企業のYouTubeはいつ始める?今からでも遅くない3つの根拠

「うちの会社、今からYouTubeを始めても遅いですか❓」と聞かれることがあります。結論、今からでも遅くありません😌 総務省の調査では、YouTubeを利用している人は8割を超えています。それなのに、書き込んだり投稿したりしている人は、令和2年度から令和7年度までずっと4%前後のままです。2008年から企業のYouTubeに関わってきた僕が、始めどきの見方と、始める前に決めることをお話しします‼️

▶ クリックすると、この場で動画が再生されます(約7分)。2024年8月に、企業がYouTubeを始めるタイミングについて話した動画です。

📌 30秒で要点

  • 今からでも遅くありません。YouTubeを利用している人は8割を超え、投稿している人は4%前後です。
  • 投稿する人の割合は、令和2年度4.0%、令和7年度4.2%。見る人は多く、出す人は少ないままです(総務省調べ)。
  • 始めどきは「利用率」ではなく「浸透度」で見ます。これが、2008年から見てきた僕の考えです。
  • YouTubeに見つけてもらうまで、半年〜1年かかります(僕の支援の実感)。だから準備は早いほど楽です。
  • 最初の1本は、会社の自己紹介の動画で十分です。ホームページの情報を、そのまま動画にします。
酒井大輔 ユーチューブビジネスサポート代表

酒井 大輔(Sakai Daisuke)|中小企業の集客・採用をYouTubeとClaudeで解決するコンサルタント/ITコーディネータ

2008年からYouTubeで中小企業100社以上の集客・採用を支援。いまはClaudeでSEO・LLMO対策と記事づくりを社内に残す伴走をしています。ITコーディネータ、著書2冊。ユーチューブビジネスサポート代表。
東京都中小企業振興公社 登録専門家(No.1738)・ITC中部 理事・ITCA公式研修講師
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結論、企業のYouTubeは今から始めても遅くない

結論、企業のYouTubeは今から始めても遅くありません。根拠は3つです。①YouTubeを利用している人は8割を超えている ②そのうち投稿している人は、6年間ずっと4%前後 ③YouTubeに見つけてもらうまで半年〜1年かかるので、早く始めるほど楽になる、の3つです。

よくある質問のスライド。なぜ、YouTube? 今更、YouTube? いつまで、YouTube? 仕事で、YouTube?
経営者さんからよくいただく質問。「今更、YouTube?」「いつまで、YouTube?」もその1つです。

「もうライバルが多いのでは❓」「今さら始めても遅いのでは❓」という心配を、相談の場でよく聞きます。でも、数字を見ると、そうでもないんです👇

1見る人は8割YouTubeを利用している人は8割を超えています
2出す人は4%前後投稿している人は、令和2年度からほとんど変わっていません
3半年〜1年見つけてもらうまでの時間。早く始めるほど楽です
見る人は多いのに、出す人は少ない。この状態が続いている今は、遅いどころか、始めやすい時期だと僕は考えています😌

根拠|見る人は8割、投稿する人は4%前後(総務省・令和2〜7年度)

結論、総務省の調査で、YouTubeを利用している人は8割を超え、そのうち「書き込む・投稿する」と答えた人は令和2年度4.0%、令和7年度4.2%でした。6年たっても、投稿する人の割合はほとんど変わっていません。

総務省は毎年、「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を出しています。その中に、YouTubeを利用している人と、書き込んだり投稿したりしている人の割合を比べた図があります。年度ごとに並べると、こうなります👇

表1:YouTubeの利用率と「書き込む・投稿する」と答えた人の割合(全年代)(出典:総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」各年度の報告書・図5-1-2)
調査の年度(調査時期)対象利用している書き込む・投稿する
令和2年度(2021年1月)13〜69歳・1,500人85.2%4.0%
令和3年度(2021年12月)13〜69歳・1,500人87.9%4.3%
令和4年度(2022年11月)13〜69歳・1,500人87.1%4.3%
令和5年度(2023年12月)13〜69歳・1,500人87.8%3.9%
令和6年度(2024年12月)13〜79歳・1,800人80.8%3.6%
令和7年度(2025年12月)13〜79歳・1,800人81.5%4.2%

