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生成AIと経営#コンサルの役割#中小企業#費用

生成AIがあればコンサルはいらない?
要らなくなったのは、知識を出す役です

4月まで「AIなんていらない」と思っていました支援のやり方を変えた本人が執筆かかった費用も公開

著者:酒井大輔(ITコーディネータ) | 公開日:2026年8月16日 | 読了目安:約15分(お急ぎの方は下の「30秒まとめ」だけでも要点が分かります)

この記事の要点「知識ならAIのほうが多い。コンサルタントはもう要らないのではないか」——半分は当たっています。要らなくなったのは、知識を出す役です。では何が残るのか。顧問や経営コンサルタントに月々お支払いのある方に向けて、2026年4月まで「AIなんていらない」と思っていた私が、5月から支援のやり方をすべて変えた記録を、うまくいかなかった1か月も、かかった費用も含めて書きます。
📌 30秒まとめ生成AIの登場で、コンサルタントの役割は「知識を出す役」から「答えの意味を通訳し、触っていい範囲を決める役」へ移りました。要らなくなったのではなく、聞く中身が入れ替わったということです。
  • 半分は当たっています。調べればわかることは、もうAIのほうが速い。知識を出す役は移りました。
  • 知識を「出すこと」は要らなくなり、知識を「持っていること」は、これまで以上に要ります。通訳も判断も、知識がある人にしかできません。
  • AIは実際に賢くなりました。任せて最後までやり切れる仕事の長さは、2024年5月の7分から、2026年2月には約12時間に伸びています(METR実測)。
  • いちばん多いのは「答えは出たのに、進めない」です。AIを活用していない理由の1位は「活用する業務がイメージできていない」で63.4%(2026年版中小企業白書・n=3,888)。
  • 現状を測るだけなら0円です。社内に決められる方がいて時間もあるなら、まずは自社で回すほうが速いこともあります。
  • 今日やることは、3分で終わります。無料のChatGPTを開いて自社名を入れ、返ってきた説明をメモに残す。それが起点です(詳しくは最後の章)。
酒井大輔 ITコーディネータ ユーチューブビジネスサポート代表

この記事の著者

酒井 大輔(Sakai Daisuke)|ユーチューブビジネスサポート 代表

ユーチューブビジネスサポート代表の酒井大輔は、ITコーディネータとして、中小企業が生成AIを売上につなげるためのコンサルティングを行っています。愛知県を拠点に、中小企業のWebマーケティング・動画活用・SEOを支援。2021年から自社ブログを継続運用し公開記事は1,170本以上(2026年6月時点)。著書に『ビジネスユーチューブで売れ!』『経営戦略は動画が最強!』。代表プロフィール

4か月前まで、私も「AIなんていらない」と思っていました

「自分で考えたほうが早い」と、本気で思っていました

正直に書きます。2026年の4月まで、私は「AIなんていらない」と思っていました。自分でやったほうが早い、自分で考えたほうがいいものになる。AIなんてしょぼい、と本気で思っていました。

コンサルティングを本業にしている人間が、です。ですのでこの記事は、「AIをすごいと思っている人」が書いたものではありません。4か月前まで、いま これを読んでいるあなたと同じ側にいた人間が書いています。

そう思っていた理由も、はっきりしています

私は昔からAIを触っていて、「使えない」という経験を積み重ねてきました。世の中が「生成AIはいい」と言い出しても、「大して良くないでしょう」という固定観念が、自分のなかに残っていたのです。

ただ、AIは実際に賢くなっていました

ここは正直に書きます。私の判断が古かっただけでなく、この1〜2年でAIそのものが本当に変わっていました。

下の図は、AIに任せて最後までやり切れる仕事の長さを測った実測値です。人間なら何分・何時間かかる作業を、AIが最後まで完了できるか、という測り方をしています。

図1:AIに任せて「最後までやり切れる仕事の長さ」

推移(縦軸=やり切れる仕事の長さ/横軸=時期) 12時間 8時間 4時間 0 2024年5月 2025年2月 2026年2月 7分 1時間 約12時間 同じことを、長さの比率で見るとこうなります 2024年5月 GPT-4o(無料版の標準) 7分 2025年2月 Claude 3.7 1時間 2026年2月 Claude Opus 4.6 約12時間
棒の長さは、実際の時間の比率どおりに描いています。上の2本が短すぎて見えないほどです。出典:METR(実測値は 7.0分/60.4分/718.8分)。

1年9か月で、7分が約12時間になりました。「去年試したけれど、大したことなかった」という判断は、もう古くなっているということです。生成AIは2025年と今で別物ですに、この変化を詳しくまとめています。

そのうえで、私が変えたのは「渡すもの」でした

ここは分けて考えてください。この1〜2年でAIが賢くなったのは事実です。だから、いま使える。そのうえで、賢くなったAIを目の前にして私が何をしたかというと、渡すものを「質問」から「仕事」に変えたことです。

「◯◯について教えて」ではなく「このページを、この基準で直しておいて」に変える。返ってくるものが、説明から成果物に変わりました。性能が上がったから使える。渡し方を変えたから成果になる。この2つは、どちらも要ります。

