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サーチコンソールとアナリティクス(GA4)の違いとは?
「結局どっちを見ればいい?」に実データで答えます
【結論】あなたはどっちを見るべき?
細かい説明の前に、いちばん知りたい「結局、自分はどっちを使えばいいの?」に先に答えます。目的で選んでください。
「検索で見つけてもらえているか」を知りたいなら → サーチコンソール
- 検索で何位か・何回クリックされたか見たい
- どんなキーワードで来ているか知りたい
- SEO(検索順位)を上げたい
- ページがGoogleに登録されているか確認したい
「来た人がどう動き、成果が出たか」を知りたいなら → GA4
- どこから来た人が多いか(検索・広告・SNS)見たい
- どのページが読まれ、どこで離脱しているか
- 問い合わせ・購入などの成果を測りたい
- 訪問者の地域・デバイスを知りたい
迷ったら「両方」入れて連携が正解です。2つは“競合”ではなく“役割分担”。しかも後述のとおり計測している範囲がそもそも違うため、片方だけでは来ている人の約4分の1が見えません(本記事では、これを当社の実データで証明します)。
目的別 早見表(やりたいこと → 見るツール)
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| やりたいこと(目的) | 見るツール |
|---|---|
| 検索順位・流入キーワードを確認したい | サーチコンソール |
| SEO(検索からの集客)を改善したい | サーチコンソール |
| 問い合わせ・購入などの成果(CV)を増やしたい | GA4 |
| 広告・SNSなど検索以外の流入を分析したい | GA4 |
| どのページが読まれ、どこで離脱したか見たい | GA4 |
| 集客から成果まで通して見たい | 両方+連携 |
違いの早見表(3つの軸でまとめ)
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| 比較項目 | サーチコンソール | アナリティクス(GA4) |
|---|---|---|
| ひとことで | 検索での“見られ方”を見る | 訪問“後”の行動・成果を見る |
| タイミング | 来る前(検索結果上) | 来た後(サイト内) |
| 計測範囲 | Google自然検索が中心 | 広告・直接・SNS・AI等“全流入” |
| 主なデータ | クエリ・表示・クリック・CTR・順位 | 流入経路・閲覧・滞在・成果 |
| 検索順位 | ◎ わかる | × わからない |
| 広告・SNSの流入 | × ほぼ見えない | ◎ 見える |
| 成果(CV) | × 測れない | ◎ 測れる |
| 料金 | 無料 | 無料(標準版) |
なぜこの記事の数字に価値があるのか(他の解説記事との決定的な違い)
コンサルタントや解説記事の多くは「お客様(クライアント)のデータ」を扱うことはあっても、自社サイトを自分の手でSEO運用している人はごくわずかです。本記事は違います。当社代表・酒井大輔は2021年から自社ブログを1,000本以上投稿し、SEO対策も自分自身で実践し続けている“現役プレイヤー”。だからこの先で公開する数字は、評論や一般論ではなく実際に毎日手を動かしている運用者の“生データ”です。これが、本記事が他と最も違い、選ばれている理由です。
そもそも何のツール?Webマーケでの位置づけ
Webマーケティングの計測とは、「人がどこから来て・サイトで何をして・成果につながったか」を数字で把握すること。その全工程を1つのツールで見ることはできず、役割の違うツールを組み合わせます。「サーチコンソールとアナリティクスだけでいいのか?もっと他にも要るのでは?」と迷う方のために、まず全体地図を示します。
ひとことで言うと(定義)
Googleサーチコンソールとは、Google検索結果での自社サイトの掲載順位・表示回数・クリック数・検索キーワードを確認できる、Google公式の無料ツールです。
GA4(Googleアナリティクス4)とは、サイトやアプリを訪れたユーザーの流入経路・行動・滞在時間・成果(コンバージョン)を分析できる、Google公式の無料アクセス解析ツールです。
Webマーケの計測ツールと“守備範囲”
★印の2つ(サチコ・GA4)が土台。まずここを押さえれば、集客の入口と来訪後の全体像がつかめます。
この2つ“だけ”で足りる? 答え:まずは十分
結論として、中小企業や個人サイトなら、まずはサーチコンソールとGA4の2つでほぼ事足ります。どちらも無料で、Webマーケの根幹である「集客の入口」と「来訪後の成果」を押さえられるからです。他のツールは“この2つで見えてきた課題”に応じて足すもの。最初から全部そろえる必要はありません。
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| 役割 | 代表的なツール | 優先度 |
|---|---|---|
| 検索で見つかっているか(入口) | サーチコンソール(無料) | まず必須 |
| 来た人の行動・成果(来訪後) | GA4(無料) | まず必須 |
| 何を書く・狙うか | キーワード調査ツール | 余裕が出たら |
| どこで離脱したか詳細 | ヒートマップ(Clarity 等) | 余裕が出たら |
| 広告を運用するなら | Google広告 等 | 広告を出すなら |
| 見込み客の管理 | MA/CRM | 規模が出てから |
覚えておきたい順番:①まずサチコ+GA4を入れて現状を“見える化”→ ②課題が見えたら、その課題に効くツールだけ足す。いきなり多機能ツールを増やしても、見るのが続かず挫折します。
補足:キーワード調査ツールは、なくても始められる
上の表で「①何を書く・狙うか」にキーワード調査ツール(ラッコ/キーワードプランナー等)を挙げましたが、初心者のうちは、ツールを増やすより“無料で拾える検索のヒント”で十分です。近年はツールの使い勝手が変わることも多く、最初から何本も抱えると逆に挫折しがち。狙いたいワードがあるなら、まずは次の3つを目安にしてください。
- Google検索のサジェスト(検索窓に入力すると出る候補)……実際に検索されている関連ワードがわかる
- 「他の人はこちらも質問」(よくある質問/PAA)……見込み客が抱く“次の疑問”がわかる
- 検索結果ページ下部の「関連性の高い検索」……周辺のニーズが広がる



