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キーワードプランナーとClaudeをつなぐ方法|検索ボリュームを数値で、4,072語まとめて取った
- 変わること:画面では幅で出た検索数が、数値で出ました。当社は4,072語を一度に問い合わせ、3,591語の12か月の数字が返りました。
- やったこと:Google Cloudにプロジェクトを作り、Google広告APIを使える段階にして、読み取り専用の権限で広告アカウントにつなぎました。入力はClaude、同意と保存は酒井が押しました。
- 分かったこと:自社428記事のうち、直したときに増えるクリックの9割は、10本に集まっていました。
キーワードプランナーとClaudeをつなぐと、何が変わるか
- 検索数が「幅」ではなく、数値で出た(当社・広告は停止中)。
- 1回の問い合わせで、数千語の12か月の数字が返る。当社は4,072語を問い合わせた。
- 自社のサーチコンソールの順位と同じ場で並べられるので、「どの記事から直すか」まで決まる。
キーワードプランナーの使い方は、ふつうは画面に言葉を入れて、月間の検索数と候補の言葉を見る、です。数語を確かめるなら、それで十分です。困るのは、ブログ全体を見直したいときでした。記事が400本あれば、確かめたい言葉は数千になります。しかも当社の広告アカウントでは、検索数が「1,000〜1万」のような幅で表示されました。
そこで当社は、キーワードプランナーと同じ数字を返すGoogle広告APIを、Claudeとつなぎました。Claudeが小さなプログラムを書き、当社のパソコンで動かして、数字を受け取る形です。
| 項目 | 画面で調べる | Claudeとつなぐ(Google広告API) |
|---|---|---|
| 検索数の出方 | 幅で表示された(広告は停止中) | 数値で返った(同じアカウント) |
| 一度に調べる言葉 | 画面に入れた言葉と、その候補 | 1回で最大1万語。当社は4,072語 |
| 12か月の推移 | グラフを目で見る | 月ごとの数字で受け取り、伸びを計算できる |
| 自社の順位と並べる | 手で写す | サーチコンソールのAPIの数字と同じ場で並べる |
| 向いているとき | 数語を確かめたい | 記事全部の、直す順番を決めたい |
出典:当社の作業記録(2026年10月11日)。返らなかった語は、検索がほぼ無い語などです。
この記事の言葉も、この方法で選びました
たとえば、この記事の言葉選びです。「キーワードプランナー claude」は、まだ月0回でした。誰も打っていない言葉を題名の頭に置いても、読まれません。だから題名の頭は、月14,800回打たれている「キーワードプランナー」にしました。
| 言葉 | 月間の検索数 | 最初の3か月→直近3か月 |
|---|---|---|
| キーワードプランナー | 14,800 | 17,000→13,000 |
| 検索ボリューム 調べ方 | 880 | 867→773 |
| キーワードプランナー 使い方 | 720 | 920→517 |
| キーワードプランナー 無料で使う | 260 | 367→197 |
| google ads api | 390 | 450→390 |
| キーワードプランナー api | 40 | 40→50 |
| キーワードプランナー claude | 0 | 0→0 |
出典:Google広告API(キーワードプランナーと同じ月間検索数・日本・日本語)で当社が取得(2026年10月11日)。「最初の3か月→直近3か月」は、取得した12か月のうち最初の3か月と直近3か月の平均です。
自社の428記事で分かったこと
- 直したときに増えるクリックの9割は、428記事のうち10本に集まっていた。
- サーチコンソールの表示の49%は、どの言葉で出たかが分からなかった(ページの合計と、言葉ごとの合計の差)。
- 伸びている言葉なのに、受けるページが無い言葉が96あった。
2026年10月、当社のブログ428記事について、サーチコンソールの90日の数字(言葉ごとの表示・順位・クリック)と、Google広告APIの12か月の検索数を並べました。並べる作業も、数える作業も、Claudeに任せました。
直す記事は、10本に集まっていた