※ 横スクロールできます

表:AIに渡すものを「質問」から「仕事」に変えた対比
「質問」を渡していた「仕事」を渡した
お願いの仕方「◯◯について教えて」「このページを、この基準で直して」
返ってくるもの説明・アイデア直った成果物
そのあと結局じぶんで手を動かす確認して、出すだけ
渡しておくものなし(毎回ゼロから説明)触っていい範囲・会社のこと・決まった手順

最後に手を動かすのが、自分か。確認だけか。違いはここです。

あなたのAIへの評価は、いつのものですか

先日、ITコーディネータの有志が集まる勉強会で、私が講師として2時間半、生成AIについての回を担当しました。IT経営の支援を専門にしている方たちの集まりです。終わったあと、参加者からこんな感想をいただきました。

参加者の感想(匿名・掲載の了承をいただいています)「一昨年あたりからAIの中身が大きく変わったとのお話が数字の根拠ありで説明いただいたところですね。私自身のAIへの評価はその前の印象止まりであったということに気付かされました。

もうひとりは、こう書いていました。「チャッピー一筋2年でしたが、本日よりClaudeも始めます(笑)」。ChatGPTを2年使い続けてきた方が、その日に別の選択肢を知った、ということです。

「AIで足りる」も「AIは使えない」も、実は同じ理由で起きています。評価した時点が、古いのです。

【結論】半分は当たっています。コンサルタントの役割は「判断」に移りました

📌 このセクションの要点「AIがあればコンサルは要らない」は、半分当たっています。移ったのは知識を出す役で、残ったのは通訳と判断です。コンサルタントが要らなくなったのではなく、聞く中身が入れ替わったということです。

調べればわかることは、もうAIのほうが速い

ここは認めます。経営コンサルタントであれ、私のようなWebの支援者であれ、調べればわかることについては、私が答えるよりAIに聞いたほうが速く、たいていの場合は詳しく、しかも24時間いつでも答えます。お客様の質問に答える、という役目は、もうAIでいい。私自身がそう思っています。

では、何が残ったのか

残ったのは、「それを本当にやっていいのか」という判断です。半分は、お客様ご自身で決められます。残りの半分——お客様の側に知識がなく、AIに詳しく聞き直しても判断がつかないところ。そこだけをお伝えする。いまの私の役割は、それです。

※ 横スクロールできます

表:生成AIの前と後で、コンサルタントの役割がどう変わったか
これまで(生成AIの前)いま
お客様が
まず聞く相手
コンサルタント生成AI
コンサルの仕事知識を出す。
答えそのものを渡す
通訳と判断。
使い方・答えの意味・正しいかどうか
お客様に
起きること
簡単なことも、いちいち聞く。
答えが返るまで止まる
聞かなくていいことは、自社で進む。
聞くべきことだけが残る

知識を出す役は、AIに移りました。コンサルタントが要らなくなったのではありません。お客様は聞かなくていいことを自社で進められ、こちらは本来の判断に専念できる。入れ替わったのは、役割のほうです。

通訳と判断は、知識がない人にはできません

ここは、はっきり書いておきます。知識を「出すこと」は、要らなくなりました。ただし知識を「持っていること」は、これまで以上に要ります。

AIが出してきた答えの意味を通訳するには、その分野を知っていなければできません。「この手順は、御社の場合は順番が違います」と言うには、その手順を知っている必要があります。通訳も判断も、知識がある人にしかできない仕事です。知識が不要になったのではなく、知識が土台に回ったということです。

図2:知識は、なくなったのではなく土台になりました

判断 やる/やらないを決め、責任を持つ 通訳 出てきた答えの意味と、順番を伝える 知識 その分野を、知っていること AIが出せる ようになった この2段は、 土台がないと 積めません 土台が要らなくなったのではありません。土台の上に、仕事が伸びました。
知識を出す作業はAIが引き受けられるようになりました。その分、知識を持っている人は、上の2段に時間を使えます。

ですので、この変化で困るのは「知識を伝えるだけで終わっていた人」です。逆に、知識を持っていて、お客様の事情まで踏み込める人にとっては、できる仕事の範囲が広がりました。これまでは基本的な説明に時間を取られて、そこまで手が回らなかったからです。

私は、コンサルタントはむしろ必要になると考えています。AIが答えを出せるようになったぶん、「その答えでいいのか」を判断できる人の出番が増えるからです。要らなくなったのは、知識を伝えるだけの時間のほうです。

限られた時間で、何を聞くか

📌 このセクションの要点コンサルタントと話せる時間は、これまでと同じ長さです。増えも減りもしません。変わるのは、その時間で何を聞くか。そして会っていない期間に進むかどうかで、半年後に手元に残るものが変わります。

前の章で「入れ替わったのは、役割のほうです」と書きました。それが実際にどう見えるのかを、2つの図で先にお見せします。あなたが払う金額も、会う回数も、変わりません。変わるのは中身だけです。

どうでもいい質問に、コンサルの時間を使っていませんか

「業務が半分の時間で終われば、空いた時間を売上拡大に使えます」——これはよく聞きます。ただ、その空いた時間で具体的に何をするのかまで話している人に、私はまだ出会っていません。ずっと引っかかっていたのは、そこです。