これらを目安にコンテンツを作り、出した後の反応はサーチコンソールの「クエリ」で確認する——この流れで十分に回せます。専用ツールは、基本が回り始めてから必要に応じて足せばOKです。
最重要:解析は「自社が出したものしか映らない」
違いは1つじゃない。3つの軸で整理
軸① 見る“タイミング”が違う(来る前/来た後)
ユーザーの行動を一本の線で見ると、2つの担当区間がきれいに分かれます。
ユーザーの流れと、各ツールの担当区間
サチコは「検索結果でどう見られ、クリックされたか」、GA4は「来てから何をして、成果につながったか」。
軸② 計測している“範囲”が違う(最も見落とされがち)
サーチコンソールが見ているのは、基本的に「Googleの“自然検索(オーガニック検索)”からの流入」だけ。広告(リスティング)、直接アクセス、SNS、他サイトからのリンク経由といった検索以外の流入は、サーチコンソールには映りません。
一方GA4は、サイトに来たすべての流入を計測します。自然検索はもちろん、広告・ダイレクト・SNS・参照・さらには最近はAIアシスタント経由まで、“全部入り”で見えるのがGA4です。この差は、次章の当社の実データで一目瞭然です。
つまり:サチコは「検索という1つの入口を、検索エンジン側の視点で詳しく見る」。GA4は「あらゆる入口を、自社サイト側の視点でまとめて見る」。測っている対象の広さがそもそも違うので、両方ないと全体像が出ません。
【実践者の視点】「GA4だけでいい」ではない。コンテンツマーケはサチコ重視
「GA4で全部見えるなら、GA4だけでいいのでは?」と思うかもしれません。ですが、当社代表・酒井が毎日メインで見ているのは、実はサーチコンソールの方です。特にコンテンツマーケティング(検索で見つけてもらう集客)に取り組むなら、GA4の使い方を覚えるより、まずサーチコンソールを重点的に見ることをおすすめしています。理由は次の5つです。
- 見込み客が実際に打ち込んだ“言葉”が生で見える……コンテンツのネタはサチコの「クエリ」が宝庫。どんな悩み・疑問で検索されているかが分かり、次に書く記事が決まります。GA4には検索キーワードはほぼ出ません(検索の中身を持っているのはサチコだけ)。
- “あと一歩で勝てる”改善点が一発で分かる……「表示は多いのにCTRが低い(タイトル改善で伸びる)」「掲載11〜20位=2ページ目で惜しい(あと少しで1ページ目)」が見えるので、記事リライトの打ち手が直接決まります。
- コンテンツマーケの主戦場=自然検索を、最も詳しく見られる……広告に頼らない集客は流入の大半が自然検索(当社は74.7%)。その“中身”(どのKWで何位か)を持っているのはサチコだけです。
- まず必要なのは「入口を増やす」こと……GA4は「来た後」の分析。コンテンツマーケで先に必要なのは“検索で見つけてもらう=入口を増やす”こと。入口を映すサチコを先に見るのが理にかなっています。
- シンプルで毎日続く……GA4は多機能で挫折しがち。サチコは見る場所が少なく継続しやすい。「クエリを見る→記事を改善→順位UP→流入増」のPDCAが、サチコ単体で回せます。
実際の使い方(当社の運用):代表の酒井は毎日1度はサーチコンソールを確認しています。特に詳しく見るのは2つのタイミング——記事を作る“前”(狙うクエリ・既存ページの表示状況をチェックし、何を書くか決める)と、記事を出した“後”(掲載順位・CTRを確認し、伸び悩めばタイトルや本文を改善)。日々の集客改善の起点が、ほぼサーチコンソールにあるという運用です。
※ もちろんGA4が不要という意味ではありません。「成果(問い合わせ)が出たか」「広告・SNSも含めた全体の流入バランス」はGA4でしか見えません。役割分担として、日々の改善はサチコ、全体評価と成果確認はGA4、という使い分けが実践的です。
軸③ “目的”と“使う人”が違う
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| 観点 | サーチコンソール | アナリティクス(GA4) |
|---|---|---|
| 主な目的 | SEO(検索で見つけてもらう) | 成果改善(CV・離脱・行動分析) |
| よく使う人 | SEO担当・サイト運営者 | マーケ担当・広告担当・経営者 |
| 代表的な問い | 「何位?どのKWで来てる?」 | 「どこから来て、成果は出た?」 |
| 計測の起点 | Google検索エンジン側 | サイトに埋めた計測タグ側 |
【実データ全公開】当社サイトの数字をそのまま見せます
他の解説記事との最大の違いがここです。多くの記事はサンプル画像と一般論ですが、本記事は実際にこの2ツールを毎日使って集客している当社の生データで説明します。しかも当社代表・酒井は2021年から自社ブログを1,000本以上投稿し、SEOを自分の手で運用してきた実践者。お客様のデータを“見るだけ”の解説とは、説得力が違います。
実データ① サーチコンソール(直近28日・2026年6月時点)
(検索から来た回数)
(検索結果に出た回数)
(クリックされた割合)
(検索でのおおよその順位)
※ 3か月で見ると、クリック10,019回/表示75.3万回/平均CTR1.3%/平均掲載順位8.0。すべてGoogle自然検索からの数字です。