物差しは1つにしました。「いま4〜20位にいる言葉が、3位まで上がったら、月に何クリック増えるか」です。これを記事ごとに足して、上から並べました。合計は月1,519クリック分。そのうち9割が、上位10本に集まっていました。428本を全部直すより、まず10本です。
出典:当社のサーチコンソール(2026年7月10日〜10月7日・90日)とGoogle広告API(12か月)。3位のときのクリック率は、当社サイトの実績の率を使いました。
サーチコンソールに出ない言葉が、49%あった
サーチコンソールの数字は、「ページごと」と「ページ×言葉ごと」の2通りで取れます。当社のブログ428記事の90日分をAPIで両方取り、同じページどうしで比べました。ページごとの表示は合計1,091,036回。言葉ごとの行を全部足すと553,938回で、半分しかありません。差の49%は、表示はされたのに、どの言葉で出たかが分からない分です。表示が100回以上ある記事(154本)に絞ると、1本ごとの割合の真ん中の値は74%でした(ブログ以外も含むサイト全体569ページで同じく数えると70%)。
理由は、Googleが説明しています。ごく少ない回数しか打たれない言葉や、個人の情報を含む言葉は、表に出しません。また、Search Consoleは全部の行ではなく、上位の行を保存しています。当社の49%が、このどちらで何割ずつなのかは分けられません。分かるのは、言葉の一覧だけを見て「この記事はこの言葉で出ている」と決めると、半分を見落とすことです。キーワードプランナーで、打たれるはずの言葉を先に調べておく理由は、ここにあります。
出典:当社のサーチコンソール(API・2026年7月10日〜10月7日・ブログ428記事のうち表示のあった287本)。理由の説明:Google「Search Console のデータについて」https://support.google.com/webmasters/answer/96568?hl=ja
伸びている言葉に、受けるページが無かった
12か月の数字があると、「伸び」が分かります。たとえば「claude code」は月301,000回で、最初の3か月から直近3か月で4.7倍でした。当社の生成AIの記事の範囲で、伸びているのに受けるページが無い言葉は96ありました。次に書く記事は、ここから選びます。
表記で迷わなくてよかった
「ユーチューブ」と「YouTube」のように、表記だけが違う言葉の組を79組比べました。当社の記事の順位の差は、平均で0.1位でした。どちらの表記で書くかに時間をかけるより、検索数のある言葉を題名に入れるほうが効きます。
数字を読み違えた所3つ
- 自分のブラウザで見た順位は、当てにならなかった(2位→7位以内に無し)。
- 検索数が大きくても、意味の違う言葉が混じると、伸びしろが3倍に膨らむ。
- GA4の「問い合わせ」の数には、営業メールが多く入っていた。
数字がたくさん取れるようになると、読み違いも増えます。当社が実際に引っかかった所を3つ書きます。
1. 自分のブラウザの順位
「youtube コンサル」を、ふだん使っているChromeで調べると、当社は2位でした。閲覧の履歴を反映しない形(検索のURLに「pws=0」を付ける)で調べ直すと、7位以内にありませんでした。自分の画面の順位は、自分向けに並べ替えられています。順位はサーチコンソールで見て、画面は「上位にどんな記事が並んでいるか」を見るのに使います。
2. 意味の違う言葉
最初の集計では、伸びしろの合計は月4,843クリックでした。中を見ると、「youtube ホーム」のように、YouTubeの画面に行きたいだけの言葉が上位にありました。記事を読みに来る人ではありません。当社のクリック率が、同じ順位の自社の平均より低い言葉は、その分だけ割り引いて計算し直すと、月1,519クリックになりました。約3分の1です。
3. GA4の「問い合わせ」の数
検索の数字だけでなく、問い合わせの数もGA4(Googleアナリティクス)から取りました。過去12か月の「キーイベント」(問い合わせフォームの送信など)は33件でした。ところが中身を確かめると、多くは営業メールでした。2026年9月4日〜10月1日のフォームの送信11件は、すべて営業メールで、本物の問い合わせは0件でした。
それからは、成果の物差しを「記録表に残した、本物の問い合わせと無料診断の件数」に変えました。クリックは、その手前の手がかりとして見ます。直す順番にも、「依頼に近いページか」を足しました。
ここだけ覚えてください