10分空いたとして、その10分を別の作業に充てても、売上は上がりません。空いた時間を、どうやって売上に変えるのか。そこが分かれ目です。同じことが、コンサルタントと話す1時間にも当てはまります。

図3:同じ1時間でも、聞ける中身が変わります

これまで 調べればわかる質問 判断が要る相談 ここは生成AIが受ける いま 判断が要る相談だけになる ※ 帯の長さは、どちらも同じ1時間です。
時間そのものは増えません。調べればわかることをAIに渡すほど、判断の相談に使える時間が増えます。

半年で手に入る量が、これだけ違います

もうひとつ、経営の側から見ると、こちらのほうが大きいかもしれません。会う回数も、払う金額も同じです。コンサルタントも、どちらにも入っています。変わるのは、会っていない期間に進むかどうかだけです。

図4:半年で得られる量が、これだけ違います

これまで|会った日しか進まない 半年で、ここまで いま|会っていない期間も、AIが進める AIが進める AIが進める AIが進める AIが進める 半年で、ここまで ■ = コンサルタントと会う日(どちらも5回・払う金額も同じ)
コンサルティングは、どちらにも入っています。変わっているのは、会っていない期間に進むかどうかだけです。

先に言っておきます。この記事も、売り物がある側が書いています

📌 このセクションの要点この記事を書く前に、「コンサル いらない AI」で上位に出てくる記事を読みました。本文まで確認できた10本のうち、6本はコンサルタント本人や志望者に向けて書かれたものでした。そして「いまはコンサルを入れないほうがいい」と書いていた記事は、1本もありませんでした。

上位10本を読んで、分かったこと

私にもコンサルティングという売り物があります。ですので「コンサルは要ります」と書くのが、いちばん都合がいい立場です。それを先にお伝えしたうえで、実際に数えた結果を出します。

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表:「AI コンサル いらない」検索結果 上位10本の内訳(誰に向けて書かれているか)
上位10本の内訳(2026年8月12日に本文まで確認)本数
読者がコンサルタント本人・志望者・就活生に向けたもの6本
発注する経営者に向けたものを名乗るもの4本
 └ そのうち、自社のコンサル・AIサービスを売っているもの3本
 └ そのうち、売り物を持たない中立のもの1本
「自分がAIで支援のやり方をどう変えたか」を書いているもの1本
「いまはコンサルを入れないほうがいい」と書いているもの0本

■ 調査の条件(同じ手順で確かめられます)
 調査日:2026年8月12日/検索した言葉:「コンサル いらない AI」「生成AI コンサル いらない」の2つ/地域:日本・日本語/環境:パソコン、ログインなし
 対象:上記2つの検索で上位に出たページのうち、本文まで読めた10本を数えました。ページ側の設定で本文を取得できなかったものは、数に含めていません(当社調べ)。

図5:「コンサル不要論」を書いているのは、誰か

上位10本(本文まで確認) コンサル本人・志望者向け 6本 売り込み 3本 中立 1本 「経営者向け」を名乗るのは、この4本だけ 「いまはコンサルを入れないほうがいい」と書いた記事:0本
当社調べ(2026年8月12日)。検索上位のうち本文を確認できた10本の内訳です。

だからこの記事には「使わないほうがいい場合」を書きます

売り物がある側が書いている以上、都合のいいことだけを並べては意味がありません。ですのでこの記事では、コンサルを使わないほうがいい場合と、私が実際にかけた費用を書きます。その2つを読んだうえで、必要かどうかを決めていただければと思います。

いちばん多いのは「答えは出たのに、進めない」です

📌 このセクションの要点止まる場所は、たいてい同じです。①使い方が分からない ②出てきた答えを評価できない ③触っていい範囲が決められないの3つ。AIを活用していない理由の1位も「活用する業務がイメージできていない」で63.4%(2026年版中小企業白書・n=3,888)でした。

3社に2社が、同じところで止まっています

これは私の実感ではなく、調査に出ている数字です。

図6:AIを活用していない理由(複数回答・n=3,888)

活用する業務がイメージできていない 63.4% 活用を推進する人材が不足している 40.0%
出典:中小企業庁『2026年版 中小企業白書』(原典調査:株式会社帝国データバンク「令和7年度中小企業の経営課題と事業活動に関する調査」2025年11〜12月、n=3,888)

足りていないのは、道具でも予算でもありません。「どこに使えばいいのか」が決まらない。ここで止まっています。

出てきた答えを、どう評価すればいいか分からない

実際にご相談をいただくとき、いちばん多いのはこの形です。当社の別の記事にも、こう書きました。

当社の実感「質問してみたものの、この回答をどう評価すればいいか分からない——そこで止まる方がいちばん多いです。」

AIは答えを返してくれます。ただ、その答えが自社にとって正しいのか、いま手をつけるべきことなのか、順番は合っているのか。そこを判断する材料は、AIの答えのなかには入っていません。

触っていい範囲が、自分では決められない

もうひとつが、範囲です。支援先でも、こういうことが起きました。

支援先で実際にあったこと作業そのものは社内でできます。難しいのは「自分のサイトで、どこまで触っていいか」の線引きのほうです。※ そもそもご担当者の管理画面から、プラグインを追加できない設定になっていた、ということもありました。