当社が“実際に検索で来ている”上位キーワード(全公開)
サチコの「クエリ」を見ると、どんな言葉で検索されて来ているか丸わかりです。当社の実際の上位クエリ(過去3か月)をそのまま載せます。
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| 検索キーワード(クエリ) | クリック | 表示回数 | CTR | 掲載順位 |
|---|---|---|---|---|
| youtube 上級者向け機能 | 209 | 2,558 | 8.2% | 2.7 |
| チャンネル登録 バレる | 75 | 712 | 10.5% | 2.4 |
| youtube ホーム画面 設定 | 71 | 1,166 | 6.1% | 2.3 |
| youtube チャンネル登録 ばれる | 67 | 519 | 12.9% | 2.1 |
| youtube ホーム画面 カスタマイズ | 64 | 351 | 18.2% | 2.4 |
| youtube チャンネル登録 バレる | 61 | 382 | 16.0% | 2.0 |
| youtube 海外向けに発信 | 61 | 154 | 39.6% | 1.5 |
| youtube ホーム画面 | 53 | 3,623 | 1.5% | 4.4 |
| ユーチューブ チャンネル登録 ばれる | 44 | 442 | 10.0% | 2.1 |
| youtube 上級者向け機能 やり方 | 42 | 424 | 9.9% | 2.9 |
※ 当社サイトの実クエリ(過去3か月・上位抜粋)。検索意図に合うコンテンツを作り込めば、ニッチKWで1〜3位を取れることが実データでわかります(数値は日々更新されます)。
ここがポイント:この一覧はすべて「Google自然検索」からの数字。広告やSNSで来た人は、サーチコンソールには1人も出てきません。次のGA4データと比べると“見ている範囲の違い”がはっきりします。
実データ② 16か月の推移(2025年3月〜2026年6月):適切な対策で“伸びる”という証拠
サーチコンソールは最長16か月のデータを見られます。当社の16か月の推移がこちら。短期の数字だけでなく、長期で検索での露出(表示回数)が右肩上がりに伸びているのが分かります。中小企業でも、正しく対策を続ければこのカーブを描けます。

