベースはやっぱりYouTubeだと思います🤗。
4媒体を運営する目的は?(認知向上が最多)
結論、媒体を運営する目的は自社ブランドの認知向上(55.6%)が最多で、新規顧客の獲得(36.5%)、既存顧客とのエンゲージメント向上(27.4%)と続きます。認知だけでなく“経営に直結する数字”を狙う企業が約3割に増えているのがポイントです。
「Q.その媒体を運営する目的は何ですか?(複数回答)」の結果です👇️
複数回答/n=504

こういうアンケート調査では、たいてい1番トップに“認知”が出ることが多いんですけど、最近は「認知だけを高めたところで…」という流れになってきています😌。だからこそ、2番目・3番目のような“経営に直結する数字”が大事‼️。それが約3割になっていて、少しずつ上がってきているんだな〜🤔と実感しました☝️。
5YouTubeの具体的な活用方法は?(広告と自社運用)
結論、YouTubeの具体的な活用方法はYouTube広告(インストリーム)51.5%が最多ですが、僅差で自社公式チャンネルの運用(50.2%)、次いでYouTube広告(ディスカバリー)33.7%。広告のイメージが強い中で、半数が「自社公式チャンネルの運用」に取り組んでいるのが最近の流れです。
ここからは、配信媒体で「YouTube」と回答した方に、活用の実態を詳しく聞いています。「Q.YouTubeで実施している具体的な活用方法を教えてください(複数回答)」の結果です👇️
複数回答/YouTube配信企業。4番目以降はバンパー・アウトストリーム・マストヘッドなど広告形式が並ぶ

やっぱりYouTubeは広告のイメージが強いですが、そんな中で半数以上が「自社公式チャンネルの運用」と出てきているのが最近のトレンドというか、流れが変わってきているということですよね😌。4番目以降を見ると「バンパー」「アウトストリーム」「マストヘッド」と広告に関することが並んでいるので、それを考えると「自社公式チャンネルの運用」が重要視されていることが分かります🤔。しかも次の質問の回答を見てみると…。
6最も効果を感じた形式は?(自社公式チャンネルが1位)
結論、YouTubeの活用で最も効果を感じた形式は自社公式チャンネルの運用(39.2%)が1位。YouTube広告(インストリーム)32.0%、YouTube広告(ディスカバリー)15.5%を上回りました。ペイドメディアの広告より、オウンドメディアとしての情報発信の方が効果を感じやすい、という結果です。
「Q.YouTubeの活用において効果を最も感じた形式を教えてください」の結果です👇️
単一回答/YouTube配信企業

先の回答で広告が多い中、最も効果を感じた形式では約4割が“自社公式チャンネルの運用”。つまり、ペイドメディアの広告ではなく、オウンドメディアとしての情報発信が大切であり、効果が出やすい‼️ということが、この結果を見ると分かります🤗。
7その活用方法を選んだ理由(視聴完了率・CTR)
結論、「自社公式チャンネルの運用」を選んだ理由は動画の視聴完了率が高い(51.2%)が最多で、クリック率が高い(30.6%)、コンバージョンに直結(21.5%)と続きます。最後まで見てもらえて、クリックや成果にもつながる——これが自社運用の強みです。
効果を感じた理由について「Q.各活用方法を選んだ理由を教えてください(複数回答)」と聞いたところ、「自社公式チャンネルの運用」では次のような結果でした👇️
複数回答/「自社公式チャンネルの運用」を選んだ層。ほか「ブランド認知の向上がデータで確認できた」も挙がる