図7:「答えは出た。でも進めない」3つの壁

① 使い方が 分からない ② 出てきた答えを 評価できない ここで止まる方が いちばん多い ③ 触っていい範囲が 決められない 本番のサイトを壊すと 売上が止まるため、 ひとりでは決めにくい
①はAIに聞けば越えられます。②と③は、答えの外側にあるため、聞くだけでは越えにくいところです。

私自身が、支援のやり方を変えました

📌 このセクションの要点2026年5月から3か月、支援のやり方をほとんど変えました。分からないことはまずAIに聞いていただき、私は通訳と、線引きと、最初のひと押しを担当します。それでも最初の1か月は、何も起きませんでした。

これまでの支援には、構造的な弱点がありました

これまでの私の仕事は、0から100まで、やり方をすべてお伝えすることでした。ただ、この形には弱点があります。私がいるときしか、進まないということです。訪問と訪問のあいだ、お客様の手は止まっていました。

ここを変えたかった。だから、答えを出す役をAIに渡しました。

私がやっているのは、通訳と、線引きと、ひと押しです

実装したのは、お客様ご自身です。私がやったのは、生成AIの基本的な使い方と、「何を渡せるか」をお伝えしたことと、触っていい範囲の線引きを一緒に決めたことまで。外注し続けないと維持できない状態にするのは、支援としては失敗だと考えています。

「通訳」と書きましたが、抽象的なので具体で書きます。いちばん多いのは、書く順番の通訳です。同じ会社なのに、書きたい順とお客様が確かめたい順が、逆になっていることがほとんどです。

※ 横スクロールできます

表:会社が書きたい順と、お客様が確かめたい順のズレ
会社が書きたい順お客様が確かめたい順
① 沿革・創業の想い① 何ができるのか(対応範囲)
② 経営理念② いくらかかるのか(料金の目安)
③ 技術へのこだわり③ どれくらいで終わるのか(納期)
④ 受賞歴・認定・資格④ 誰が担当するのか
⑤ 「まずはお問い合わせください」⑤ 似た事例はあるのか

真面目な会社ほど、左になります。間違ってはいません。順番が違うだけです。AIに聞けば左の文章はきれいに書けますが、「あなたの会社は順番が逆です」とは言ってくれません。ここを言うのが、いまの私の仕事です。

横についていても、最初の1か月は止まりました

正直に書きます。5月のまるまる1か月、何も起きませんでした。ご担当者の言葉を借りれば「聞いても結局じぶんでやる」で、「正直、めんどくさい」という状態です。

そしてこの1か月がムダになったのは、私が横についていても、です。変わったのは、私が「AIに渡すものを、”質問”から”仕事”に変えてください」とお伝えしてからでした。それがなければ、5月のまま終わっていたと思います。使い方の”最初のひと押し”は、独りだと気づきにくい——そこだけは、正直にお伝えしておきます。

3か月で残ったのは、答えではなく仕組みでした

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。コンサルティングは、どちらの期間にも入っています。会う回数も同じです。変わったのは、AIに何を渡したかだけです。

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表:3か月で残ったもの(答えを聞くだけの場合と、仕組みを作った場合)
コンサルティングだけ
1か月目(5月)|AIには質問しかしていなかった
コンサルティング + 生成AI
2〜3か月目(6〜7月)|AIに仕事を渡した
聞いた分の答え聞いた分の答え
直せたページは、数ページ直したページは、全ページ
やり方は、担当者の頭の中だけ会社のことを覚えたAI
決まった手順(仕組み)
数字を測るやり方
ECの月商が、過去最高

※ 伊勢通様(愛知県・建材商社)。2026年5月〜7月の記録です。

約2.5
EC月商
前年同月比・過去最高
6.11%
セッション成約率
3.81%から改善
86.4%
売上のうち
自社サイト経由

訪問数が増えたわけではありません。これまで伝わっていなくて離脱していた方が、買うようになったということです。

言葉の説明成約率(CVR)とは、サイトに来た人のうち、実際に買った・申し込んだ人の割合です。100人来て6人が買えば6%。ここが上がると、来る人の数が同じでも売上が増えます。

ネット販売をしていない会社でも、同じことが起きています

「うちはECをやっていないので関係ない」と思われたかもしれません。ネット販売のない会社でも、同じことが起きています。

別の支援先では、ページに書く言葉を変えただけで、問い合わせの数が変わりました。

月3
言葉を変える前
問い合わせ数
月20
変えたあと
大手企業からの直接受注も発生

やったことは、ECの会社とまったく同じです。お客様が確かめたいことを、確かめられる形で書いた。それだけです。買い物カゴがあるかどうかは、関係ありません。

この章で挙げた数字を、ひとつの表にまとめます

※ 横スクロールできます

表:支援のやり方を変える前と後の実測値(EC月商・CVR・自社サイト経由・問い合わせ件数)
指標変える前変えたあと期間対象
ECの月商前年同月の水準約2.5倍(過去最高)2026年7月(前年同月比)伊勢通様
セッション成約率(CVR)3.81%6.11%2026年5〜7月伊勢通様
売上のうち自社サイト経由86.4%2026年7月最終週伊勢通様
問い合わせ数月3件月20件言葉を変える前と後別の支援先