ここで伝えたいこと:検索の集客は一夜では伸びません。「クエリを見て改善→コンテンツを足す」を地道に続けると、長期で確実に右肩上がりになります。サチコ・GA4で現状を測りながら正しく対策すれば、中小企業でもこのカーブを描けます。
実データ③ 上位ページ:どの記事が“検索で稼いでいる”か(全公開)
サチコの「ページ」タブを見ると、どの記事が検索から人を集めているかがわかります。当社の上位ページ(過去16か月)をそのまま公開します。突出した1記事に頼るのではなく、“検索ニーズに正面から答える実用記事”を積み上げることで、サイト全体の流入が底上げされているのが特徴です。
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| ページ(記事内容) | クリック | 表示回数 |
|---|---|---|
| 大阪・関西万博の体験談(/business/expo2025/) | 33,673 | 224,463 |
| YouTubeのチャンネル登録は誰かバレるか? | 11,574 | 435,856 |
| YouTubeチャンネルトップ 表示の設定方法 | 7,165 | 405,818 |
| 登録者10万人以上の国内YouTubeチャンネル数は? | 4,292 | 237,301 |
| 投稿後のYouTube動画でショートを作成する方法 | 2,828 | 107,496 |
| YouTube動画投稿本数の確認方法 | 2,048 | 46,274 |
| YouTubeチャンネルのホーム画面 効果的な設定 | 1,997 | 271,779 |
※ 当社サイトの上位ページ(過去16か月)。ツール操作・「○○とは」系の実用記事が安定して流入を生んでいます。
「なぜ万博の記事が1位?」——これは“狙って当てた”実験記事です。
1位の「大阪・関西万博の体験談」は、当社の本来テーマ(YouTube・動画)とは少し毛色が違います。これは2025年4月の時点で、このテーマはまだ他に情報も記事もほとんど無いのに、需要は大きい——という状況に着目し、「需要があるのに供給がないテーマを“先に”出せば、アクセスは伸びる」ことを実証するために、当社があえて作成した“実験記事”です。狙いどおり当たり、突出した流入を生みました。
これはまさに、本記事で繰り返しお伝えしている「解析(=既存の改善)だけでなく、“まだ無い需要”を先に取りに行く(=新規コンテンツ)」の実例です。解析画面には“出した後”しか映らないからこそ、この発想が効きます。
ここから分かること:大事なのは“バズる1記事”ではなく、検索ニーズに答える実用記事の積み上げ+「需要はあるが供給がない」テーマを先取りすること。これがサイト全体の集客を底上げし、長期で右肩上がり(実データ②)になります。
補足:検索流入のデバイスと地域(16か月)
同じく「デバイス」「国」タブから。検索流入の約7割がモバイル、地域はほぼ100%が日本(国内向け)でした。つまり記事はスマホでの読みやすさを最優先に作るべき、と実データが教えてくれます。
※ 横スクロールできます
| デバイス | クリック(16か月) | 割合 |
|---|---|---|
| モバイル | 63,011 | 70.2% |
| PC | 25,580 | 28.5% |
| タブレット | 1,224 | 1.4% |
実データ④ GA4(直近28日・流入チャネル別セッション)
※ 合計セッション 6,015/エンゲージメント率 47.13%(直近28日)。GA4は検索以外(広告・直接・SNS・AI)まで“全部”見えます。