「視聴完了率が高かった」というのは、なかなか動画を最後まで見てもらえることって少ないので、大きなポイントです😲。そう言いながらも“クリック率”や“コンバージョン”も、とても重要な指標。「自社公式チャンネルの運用」が、こういった成果にちゃんと繋がっているという所が大ポイントです‼️。
8自社アカウントの発信コンテンツは?(製品紹介が7割)
結論、YouTube自社公式チャンネルで発信しているコンテンツは製品・サービスの紹介動画(71.0%)が圧倒的。会社のビジョンやブランドストーリー(42.6%)、イベント・キャンペーンの告知(22.6%)、社員インタビュー・会社紹介(21.3%)と続きます。広告ではなく公式チャンネルで、しっかり情報を伝える使い方が主流です。
「Q.自社アカウントではどのようなコンテンツを発信していますか?(複数回答)」の結果です👇️
複数回答/YouTube自社公式チャンネルの運用者

ちなみに僕もいろいろと使ってきて、広告だと「イベントやキャンペーンの告知コンテンツ」は費用対効果が上げやすいと思います👍。製品やサービスの紹介を広告でしたところで…ちゃんとした詳しい情報が欲しいですから🤔。公式YouTubeでしっかりと伝えることが結果に繋がりやすいポイントだと思います🙂↕️。

9結局、動画マーケはどう活用するのが正解?
結論、企業のマーケティングにおける動画活用は「YouTubeの自社公式チャンネルで、製品・サービスの情報を分かりやすく発信する」のが正解です。配信媒体はYouTubeが6割超、最も効果を感じたのは広告ではなく自社公式チャンネルの運用。認知だけでなく、クリックや成果に直結する“情報を伝える動画”が効いています。
ここまでの調査結果を整理すると、企業の動画マーケティングで意識すべきことはこうまとめられます。
- 配信媒体:YouTubeが6割超(61.3%)でダントツ。TikTokは25.6%。まずはYouTubeが軸。
- 目的:認知向上55.6%が最多だが、新規顧客獲得36.5%など経営に直結する数字も約3割。
- 最も効果的な形式:広告より「自社公式チャンネルの運用」39.2%。オウンドメディアが効く。
- 効いている理由:視聴完了率51.2%・クリック率30.6%・コンバージョン21.5%。
- 発信する中身:製品・サービスの紹介71.0%が中心。詳しい情報を分かりやすく届ける。
10酒井の持論:広告より“自社公式チャンネル”
結論、僕が普段から「広告に頼りきりにせず、自社公式チャンネルで情報を発信しましょう」とお伝えしているのは、まさにこのデータが理由です。効果を感じた形式の1位が自社運用だったように、大切なのは一時的な広告ではなく、公式ホームページと同じ情報を動画化して発信し続けること。それが視聴完了率やコンバージョンに繋がります。
今回の調査で特に印象的だったのは、実施している数は広告(インストリーム)が最多なのに、最も効果を感じた形式は「自社公式チャンネルの運用」だったことです😌。広告はお金をかけている間だけ流れる“ペイドメディア”ですが、自社公式チャンネルは、積み上げるほど資産になる“オウンドメディア”。だからこそ、視聴完了率もコンバージョンも高くなるわけです☝️。
「広告をどう出すか」という話のほうが一般ウケはしますが、実際に効くのは、公式ホームページに載せるような情報を動画化して、YouTubeの自社チャンネルで丁寧に発信すること。派手なことをする必要はありません。再生数を狙うより、必要な情報が伝わったかを大切にすべきだと考えています👍。
- 調査名
- 企業のマーケティングにおける動画活用の実態調査
- 調査主体
- 株式会社PRIZMA(代表取締役:杉本昂輝、東京都渋谷区)
- 調査方法
- インターネット調査
- 調査期間
- 2025年1月
- 有効回答
- 企業公式SNSアカウントでYouTube・TikTokを活用しているマーケティング担当者 504名
出典:株式会社PRIZMA「企業のマーケティングにおける動画活用の実態調査」。※構成比は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が必ずしも100%にならない場合があります。設問により回答者数(n)が異なり、複数回答の設問があります。
動画経営のマーケティングとは
結論、いまはどの企業にも公式ホームページがあります。それにプラスして「公式動画ホームページ」を作り、どちらにも同じ大切な情報を載せることが動画経営マーケティングのポイントです。今回のデータで“自社公式チャンネルの運用”が最も効果的だったのも、まさにこの考え方につながります。
YouTube(動画)をやるとなると、ほとんどの人が「どんな動画にしよう❓️🤔」「ネタどうしよう❓️🤔」と悩み、「動画だから面白いことをしなきゃ」「踊らなきゃ」と、別のことをしなければと思いがちです。でも、そうではありません👍️。今回の調査でも、効果を感じられていたのは広告ではなく自社公式チャンネルで製品・サービスの情報を分かりやすく伝えることでした。
そういった社内の情報を集めるためにも、チームで取り組むほうが早くYouTubeを運用できます。これが、動画のホームページを使う「動画経営マーケティング」のポイントだと思います😌。