いずれも支援先の実測値です(当社調べ)。広告費は使っていません。数字は当社が作ったものではなく、お客様側の管理画面(EC・GA4)で確認したものです。

お客様ご本人が、価値の在りかを言葉にしてくださいました

支援先・ご担当者の言葉「いつも酒井さんとのコンサルのときに、『AIと何をやったか?』を報告します。ここに価値があるのかなと思いました。」

知識を教わる時間ではなく、やったことを持ち寄って、判断を確かめる時間に変わった、ということだと受け止めています。

ytbs.jpのサーチコンソール画面。直近16か月で検索表示341万回、自然検索からの流入74.7%を記録している
自社サイトの実測(直近16か月・検索表示341万回)。支援の型は、まず自社で試してから渡しています。
ytbs.jpのWordPress管理画面。公開済み記事が1,170本以上あることを示している(2026年6月時点)
自社サイトの公開記事は1,170本以上(2026年6月時点)。

変わったのは、私がいない「あいだ」でした

📌 このセクションの要点役割が変わったことより、会社の時間の使われ方が変わったことのほうが、成果に効きました。訪問と訪問のあいだが「止まっている時間」から「進んでいる時間」に変わると、次にお会いしたときの質問の中身が、別物になります。

これまでは、月に1回だけ会社が動いていました

前の章で「私がいるときしか進まない」と書きました。これを、お客様側から見た時間の流れで書き直すと、こうなります。

訪問した日に「これをやりましょう」と決める。次の訪問までの1か月、手が止まる。次に訪問すると「忙しくて、まだ手をつけていなくて」と言われる。また同じことを決める。私が何年も繰り返してきた光景です。

これはお客様が悪いのではありません。決めたことを進めるには、決めた人以外に「分からないことを聞ける相手」が要ります。その相手が月に1回しか来ないなら、止まるのが自然です。

お客様に最初にお願いしたのは、「私に聞く前に、AIに聞いてください」でした

やり方を変えたとき、私が最初にお願いしたのはこれだけです。分からないことは、まず生成AIに聞いてください。そのうえで、それでも分からなかったことだけを、私に聞いてください。

意地悪で言っているのではありません。私に聞ける時間は限られています。その限られた時間を、AIが答えられることに使ってしまうのが、いちばんもったいない。

結果として変わったのは、質問の中身でした。「何から始めればいいですか」ではなく、「AIにこう言われたのですが、うちの場合これで合っていますか」に変わります。後者は、実際に手を動かした人からしか出てこない質問です。

同じ時間で、話せる中身が変わりました

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表:私がいない「あいだ」に何が起きるか(支援のやり方を変える前と後)
これまでやり方を変えたあと
訪問と訪問のあいだ止まっているAIと壁打ちしながら進んでいる
次に会ったときの第一声「まだ手をつけていなくて」「ここまでやったのですが」
質問の中身調べれば分かることやってみて詰まったところ
私が使う時間知識を出す通訳と判断

表の右側は、AIが優秀だから起きたことではありません。「聞ける相手が、いつでもそこにいる」状態になったから起きたことです。

回数は減りますが、それでいいと考えています

正直に書きます。この形にすると、お会いする回数は減ります。これまで10回かけてお伝えしていた内容が、3回で終わることもあります。

売り物がある側として、これは都合の悪い話です。それでも、この形を続けています。10回お会いして進まないより、3回で終わって成果が出るほうが、次にご相談いただけるからです。

※ ここは私の考え方であって、支援の形は会社ごとに違います。手を動かす人が社内にいない場合は、回数を減らさないほうがうまくいきます。使わないほうがいい場合もあわせてお読みください。

AIに聞くこと/人に聞くこと

📌 このセクションの要点「AIは信用できるか」という問いは、立て方が違います。実測では、こちらが渡した資料を要約させると誤りは1.8〜5.1%知らないことを説明させると45%に重大な問題が出ています。何を渡したかで、正確さが決まります。

「AIは信用できるか」は、問いの立て方が違います

AIが間違えるかどうかは、よく議論になります。ただ、実測を並べると、答えは「どちらも本当」です。用途によって、誤りの割合が2桁違います。

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表:生成AIにやらせる作業ごとの誤りの割合(第三者調査の実測値)
やらせること誤りの割合(実測)調査
こちらが渡した資料を要約させる1.8〜5.1%Vectara「Hallucination Leaderboard」
7,700件超の記事を要約・2026年5月11日更新
知らないことを説明させる
(ニュースの内容を答えさせる)
45%に重大な問題欧州放送連合(EBU)+BBC主導
22の公共放送・18か国・14言語/2025年10月公表

出典:Vectara「Hallucination Leaderboard」(2026年5月11日時点)/European Broadcasting Union(EBU)・BBC主導の国際調査(2025年10月公表、ChatGPT・Copilot・Gemini・Perplexityの回答3,000件超を検証。重大な問題45%、うち出典の重大な問題31%、事実誤り20%)