100人に置き換えると、約80人がYouTubeを見ていて、投稿しているのは4人ほどです。この割合が、6年度のあいだ3.6〜4.3%の間で、ほとんど動いていません。

総務省 令和5年度の主なSNSの利用率と書き込む・投稿する人の割合の図に、使っている人のうち書き込む人の割合を書き込んだスライド
令和5年度の図に、僕が「使っている人のうち、書き込む・投稿する人の割合」を書き足したスライドです。YouTubeは3.9÷87.8で約4.4%(スライドでは約5%と丸めています)。Xは約28%、Instagramは約38%で、YouTubeだけが桁違いに少ないことが分かります。出典:総務省 情報通信政策研究所「令和5年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」図5-1-2。

ひとつ注意があります。令和6年度から、調査の対象が「13〜69歳」から「13〜79歳」に広がりました。なので、令和5年度の87.8%と令和6年度の80.8%は、そのまま並べて比べられません。どちらの物差しで見ても、投稿する人は4%前後という点は同じです。

YouTubeは、見る人がとても多いのに、出す人がとても少ない場所です。企業から見ると、お客さんはいるのに、ライバルが少ないということです‼️

出典:総務省 情報通信政策研究所「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」=令和2年度 報告書(表5-1-1・図5-1-2)/令和3年度 報告書(表5-1-1)/令和4年度 報告書(表5-1-1・図5-1-2。令和3年度の投稿率は同じ図の参考)/令和5年度 報告書(図5-1-2)/令和7年度 報告書(図5-1-2・令和6年度の値は同じ図の参考)。令和2年度の図5-1-2は、総務省が2024年11月8日付で訂正しています(訂正のお知らせ)。この記事は訂正後の値を使っています。2026年10月12日に確認。

始めどきは「利用率」ではなく「浸透度」で見る

結論、YouTubeを始めるタイミングは、使っている人の割合(利用率)ではなく、仕事の中にどれだけ入り込んでいるか(浸透度)で見る、というのが僕の考えです。利用率は8割で落ち着いていますが、出す側に回っている人はまだ少数です。

僕は2008年からYouTubeを運用していて、その頃から「企業で動画を活用すると良いですよ👍」と言い続けてきました。正直に言うと、何度も「来る」と言っては外してきました😅

「15年以上『ビジネスにYouTubeを活用する時代が来る』と言い続けていますから、僕のことを知ってる人は『来る来る詐欺』なんて言うのです」酒井大輔(2024年8月の動画・記事より・絵文字と記号は省略)

その反省から考え方を変えました。ずっと利用率ばかり見ていたのですが、利用率は見る人の数です。企業が動画を出すかどうかは、仕事の中に動画がどれだけ入り込んでいるかで決まります。これを僕は「浸透度」と呼んでいます。

タイミングを見極めるのは、利用率ではなく浸透度、と示したスライド
タイミングを見極めるのは「利用率」ではなく「浸透度」。僕のセミナーで使っているスライドです。

2025年に書いた記事では、「書き込む・投稿する人が5%を越えてからの加速が気になる」と書きました。令和7年度の調査では4.2%です。まだ5%を越えていません。つまり、出す側に回っている人は、まだ少ないままです。

利用率は8割で落ち着きました。でも、浸透度(出す側に回っている人)はまだ4%前後。みんなが出し始める前に始められる時期が、まだ続いています🤗

なぜ早く始めるほど楽なのか|見つけてもらうまで半年〜1年

結論、チャンネルがYouTubeに見つけてもらい、おすすめに乗り始めるまでには半年〜1年かかる、というのが僕の支援の実感です。必要になってから始めるより、先に始めておくほうが、焦らずに効率よく使えます。

