YouTubeショート ビジネス活用 作り方〜集客・採用

YouTubeショートのビジネス活用完全ガイド|作り方から集客・採用まで

最大3分・9:16の最新仕様に対応 中小企業100社以上の支援知見

公開日 2026年6月18日 / 更新日 2026年6月18日 | 著者:酒井 大輔(ユーチューブビジネスサポート 代表)

この記事の結論 YouTubeショートは、それ自体で稼ぐ「目的」ではなく、横型の本編動画やホームページへ人を呼び込む「入口(拡散)」として使うのが、中小企業の集客・採用には最も効果的です。本ガイドでは、ショートの作り方(既存動画から/新規撮影/リミックス)・上げ方・サムネ・SEO・本編への導線までを、現役コンサルの実践とともに体系的に解説します。各テーマの詳しい操作手順は、専用記事へリンクしています。
酒井大輔 ユーチューブビジネスサポート代表
この記事の著者
酒井 大輔(Sakai Daisuke)|ユーチューブビジネスサポート 代表

ITコーディネータ。2008年より企業向けYouTubeビジネス活用を開始し、100チャンネル以上のコンサルティング実績。建材商社(売上40倍)、運送業(年間20人採用)、製造業(問い合わせ6.5倍)、農家(売上3.5倍)など多様な業種で成果を創出。専門は動画経営戦略・YouTubeマーケティング・Webマーケティング・SEO。公益財団法人 東京都中小企業振興公社 専門家(No.1738)。

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YouTubeショートとは?まず押さえる基本(長さ・サイズ)

要点YouTubeには「横型(長尺)」と「縦型(ショート)」があり、ショートは縦長または正方形・最大3分以内の動画。視聴者がスワイプで次々流し見する“拡散”向きのフォーマットです。

まず「そもそもYouTubeショートって何?」を整理します。YouTubeは大きく横型(長尺)と縦型(ショート)の2つで考えると分かりやすいです。ショートに分類される条件は次のとおりです。

ショートの条件(最新仕様)

  • 長さ:最大3分(180秒)以内。2024年10月15日に、従来の1分(60秒)から3分へ拡張されました。
  • アスペクト比:9:16(縦長)または正方形
  • 解像度:1080×1920px が理想

「#shorts」は必須?

かつては「タイトルか説明に #shorts を入れる」とされていましたが、現在は入れなくても縦長・3分以内なら自動的にショートとして扱われます。ルールとしては残っていますが、必須ではありません。

くわしくは何分まで投稿できるのか、サイズや #Shorts の付け方といった投稿ルールは YouTubeショートは何分まで?3分・サイズ・#Shortsの注意点 にまとめています。

なぜ中小企業がショートを使うべきか(拡散の入口)

結論ショートは「フロー型(流れて消える)」。仕事に繋がるのは横型の本編=「ストック型」。ショートは本編やホームページへ人を呼び込む“入口”として使うのが正解です。

ショート動画は、視聴者が「検索して選んで」見ているわけではありません。おすすめとして勝手に流れてきて、スワイプで次へ流していくもの。そのためYouTube次第で再生回数は伸びますが、「選ばれて見られている」わけではないのです。

これは情報の「フロー型」。Instagramのリール、TikTokも同じく、その時たまたま出てきたら見るだけの一期一会です。一方、横型の本編動画は「ストック型」。検索やおすすめで“選んで”見てもらえ、投稿を止めても残り続け、仕事の結果に結び付きやすい。

だからこそ、中小企業がショートを使う意味は「拡散の入口」。ショート単体で再生回数を追うのではなく、ショートで広く知ってもらい、本編動画やホームページ(=ストック)へ流入させる運用が、集客・採用の成果につながります。

▶ 横スクロールできます
項目ショート(縦型)本編(横型・長尺)
役割入口(フロー)本体(ストック)
拡散力
検索流入
集客(問い合わせ)
採用(応募)
資産性(蓄積)

再生回数が増えても喜びすぎない

ショートで再生回数が伸びると嬉しくなりがちですが、企業のYouTubeはユーチューバーと違い「再生回数」ではなく「売上・採用・問い合わせ」という仕事の結果を上げるためのもの。ここを勘違いしないことが大切です。

YouTubeショートの作り方|3つの方法

要点作り方は大きく3通り。①既存の投稿動画から作る、②新規に撮影して作る、③リミックス。目的に合わせて選びます。

① 既存の投稿動画から作る(撮影不要)

自分がアップロード済みの公開動画から、新たにショートを作成できます(撮影は不要)。手順は、動画の再生ページで[リミックス]→[ショート動画として編集]をタップ。編集画面で長さとスタート位置を決め、テロップを入れて投稿します。この「ショート動画として編集」で切り抜けるのは自分の動画だけです。

ポイント・注意点

  • 切り取れるスタート位置は1ヶ所だけ。複数箇所をカットして繋ぐ編集はできません。
  • 長さは最低15秒〜。元の長尺動画にリンクされるので、本編へ誘導できます。
  • 元の長尺動画を作ったクリエイター本人だけが作成できます(他人の動画を使う「リミックス」とは別)。

→ 操作の詳しい手順は YouTubeショートの作り方|投稿動画から作る手順 で解説しています。

リミックスからショート動画として編集する操作画面
▲ 自分の動画の再生画面で[リミックス]→[ショート動画として編集]を選ぶ。

② 新規に撮影して作る(撮り溜め)