ですので、「AIは正しいか」ではなく「何を渡したか」で考えてください。自社の資料・数字・方針を渡したうえで作業させるなら、かなり正確です。何も渡さずに「うちの業界はどうなっていますか」と聞けば、それらしい答えが返ってきますが、そのまま信じるのは危険です。

同じ会社のことを3社に聞いたら、3つとも違いました

当社が実際に試したものです。同じ会社について、同じ時期に、3つのAIに聞きました。

Perplexityの回答画面。株式会社伊勢通とエムティーシーを実名で回答している
Perplexity:実名まで答えた
ChatGPTの回答画面。業種は建材商社と答えるが社名は非公開としている
ChatGPT:業種は答えたが社名は出さず
Geminiの回答画面。すでに修正済みの「建材メーカー」という古い表記が残ったまま回答されている
Gemini:修正済みの古い表記が残っていた

3社とも、同じ日に、同じことを聞いています。それでも答えは揃いませんでした。「AIに聞けば正解が出る」わけではないということが、この3枚に表れています。

とくにGeminiの「建材メーカー」は、すでにこちらで直したあとの、古い表記でした。実際のページはこうなっています。

ytbs.jpトップページの表記。すでに「建材商社」へ修正済みであることを示している
こちらのページは「建材商社」に直したあと。それでもAI側には、古い表記が残っていました。

直したことが、すぐにAIの答えに反映されるわけではありません。ここも、AIに聞くだけでは分からないところです。

「うちの場合はどうか」は、AIには決められない

※ 横スクロールできます

表:AIに聞いたほうが速いことと、人に聞いたほうがいいことの切り分け
AIに聞いたほうが速いこと人に聞いたほうがいいこと
言葉の意味、一般的なやり方自社の事情をふまえた、やる/やらないの判断
手順の候補を、いくつも出すその手順を、いまやるべきかどうかの順番
渡した資料の要約・書き直し触っていい範囲の線引き
文章の下書き、たたき台づくり出す/出さないの最終判断
調べればわかることの確認社外に公開されていない、自社の前提

それでも人に頼む理由は、3つあります

📌 このセクションの要点①判断の責任は人にしか取れない ②会社の事情は社外に公開されていない ③やり切るところまで横にいる人が要る、の3つです。IT支援を仕事にしている専門家の集まりでも、感想でいちばん多かったのは「他の人の話が参考になった」(11件中6件)でした。

ITの専門家が集まっても、最多の感想は「人の話が参考になった」でした

2026年8月11日の午前、ITコーディネータの有志が集まる勉強会で、私が講師として2時間半、生成AIについてのディスカッションを担当しました。IT経営の支援を専門にしている方たちの集まりです。終了後に参加者からいただいた感想が11件。匿名で記事に掲載することの了承をいただいています。

その11件を、書かれている中身で分類しました。

※ 横スクロールできます

表:ITの専門家11名の勉強会アンケート・感想の内訳(2026年8月11日実施)
感想に書かれていたこと(11件)件数
他の参加者の話・議論が参考になった6件
これから使うAIを変える・増やすと書いた3件
危機感を持った、と書いた2件
自分のAIへの評価が古かったと気づいた1件
現実的な落としどころ・活用範囲の話が参考になった1件

※ 2026年8月11日開催。参加者から寄せられた感想11件を、当社で分類したものです。主催者に宛てて書かれた感想なので、評価は良いほうに寄っています。そこは割り引いてお読みください。

生成AIの話を聞きに来た方たちの感想で、いちばん多かったのがAIの話ではなく「人の話」だった——ここが、この章の答えだと思っています。なかでも、いちばん端的だったのがこの一文です。

参加者の感想(匿名・掲載の了承をいただいています)ひとりでAIに相談しているよりはるかに情報として良かったです。

AIを人より使っている側の専門家が、そう書いていました。ちなみに、AIエージェントまで使っている方は、この場でもほとんどいませんでした。先ほどの63.4%は、専門家の集まりでも同じように起きています。

1 判断の責任は、人にしか取れない

AIは提案します。ただ、その提案を採用して失敗したとき、責任はAIに残りません。出す/出さないを決めるのは、人の仕事です。とくに、数字を作らせる・最終判断をさせる、という使い方は、いまも避けたほうがいいと考えています。

2 会社の事情は、社外に公開されていない

AIが読んでいるのは、公開されている情報です。御社の在庫の事情、取引先との力関係、社内で誰が決裁するか、過去に何を試して何が失敗したか——これらはどこにも公開されていないので、AIは知りようがありません。渡さない限り、AIの答えは「一般論として正しいが、御社には合わない」ものになります。

そして、お客様が調べる場所は増えました。商品購入時の情報収集に生成AIを使うことが「よくある」「たまにある」と答えた方は、合わせて35.1%です(ZETA株式会社・2026年4月調査・n=981/直近3か月のEC利用者)。自社のことをAIが正しく説明できるかどうかは、もう売上に関わります。