検索の数字は、売上の手前の、さらに手前の数字です。数字が多く取れるほど、「この数字は何を数えているか」を先に確かめます。
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つないだ手順(実際にやったこと)
- キーワードの計画を使うには、Google広告APIの「Basic」以上の段階が要る(Googleの公式の説明)。
- 当社は、Google広告用に新しいGoogle Cloudのプロジェクトを作り、約1時間でつないだ。
- 画面への入力はClaude、同意・保存・公開・申請と、広告アカウントへの追加は酒井が押した。
Google広告APIは、Google Cloudの「プロジェクト」ごとに、使える段階が決まります。Googleの説明では、段階は「Test」「Explorer」「Basic」「Standard」の4つで、キーワードの計画(キーワードプランナーと同じ機能)は、Basic以上でないと使えません。Basicに上げるには、先に「ブランドの確認」を済ませておく必要があります。
出典:Google「Access Levels and Permissible Use」(Google Ads API・2026年9月30日更新)https://developers.google.com/google-ads/api/docs/api-policy/access-levels
当社が2026年10月11日の朝にやったことを、時刻つきで書きます。「押した人」の列は、Claudeが入力した所と、酒井が自分で押した所を分けています。
| 時刻 | やったこと | 押した人 |
|---|---|---|
| 06:51 | 「先にGoogle広告APIをつなぐ」と決める。Claudeが公式の説明で、必要な段階(Basic以上)と条件を確認 | 酒井(決定)・Claude(確認) |
| 07:1x | はじめは、YouTube用に使っていた既存のプロジェクトでGoogle広告APIを有効にした。途中で、Google広告用に新しいプロジェクトを分けると決めた | Claude・酒井(決定) |
| 07:10 | Google Cloudの請求先アカウントを作る | 酒井 |
| 07:18 | Google広告用の新しいプロジェクトを作り、請求先とつなぐ | 酒井(作成)・Claude(入力) |
| 07:21 | 新しいプロジェクトで、Google広告APIを有効にする | Claude |
| 07:2x | Google Auth Platformで、アプリ名(会社名)・外部向け・連絡先を入れる。ポリシーに同意して作成 | 入力Claude・同意と作成は酒井 |
| 07:32 | ブランディング:ホームページのURL、プライバシーポリシーのURL、承認済みドメイン(自社のドメイン)を入れて保存 | 入力Claude・保存は酒井 |
| 07:33 | アプリを公開(テスト中→本番) | 酒井 |
| 07:36 | ブランドの確認→「検証済み」 | 酒井 |
| 07:39 | Google広告APIの使える段階を上げる申請 | 酒井 |
| 07:4x | 読み取り用のサービスアカウント(プログラム用のアカウント)を用意。Claudeが数字を取る小さなプログラムを書く | Claude |
| 07:50 | Google広告のアカウントに、そのサービスアカウントを「読み取り専用」で追加 | 酒井 |
| 07:5x | 試しに3語から候補を出す→84語の検索数が、数値で返った | Claude |
出典:当社の作業記録(2026年10月11日)。「07:1x」などは、10分単位までしか記録していない時刻です。
やってみて分かったこと
- 申請の英文は使わなかった:Basicの申請に備えて、利用目的の英文を用意していました。実際は、07:39の申請のあと、07:50すぎには数字が取れていて、英文を出す場面はありませんでした(当社の場合)。
- 開発者トークンは送っていない:以前の手順の解説では「開発者トークン」の取得が前提でした。当社のプログラムは、開発者トークンを送らずに数字を受け取っています(2026年10月時点)。
- 請求先はつないだ:Googleは、Google広告APIを無料で提供すると案内しています。当社は手順の中で、Google Cloudの請求先アカウントをつなぎました。