おまけの注目データ:当社のGA4には「AI Assistant(AI経由)」の流入が出ています。ChatGPTなど生成AIから人が来始めている証拠で、多くの記事がまだ触れていない新しい動き。Paid Search(広告)はわずか2セッション——当社はほぼ広告に頼らず、コンテンツと動画で集客しているのが数字に表れています(その作り方は第10章で)。
GA4とサーチコンソールの数字が合わない・ズレる理由
「クリック数とセッション数が合わない」「アクセス数がツールで違う」と不安になる方は多いですが、原因はほぼ次の5つに整理できます。
| 数字がズレる理由 | なぜ数字が変わるのか |
|---|---|
| ① 数える対象が違う | サチコは「クリック数・表示回数」、GA4は「セッション・ユーザー・エンゲージメント」を数えます。1人が2回検索クリックすればサチコは2クリックでもGA4は1ユーザー、のように単位そのものが別です。 |
| ② 計測の仕組みが違う | サチコはGoogle側の検索ログ、GA4はサイトに置いたタグ(JavaScript)で計測します。タグが発火する前の離脱・JS無効・読み込み失敗があると、GA4には記録されません。 |
| ③ 計測範囲が違う | サチコはGoogle自然検索が中心。GA4は広告・SNS・直接・他検索エンジン・画像検索・Discoverまで“全流入”です。母数が違うので一致しません(当社の実データでも約25%はサチコに映りません)。 |
| ④ Cookie同意・プライバシー | 同意バナーで計測を拒否されたり、ブラウザのトラッキング防止(ITP等)が働くと、GA4は実際より少なく出ます。サチコはこの影響をほぼ受けません。 |
| ⑤ 集計タイミング・期間 | サチコはデータ反映に2〜3日の遅れがあり、タイムゾーンや「期間の区切り方」もツールで微妙に違います。ボット除外の基準差も数字のズレを生みます。 |
つまり「どちらが正しい」ではなく、どちらも正しい。見ている範囲と数え方が違うだけです。だからこそ2つを連携して突き合わせると、ズレの理由まで含めて全体像が見えます。検索順位を上げたい方はサーチコンソールの設定から、AI時代のSEOはAISEOの解説もあわせてどうぞ。
サーチコンソールでできること・見方(全機能)

① 検索パフォーマンス(最初に見るべき画面)
サチコの中心。合計クリック数・合計表示回数・平均CTR・平均掲載順位の4指標がわかります。「クエリ/ページ/国/デバイス/検索での見え方/日付」のタブで深掘りでき、特に「クエリ」タブで“どんな検索語で来ているか”が見えます。この「クエリ」こそ、コンテンツマーケティングで最も大事な画面です。当社の実際のクエリ画面が下の図です。

② ページ(インデックス作成)
サイトのどのページがGoogleに登録(インデックス)されているか/されていないかとその理由を一覧で確認。検索に出てこない原因の多くはここで見つかります。

③ サイトマップ
サイトマップ(sitemap.xml)を送信すると、Googleがページを見つけやすくなり登録が早まります。送信状況もここで確認します。

④ URL検査/⑤ エクスペリエンス/⑥ リンク・セキュリティ
URL検査は特定URLのインデックス状況を1ページ単位で確認&登録リクエスト。エクスペリエンス(ウェブに関する主な指標)は表示速度や使い勝手を評価。リンクでは被リンク、セキュリティと手動による対策ではペナルティ等の警告を確認できます。