言葉の説明セッションとは、サイトへの「訪問1回分」のことです。同じ方が朝と夜に見れば2セッションになります。下のグラフは、生成AI(ChatGPTなど)の回答から自社サイトに来た訪問が、月に何回あったかを示しています。
支援先BのGA4画面。生成AI経由の訪問が2026年5月に月104セッションに達している(業種は非公開)
支援先のGA4実測。生成AI経由の訪問が2026年5月に月104セッションになりました(業種は非公開)。
当社サイトのGA4画面。生成AI経由の参照元セッションの月次推移。2024年後半はほぼ0から立ち上がっている
当社サイトも同じ形です。2024年後半はほぼ0でした。

3 やり切るところまで、横にいる人が要る

先ほど書いたとおり、私が横についていても最初の1か月は止まりました。ひとりなら、そこで終わっていたと思います。

もうひとつ、勉強会でこんな話もしました。私が3か月かけて育てたAIは、いまでは社員のような存在になっています。これから始める方が同じ状態まで持っていくには、おそらく1年ほどかかります。この差は、あとから縮めにくい。まだ手をつけていない方に対して、私はそこに危機感を持っています。

コンサルを使わないほうがいい場合もあります

📌 このセクションの要点社内に決められる方がいて、時間もあるなら、まずは自社で回すほうが速いことがあります。現状を測るだけなら0円、AIに仕事を渡してみるなら1名分で月3,000円前後です。それで回るなら、私のようなコンサルタントは要りません。

まだ入れなくていい会社/入れる意味が出てくる会社

顧問契約にせよスポットの相談にせよ、外に払うかどうかの判断基準を、先に置いておきます。

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表:まだ生成AIを入れなくていい会社と、入れる意味が出てくる会社の見分け方
まだ入れなくていい会社入れる意味が出てくる会社
社内に「やる」と決められる人がいて、時間もあるAIの答えが出ても、評価できずに止まっている
まだ自社で1か月、続けて触ってみていない触っていい範囲を、自分たちでは決められない
目的が「効率化」だけで、売上まで求めていない1か月やってみたが、進まなかった
丸投げしたい(この場合は、続きません)社内に残る形(仕組み)にしたい

私が3か月でかけた費用も、書いておきます

私がいま自分で払っているのは、Claudeの最上位プランで月200ドルです(2026年8月時点)。それに加えて、外部の制作会社に作ってもらった自社サイトで触れない部分があったので、触れるようにしてもらうスポット費用が数万円。あとは自分の人件費だけです。

ただ、いきなりこの金額から始める必要はまったくありません。私は毎日これで大量の作業をしているので最上位にしているだけで、始めるだけなら1名分で月3,000円前後です。

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表:生成AIに3か月でかけた費用の内訳(月額・1名分)
いくら何ができるか中身
0円まず現状を測る無料のChatGPTで、自社名を入れて何と答えるかを見るだけ
3,000円前後仕事を渡してみるいずれか1つの有料プラン(1名分・月額)
数万円毎日、量をこなす上位プラン1本

ChatGPT Plus 3,000円/Claude Pro 月20ドル/Gemini AI Pro 2,900円(2026年8月7日に各社公式で確認)。無料版は機能が制限されます。
当社はAnthropic社をはじめ、いずれのAI提供事業者の代理店でもなく、紹介料も受け取っておりません。

測るのは0円です。どれを選ぶかより、1つに決めることのほうが大事です。社内に決められる方がいて、時間もあるなら、まずはここまでで十分だと思います。それで回るなら、私のようなコンサルタントは要りません。

それでも頼むなら、ここを見てください

📌 このセクションの要点選ぶ基準は「知識をたくさん持っているか」ではありません。使い方を渡してくれるか、線引きを一緒に決めてくれるか、社内に残る形にしてくれるかです。

外注し続けないと維持できない支援は、失敗です

知識を出す役がAIに移った以上、「答えを持っていること」は、もう選ぶ基準になりません。これは経営コンサルタントでも、顧問でも、Webの支援会社でも同じです。終わったあとに、社内で回せる状態になっているかどうか。そこだけだと考えています。

頼む前に確かめる、5つのこと

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表:コンサルタントに頼む前に確かめる5つのことと、その理由
確かめることなぜ見るのか
1使い方を渡してくれるか作業を代わりにやるだけの支援は、終わると元に戻ります
2線引きを一緒に決めてくれるか「どこまで触っていいか」が決まらないと、手が止まります
3社内に残る形にしてくれるか手順と、測り方が残らないと、次の期も同じ費用がかかります
4できないことを先に言うか「必ず成果が出ます」と言う相手は、実際にやっていない可能性があります
5断ることがあるかいま入れる必要がない会社に「入れましょう」と言う相手は、判断していません

月曜から、見る数字は3つだけで足ります

📌 このセクションの要点①AIが自社をどう説明するか ②社名で検索された数 ③問い合わせ数——この3つだけです。どれもお客様が決めている数字なので、ぶれません。見るのは月1回で十分です。

見る数字を3つに絞ってください

毎日いろいろな数字を見ると、必ず途中で嫌になります。3つで十分です。

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表:月曜から見る3つの数字と、その見方
見る数字何が分かるかどうやって見るか
1AIが自社をどう説明するか候補に入っているか月に1回、同じ質問をして記録するだけ
2社名で検索された数確かめに来た数Search Console(サーチコンソール)で見られます
3問い合わせ数選ばれた数いちばん大事な数字です