動画は、出してすぐに見られるわけではありません。YouTubeに「このチャンネルは、こういう人に見てもらうと良い」と分かってもらうまで、時間がかかります👇

「自身のチャンネルがYouTubeさんに認知され拡散され始めるのに半年〜1年必要なので、半年〜1年前から準備をしていた方が焦らないし、企業の動画活用が当たり前になった時、効率的に活用が出来る」酒井大輔(2025年2月の記事より・絵文字と記号は省略)

半年〜1年は、僕が支援してきた中での実感で、業種や動画の本数によって変わります。目安として受け取ってください。

早めに始めた会社の例として、建材商社の伊勢通さんは、YouTube活用により立ち上げ期の関連部門売上が前年比40倍になりました。詳しくは伊勢通さんの事例をご覧ください。

「今は必要ない」と思っている時期こそ、準備に使えます。必要になった時に、もう見つけてもらえる状態にしておくのが理想です😌

始める前に決める4つ|動画マーケティングの準備

結論、始める前に決めるのは「動画・ウェブ・マーケティング・プレゼンテーション」の4つです。ネタに悩む必要はありません。ホームページに載せている大切な情報を、そのまま動画にすれば始められます。

YouTubeをやるとなると、僕が相談を受ける経営者さんの多くは「どんな動画にしよう❓」「ネタはどうしよう❓」と悩みます。でも、YouTubeだから別のことをしないといけない、ということはありません。

公式ホームページと公式動画ホームページ(YouTubeチャンネル)に同じ情報を載せる考え方を示す図
公式ホームページに載せている情報を、YouTubeチャンネル(公式動画ホームページ)にも載せます。

大切な情報は、もうホームページに載っているはずです。それを動画にするだけです👍 そのうえで、僕がいつもお話ししている『ビジネスYouTubeで成功する4つの要素』を決めておきます。

1動画撮影・編集
2ウェブアルゴリズム
3マーケティングファン作り
4プレゼンテーション伝え方
ビジネスYouTubeで成功する4つの要素(動画・ウェブ・マーケティング・プレゼンテーション)を示すスライド
YouTube運用4つの要素。①動画 ②ウェブ ③マーケティング ④プレゼンテーション

①動画は、編集に頼りすぎず、費用対効果を考えます。②ウェブは、どうやってたくさん見てもらうか。③マーケティングは、どんな戦略で届けるか。④プレゼンテーションは、どう伝えるか、どう伝わってほしいかです。どれか1つでも抜けると、うまくいきません。

ネタ探しから始めなくて大丈夫です。ホームページの情報 × 4つの要素。これが、動画マーケティングの準備です😌

今日やること|まず自己紹介の動画を1本

結論、最初の1本は「会社・社長・商品の自己紹介」の動画で十分です。Webマーケティングのいちばんの基本は「自己紹介×マッチング」だと、僕は考えているからです。

Webマーケティングの基本は、自己紹介×マッチング、と示したスライド
Webマーケティングの基本は「自己紹介×マッチング」。会社・社長・商品の自己紹介から始めます。

人は、興味のあることについては、それを作っている人のことを知りたくなります。だから、会社・社長・商品やサービスの自己紹介を、早めに出しておくほうが良いんです👇

「自社のことや、商品サービスにニーズがあり、知ってもらいたいのなら、そう思った瞬間が始める時なんじゃないかな」酒井大輔(2024年8月の動画・記事より・絵文字と記号は省略)
  1. ホームページの「会社概要」と「サービス紹介」を開く
  2. それを読み上げるつもりで、1〜2分の自己紹介を話してみる
  3. スマホで撮って、そのまま1本出してみる