GA4でできること・見方(全機能)

① 集客(トラフィック獲得)=最初に見る
どこから来たか(自然検索・直接・広告・SNS・参照・AI)を確認。自社の流入の偏りが一目でわかる最重要レポート。第4章の当社データ(自然検索74.7%)がこれです。
② エンゲージメント/③ ユーザー属性
エンゲージメント(ページと画面)でどのページがよく見られ・どこで離脱しているかを確認。ユーザー属性で地域・デバイス・新規/リピーターなど訪問者の実像がわかります。
④ リアルタイム
今この瞬間にサイトにいる人数や流入元を確認。設定確認やキャンペーン時に便利です。

⑤ コンバージョン(キーイベント)=最重要設定/⑥ 探索
コンバージョン(キーイベント)では、問い合わせ完了・電話タップなど“成果”を計測対象に指定します。これを設定しないと「アクセスは見えるが成果が見えない」状態に。探索は好きな切り口でデータを深掘りできる上級者向け機能です。

「ツールは入れた。でも数字の“次の一手”が分からない」
サチコ・GA4で現状は見えても、何を改善すればいいか分からない——そんな段階でOKです。御社の解析データをもとに、広告に頼らず成果につながる一手を一緒に考えます。
▶ 60分オンライン無料診断を見てみるGA4とは?旧UA(ユニバーサルアナリティクス)との違い
※ 横スクロールできます
| 項目 | 旧UA | GA4(現行) |
|---|---|---|
| 計測の単位 | セッション中心 | イベント中心(行動の一つひとつ) |
| 計測対象 | Webサイト中心 | Web+アプリを横断 |
| 指標の考え方 | 直帰率・PV中心 | エンゲージメント・CV中心 |
| 提供状況 | 2023年7月に計測終了 | 現在の標準・無料 |
GA4は「ページが見られた数」より「ユーザーがどんな行動(イベント)をとったか」を重視。動画再生・スクロール・クリック・フォーム送信を柔軟に計測でき、動画コンテンツの効果測定と相性が良いのが特徴です。
2つを連携する方法とメリット