①が動かないうちに③を待っても、数字は動きません。順番があります。

言葉の説明Search Console(サーチコンソール)は、Googleが無料で出しているツールです。自社サイトがどんな言葉で検索されて、何回表示されたかが分かります。②の「社名で検索された数」は、ここで見ます。導入も無料です。

半年で、この順番で起きます

支援先で、実際に起きた順番です。最初の1か月は、表に何も出ません。ここを知らずに始めると、たいてい1か月目でやめてしまいます。

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表:生成AIを入れてから半年で起きることの時系列
時期やること起きること
0日目(今日)AIに自社名を聞く。現在地を記録する所要3分
1か月目土台づくり。使うAI・入力してよい情報・触っていい範囲を決める表には何も出ません
2か月目1ページ直して、同じ直し方をAIに渡すここが境目
3か月目全ページへ広げる数字が動きはじめる
90日後今日と同じ質問をして、記録と見比べる答え合わせ
半年後指名検索と問い合わせで確かめる選ばれたかどうか

※ 支援先で数字が動いたのは3か月目でした。30日で売上が上がるとは申し上げません。30日で変わるのは「AIが自社を説明する内容」までです。

今日やることは、ひとつだけです。無料のChatGPTを開いて、自社名を入れて、返ってきた説明をそのままメモに残してください。所要3分、費用は0円です。それが、この半年の起点になります。

まだ、誰かに相談する段階ではない方へ

ここまで読んで「まずは自分たちでやってみる」と思われたなら、それがいちばん健全だと思います。相談は要りません。手順は全部、記事に書いてあります。何を渡すか、どう整えるか、どんな順番で進めるか——支援先で実際にやったことを、そのまま公開しています。読んで自社で進めていただいて構いません。

自分で進める手順を読む(無料・登録不要)

よくある質問(FAQ)

FAQご相談のときに、実際によくいただく質問をまとめました。
Q生成AIがあれば、経営コンサルタントは要らなくなりますか?
知識を出す作業は要らなくなりました。ただし答えの評価も判断も、知識がある人にしかできません。
QAIは、本当に賢くなったのですか?
なりました。最後までやり切れる仕事の長さが、2024年5月の7分から2026年2月には約12時間に伸びています(METR実測)。
QまずAIに聞けば、費用は下がりますか?
下がります。調べればわかる質問を外に出せば、同じ1時間で聞ける中身が変わります。
Q生成AIのコンサルティングには、何を頼めますか?
使い方を渡すこと、触っていい範囲の線引き、そして最初のひと押しの3つです。
QAIの答えは、そのまま信じていいですか?
用途によります。渡した資料の要約なら誤りは1.8〜5.1%、知らないことの説明は45%に重大な問題が出ています。
Qコンサルタントを使わないほうがいい会社はありますか?
あります。社内に決める人がいて時間もあるなら、当面は自社で回すほうが速いです。
Q丸投げでもいいですか?
続きません。社内で回せる状態にしないと、外注し続けないと維持できなくなります。
Q何から始めればいいですか?
0円で測るところからです。無料のChatGPTに自社名を入れて、何と答えるかを見てください。

まとめ

  • 半分は当たっています。要らなくなったのは、知識を出す役です。調べればわかることは、もうAIのほうが速い。
  • AIは、実際に賢くなりました。やり切れる仕事の長さは7分から約12時間へ。性能が上がったから使えるようになり、渡し方を変えたから成果になりました。どちらも要ります。
  • 知識は、なくなったのではなく土台になりました。通訳も判断も、知識がある人にしかできません。だからコンサルタントは、むしろ必要になると考えています。
  • 残ったのは、通訳と、線引きと、最初のひと押しです。「それを本当にやっていいのか」の半分は、ご自身で決められます。残りの半分だけが、人に聞くべきところです。
  • 止まるのは、答えが出ないからではありません。出た答えを評価できず、触っていい範囲が決められないから止まります。AIを活用しない理由の1位も「活用する業務がイメージできていない」(63.4%)でした。
  • 「AIは信用できるか」は、問いの立て方が違います。渡した資料の要約なら誤りは1.8〜5.1%、知らないことの説明なら45%に重大な問題。何を渡したかで決まります。
  • 変わるのは、会っていない期間です。会う回数も払う金額も同じでも、半年後に手元に残るものが変わります。
  • 月曜から見る数字は3つだけです。AIが自社をどう説明するか/社名で検索された数/問い合わせ数。月1回で十分です。
  • まずは0円で測ってください。それで回るなら、コンサルタントは要りません。
まずは現在地から

いまの状態を、60分で測ってみませんか

ChatGPT・Perplexity・Google AIで、御社がどう説明されているかを実際に見ます。AIに聞いた結果をお持ちいただくだけで結構です。
入れる必要がないと判断した場合は、その旨をお伝えします。

※ ITコーディネータ・酒井大輔が対応します。売り込みはしません。まだ早いと判断した場合は、そのままお伝えします。

▶ 執筆者「YouTubeコンサルタント 酒井大輔」の詳しいプロフィールを見る