機材は、最初はスマホで十分です。スマホで撮るコツは「採用動画はスマホで撮れる?機材0円で始める理由と3つのコツ」、チャンネルの作り方は「YouTubeチャンネルの作り方や、設定の完全ガイド」にまとめています。

「いつ始めるか」に迷ったら、自己紹介の動画を1本撮る。それが、いちばん小さな始め方です🤗

集客・採用とAI対策の60分オンライン無料診断

「YouTubeを始めたいけれど、何から始めればいいか分からない」「今のチャンネルの運用が正しいか見てほしい」という企業様へ。Zoomでヒアリングし、YouTubeで何から始めるかの方向性をご提示する無料診断です。

「YouTubeを始めたいけれど、何から始めればいいか分からない」
「今のチャンネルの運用が正しいのか、見てほしい」

という方にお勧めです。ヒアリングをさせて頂き、自社のYouTubeで何から始めるかの方向性をご提示いたします。無理な営業は行いません。

コンサルティングプラン

YouTubeの運用を社内で続けられる形にするプランを2つご用意しています。はじめての方は「YouTubeチャンネル作成プラン」、集客や採用を自社のチームで続けたい方は「YouTube内製化プラン」です。

YouTube内製化プラン(PLAN 01)

月33万円(税込)・いつでもやめられます・6ヶ月が目安

集客や採用を、自社のチームで続けたい会社に。6ヶ月を目安に、社内で運用できるようにします。

YouTubeチャンネル作成プラン(PLAN 02)

月22万円(税込)・いつでもやめられます・3ヶ月が目安

はじめてYouTubeチャンネルを作る会社に。

よくある質問(FAQ)

企業がYouTubeを始めるタイミングについて、よくいただく質問に1問1答でお答えします。今からでも遅くないか、始めどきの決め方、成果が出るまでの時間、何から始めるか、費用をまとめました。

企業のYouTubeは、今から始めても遅くないですか?

遅くありません。総務省の調査では、YouTubeを利用している人は8割を超える一方で、「書き込む・投稿する」と答えた人は令和7年度で4.2%でした。見る人は多く、出す人は少ない状態が、令和2年度から続いています。

YouTubeを始めるタイミングは、何で決めればいいですか?

僕は、使っている人の割合(利用率)ではなく、仕事の中にどれだけ入り込んでいるか(浸透度)で見ています。そのうえで、自社のことや商品を知ってもらいたいと思ったときが、始めどきです。

始めてから成果が出るまで、どれくらいかかりますか?

チャンネルがYouTubeに見つけてもらえるようになるまで、半年〜1年かかる、というのが僕の支援の実感です。業種や動画の本数で変わるので、目安として受け取ってください。

何から始めればいいですか?

会社・社長・商品の自己紹介の動画を1本作るところからです。ホームページに載せている情報を、そのまま動画にします。ネタを新しく考える必要はありません。

費用はどれくらいかかりますか?

社内で撮るなら、スマホから始められます。当社にご依頼いただく場合のプランと料金は、「YouTubeコンサルの費用・プラン比較」のページにまとめています。

コンサルティング実績・会社情報

2008年より企業のYouTube活用を支援し、中小企業100社以上の集客・採用をコンサルティング。運送業で年間20人採用、建材商社で、YouTube活用により立ち上げ期の関連部門売上が前年比40倍、宿泊施設で年間15件以上の取材など、企業の課題を動画で解決してきました。

ユーチューブビジネスサポートのコンサルティング実績

  • 運送業(年間20人採用)
  • 建材商社(YouTube活用で売上40倍)
  • 製造業(問い合わせ月3件→20件)
  • 宿泊施設(年間15件以上のマスコミ取材)
  • その他の事例:成功企業事例・お客様の声

運営:ユーチューブビジネスサポート(代表 酒井大輔)

※Claudeは、Anthropic社が提供する生成AIで、同社の商標です。当社は、同社の公認・提携先ではありません。当社の作業はClaude(Cowork)で行っています(2026年10月時点)。