- 鍵は見せない:サービスアカウントの鍵のファイルは、パソコンの決めたフォルダに置き、Claudeの画面には中身を表示させない決まりにしています。広告アカウントへの追加も「読み取り専用」にしました。
- MCPは使っていない:Claudeと外の道具をつなぐ仕組み(MCP)もありますが、当社はClaudeに小さなプログラムを書かせて動かす形にしました。
出典:Google「Cloud-managed access levels」(Google Ads API)https://developers.google.com/google-ads/api/docs/concepts/no-developer-token
同じように、YouTubeの数字をClaudeとつないだ手順は、YouTube Data APIとは|準備の手順と、Claudeに任せて21分で通した方法に書いています。
Claudeへの頼み方と、向かない場合
- 頼むときは「何語を・何か月分・何と並べて・どう並べるか」まで言う。
- 意味の違う言葉を外したら、外した言葉も見せてもらう。
- 数語を確かめるだけなら、キーワードプランナーの画面で十分。
つないだあとは、ふつうの言葉で頼めます。当社が実際に出した頼み方を、一般の会社向けに直した例です。
頼み方の例1(言葉を選ぶ)
この20語の月間の検索数を、12か月の月ごとに取ってください。最初の3か月と直近3か月の平均も出して、伸びている順に並べてください。数字が返らなかった語も、一覧に残してください。
頼み方の例2(直す順番を決める)
サーチコンソールの90日の数字を、言葉ごととページごとの両方で取ってください。4〜20位にいる言葉が3位まで上がったら、月に何クリック増えるかを記事ごとに足して、上から並べてください。
頼み方の例3(読み違いを防ぐ)
検索数が大きいのに、記事を読みに来る人ではない言葉(サービスの画面に行きたいだけの言葉など)は、計算から外してください。外した言葉も、理由と一緒に見せてください。
向かない場合
- 数語だけ確かめたい:キーワードプランナーの画面で十分です。つなぐ手間のほうが大きくなります。
- 同意・公開を人が押せない:Google Cloudでの同意・保存・公開・申請は、会社の人が自分で押す前提です。押す人が決まっていないなら、先に決めます。
- 数字を見る時間が取れない:数字が取れても、直す順番を決めて実際に直さなければ、何も変わりません。
ブログの言葉選びや直す順番を、社内でClaudeを使って回したい会社は、中小企業のClaude活用|集客・採用とAI対策を社内で回す方法もご覧ください。
検索の数字を、直す順番に変えるところまで、60分で一緒に
集客・採用とAI対策の60分オンライン無料診断では、いまのホームページとブログを一緒に見て、どこから直すかを決めます。向かないと思ったら、正直にそうお伝えします。
※ ITコーディネータ・酒井大輔が対応します。
次に読む
よくある質問(FAQ)
Qキーワードプランナーは無料で使えますか?+
Q広告を出していなくても、APIなら検索数が数値で出ますか?+
Qプログラミングができなくても、Claudeとつなげますか?+
QChatGPTでもできますか?+
QGoogle広告APIに料金はかかりますか?+
まとめ
- キーワードプランナーとClaudeをGoogle広告APIでつなぐと、検索数が数値で、数千語まとめて、12か月の推移つきで取れる。当社は広告を止めたまま、数値で出た。
- つなぐには、Google Cloudのプロジェクトで、Google広告APIをBasic以上の段階にする。当社は約1時間。入力はClaude、同意・保存・公開・申請は人が押した。
- 自社428記事では、直したときに増えるクリックの9割が10本に集まっていた。まず10本から直す。
- 自分のブラウザの順位、意味の違う言葉、GA4の「問い合わせ」の数は、読み違えやすい。何を数えているかを先に確かめる。
- 数語なら画面で十分。記事全部の直す順番を決めたいときに、つなぐ価値がある。
※Claudeは、Anthropic社が提供する生成AIで、同社の商標です。当社は、同社の公認・提携先ではありません。当社の作業はClaude(Cowork)で行っています(2026年10月時点)。Google広告、キーワードプランナー、Google Cloud、Googleアナリティクスは、Google LLCのサービスです。





