11ビジネスYouTubeで成功する4つの要素
結論、成功のカギは①動画 ②仕組み ③運用 ④伝え方の4要素です。どれか1つだけを突出させるのではなく、4つのバランスを取って全体を底上げすることが基本。動画マーケティングも、③運用(マーケティング)と④伝え方(プレゼンテーション)を意識することで、視聴者にしっかり伝わる動画になります。
どれか1つだけを磨くのではなく、YouTubeをちゃんとビジネスとして捉え、マーケティングや、営業と同じようにお客様へのプレゼンテーションもしっかり考えて、4つのバランスを取りながら全体の底上げをしていくことが重要だと思っております🤗。

12経営戦略は動画が最強!(書籍紹介)
本記事は書籍『経営戦略は動画が最強!』の番外編です。書籍は再生回数も登録者も必要なし。売上40倍の建材商社、運送業の年間20人採用、問合せ6.5倍の製造業など、集客・採用・売上の事例がいっぱい載っています。
よくある質問(FAQ)
企業のマーケティングにおける動画活用の実態について、よくいただく質問に1問1答でお答えします。
企業が動画を配信している媒体で一番多いのは?
YouTubeが61.3%でダントツです。TikTok25.6%、自社Web埋め込み12.3%が続きます。
YouTubeで最も効果を感じた活用形式は?
「自社公式チャンネルの運用」39.2%が1位で、広告(インストリーム32.0%)を上回ります。
動画媒体を運営する目的で多いのは?
自社ブランドの認知向上55.6%が最多。新規顧客の獲得36.5%、エンゲージ向上27.4%が続きます。
自社公式チャンネルの運用が効果的な理由は?
動画の視聴完了率が高い51.2%が最多。クリック率30.6%、コンバージョン直結21.5%も理由です。
企業は公式チャンネルでどんな動画を発信している?
製品・サービスの紹介動画71.0%が中心で、ビジョンやブランドストーリー42.6%が続きます。
業界によって使う媒体は違いますか?
多くの業界でYouTubeが1位ですが、教育業界はTikTok47.4%がYouTube42.1%を上回ります。
この調査の出典はどこですか?
株式会社PRIZMAがマーケティング担当者504名に行った2025年の実態調査です。
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コンサルティング実績・会社情報
2008年より企業集客YouTube運用を開始し、100社以上をコンサルティング。運送業 年間採用20人、建材商社 売上40倍、製造業 問合せ6.5倍など、企業の課題を動画で解決してきました。
YouTubeビジネスサポートのコンサルティング実績
- 運送業で、毎年20人採用
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- 農家で、売上3.5倍
- 宿泊施設で、年間15件以上のマスコミ取材
- その他の事例:成功企業事例・お客様の声
運営:ユーチューブビジネスサポート(代表 酒井大輔)
- 著書『ビジネスYouTubeで売れ!』:Amazon
- 東京都中小企業振興公社 専門家:プロフィール
- YouTubeチャンネル:企業動画戦略×Webマーケティング
- 公式サイト:https://ytbs.jp



