連携の手順(GA4側で設定)
- 事前準備:サチコとGA4を同じサイトで両方とも設定済みにする(同一Googleアカウントだとスムーズ)。両方で管理者権限が必要。
- GA4の管理画面を開き、左下の歯車マーク(管理)をクリック。
- プロパティ列の「Search Consoleのリンク」→「リンク」をクリック。
- 連携するサーチコンソールのプロパティを選び「確認」→ ウェブストリームを選び「次へ」。
- 内容を確認して「送信」。「リンク作成済み」が出れば完了。
- レポートに「オーガニック検索クエリ」「オーガニック検索トラフィック」が追加されます(表示されない場合は「ライブラリ」で公開設定)。
連携のメリット:①“入口(検索KW)”と“その後(行動・成果)”が1画面でつながる ②成果につながる「稼げるキーワード」を特定できる ③改善の優先順位がデータで判断できる。
【まだ設定していない人へ】ゼロから始める手順
- Googleアカウントを用意(無料)。会社共有アカウントだと担当交代時に引き継ぎやすい。
- GA4を先に設定:アナリティクスでアカウント→プロパティ→データストリームを作成し、発行される「測定ID(G-…)」をサイトに設置(WordPressならプラグインで貼るだけが最も簡単)。→ GA4の見方・設定の記事へ
- サーチコンソールを設定:プロパティを追加し「所有権の確認」(DNS/HTMLタグ/GA連携など)。その後サイトマップを送信。→ サーチコンソール設定の記事へ
- 2つを連携(第8章のとおり)。→ 連携手順の記事へ
- 最初の1週間:データが溜まるまで待つ。サチコは「検索パフォーマンス」、GA4は「集客」と「コンバージョン」だけ、週1回チェックする習慣を。
つまずきやすい点:「数字がゼロ/極端に少ない」ときは、まず計測タグ・所有権の設定ミスを疑ってください。設定直後はデータがないのが正常で、数日待てば溜まります。設定に不安があれば初期設定だけ専門家に頼むのも有効です。
前提:当社代表・酒井大輔の考え方(動画経営)
動画経営とは、動画を「宣伝」ではなく「経営課題を解決する手段」と位置づけ、集客・採用・売上・ブランディングに活用する考え方。
広告で“買う”集客ではなく、検索や動画で見つけてもらい、止めても残り積み上がる集客。当社の自然検索74.7%はその結果。
追うべきは再生数やPVではなく、問い合わせ・採用・売上という経営成果。GA4のコンバージョンで“成果”を見るのはこのため。
※ 上記は当社代表・酒井大輔が著書および各解説記事で発信している独自の考え方です。
解析の“次”:当社は実データをどう使っているか
第4章の当社データは偶然ではありません。実際に当社が毎日この2ツールで見て、打ち手を決めているポイントはこうです。
1サチコのクエリで改善点を発見
“勝てている検索語”と“惜しい検索語(表示は多いがCTR低)”を見つけ、タイトル・記事を改善。当社は「youtube 上級者向け機能」等で1〜3位を確保。
2GA4の集客で投資先を判断
伸ばすべきチャネルと弱いチャネルを把握。検索が強いならSEOコンテンツ、SNS/動画が弱いなら動画発信を強化。
3GA4のCVで“成果”を追う
どの流入が問い合わせにつながったかを確認。再生数・PVではなく問い合わせを指標にする。
なぜ今、テキストだけでなく動画なのか
同じキーワードを狙う競合は年々増え、生成AIの検索(AI Overview・AEO・GEO)の広がりで「情報をまとめただけの記事」は埋もれやすくなりました。当社GA4に「AI Assistant」流入が出ているのがその時代の証拠です。これからは独自の事例・一次情報・体験を持つコンテンツ、そして文章では伝わらない人柄・現場を見せられる動画が、検索でもAIでも“選ばれる”鍵になります。
成功事例(実数)
共通点は、いずれも「再生数」ではなく「集客・採用・売上」という経営課題の解決を目的にしている点。解析と発信は両輪です。

『経営戦略は動画が最強!』
本記事の監修者・酒井大輔の最新刊。集客・採用・売上の課題を「動画経営」で解決する考え方と実践法を、100社以上の支援実績をもとに解説。アクセス解析の先にある“成果につながる発信”を体系的に学べます。
Amazonで見る →よくある質問(FAQ)
Q結局、サーチコンソールとアナリティクスのどっちを使えばいい?+
Qサーチコンソールとアナリティクスの違いは何ですか?+
Qサーチコンソールは広告やSNSからの流入も見られますか?+
Qこの2つだけで足りますか?他のツールも必要ですか?+
QGA4とは何ですか?旧UAとの違いは?+
Q2つを連携するとどんないいことがありますか?+
QサーチコンソールだけでもSEO対策はできますか?+
QGA4だけで検索順位は分かりますか?+
QサーチコンソールもGA4も無料で使えますか?+
Q初心者はどちらから見るべきですか?+
QGA4とサーチコンソールの数字が違うのはなぜですか?+
まとめ・この記事の結論
- サチコ=「来る前×Google自然検索」、GA4=「来た後×全流入」。だから両方そろえて連携が正解。
- 初心者は、サチコ=検索パフォーマンス+クエリ、GA4=集客+コンバージョンだけ見ればOK。
- Webマーケの土台はこの2つ(無料)で十分。他のツールは課題が見えてから足す。
- 当社の実データは自然検索74.7%・広告ほぼ0。解析しながらコンテンツと動画を“資産”として積み上げた結果。
- 解析は現状把握まで。集客を増やす次の一手は、検索にもAIにも強い動画/自社チャンネル運用(動画経営)。
「解析はできた。次は何をすべき?」を
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御社のサチコ・GA4のデータと課題をもとに、広告に頼らず“資産になる集客”をつくる最適な一手をご提案します。無理な営業は一切ありません。
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