YouTube・Instagramリール・TikTokの3つに同じ動画を使い回すなら、リミックスではなく新規に撮影するのがおすすめ(リミックスで作るとYouTube用しか作れず、書き出して他ツールへ転用できないため)。まとめて撮り溜めると効率的です。

→ 撮影のコツは YouTubeショート動画の撮影のやり方|撮り溜めのコツ へ。

YouTube・Instagram・TikTokの3媒体に投稿
▲ 新規撮影なら、YouTube・Instagramリール・TikTokの3媒体に使い回せる。

③ リミックスで作る(他の人の動画・音源を活用)

リミックスは、他のクリエイターの公開動画の音源やクリップ(サウンド・切り抜き・コラボなど)を素材に、新しいショートを作る機能です。①と同じ[リミックス]メニュー内にありますが、①が「自分の投稿済み動画」を切り抜くのに対し、③は「他人の動画・音源」を使う点が決定的に違います。自分の動画を短くするだけなら①、他の動画を活用したいなら③、と覚えると分かりやすいです。

→ 詳しくは YouTubeリミックスとは?使い方と活用方法 へ。

YouTubeリミックスの作成方法の説明画面
▲ リミックスで、他の動画の音源やクリップを素材にショートを作る。

ショートの上げ方・投稿・公開設定

要点公開設定は「公開/非公開/限定公開/公開スケジュール」から選択。すぐ出さないなら非公開→後でスケジュール公開もできます。

長さ・スタート位置・テロップ・サムネイルを決めたら、公開設定を選び「ショート動画をアップロード」で完了です。投稿のタイミングや頻度については、各専用記事もあわせてご覧ください。

→ 投稿時の注意点は YouTubeショート、投稿時の注意点 へ。

ショート動画を投稿する操作画面
▲ 長さ・サムネ・公開設定を決めてショートをアップロード。

クリックされるサムネイルの作り方

最重要の注意ショートのサムネイルは投稿時にしか設定できません。横動画のように後から差し替えできないので、必ず投稿前に設定を。

サムネは編集画面の左上の画像をタップ→設定画面でカーソルを動かし、動画の1コマを切り取ってサムネにします。決まったらチェックボタンで確定。後から変更できないため、投稿前に必ず設定しましょう。

→ サムネの詳しい設定は YouTubeショートのサムネイル設定方法 へ。

YouTubeショートのサムネイル設定画面
▲ サムネイルは投稿前に動画の1コマを選んで設定(後から変更できない)。
くわしくは設定の手順と、公開後に変更する方法・変更できないときの原因は YouTubeショートのサムネイル設定・変更方法 で解説しています。

ショートのSEO・拡散される仕組み

要点ショートは検索で選ばれるより「おすすめで流れてくる」拡散型。だから“当たれば”再生は伸びるが、仕事の結果は本編=ストック側で回収します。

ショートは、視聴者が能動的に検索・選択して見るより、おすすめとして自動で流れてくるのが基本。YouTube次第で再生回数は上がりますが、「選ばれて見られた」わけではありません。だからこそ、ショートで広げた関心を検索・おすすめで選ばれる横型の本編やホームページ(ストック)へ流入させ、そこで仕事の結果に変えるのが王道です。

YouTubeショートはGoogle検索にも表示される(SEO面の強み)

見落とされがちですが、YouTubeショートはGoogle検索の結果(動画枠・ショート枠)にも表示されます。TikTokやInstagramリールが基本的にアプリ内で完結するのに対し、YouTube(Google傘下)のショートは「Google検索」というもう一つの入口を持てます。これは3媒体の中でYouTubeショートを優先する大きな理由。検索で見つけてもらえることが、集客・採用の成果に直結します。

「リミックス」ボタンが出ないときの原因

要点ショート化できるのは「公開中の長尺動画」だけ。非公開・限定公開・「子供向け」・著作権の申し立てがある動画は、リミックスボタンが出ません。

「リミックスボタンが表示されない」というご相談はよくあります。YouTubeヘルプの「長尺動画を編集してショート動画を作成するオプションが表示されないのはなぜですか?」によると、ショート化できるのはアップロード済みで公開されている長尺動画だけ。次の動画は使えません。

  • 非公開動画/限定公開動画
  • 「子供向け」に設定した動画
  • 第三者が著作権の申し立てを行っている動画

「子供向け」設定や著作権に引っかかっていると出てこないので、元の横動画の設定を確認しましょう。

ショートから本編・集客への導線設計

結論ショートは“入口”。広げた関心を、本編動画・お客様事例・ホームページ・問い合わせへ流す導線をセットで設計します。

ショートで知ってもらった人に、次は「お客様事例」など仕事に繋がる本編動画を見てもらう——この流れが成果に直結します。ショート単体で完結させず、本編・ホームページ・無料相談への導線まで設計しましょう。

→ 本編への誘導・使い分けは YouTubeショートと本編の使い分け へ。

ショートから本編・お客様事例へ誘導
▲ ショートから本編やお客様事例へ誘導し、仕事の結果に繋げる。
くわしくはショートから本編動画へ視聴者を送る具体的な導線は YouTubeショートから本編へ誘導する方法 をご覧ください。

TikTok・Instagramリールとの違い・使い分け

要点縦型ショートはYouTube・TikTok・Instagramリールで使い回せる。ただしリミックスで作るとYouTube専用になるため、横展開するなら新規撮影が有利。

同じ縦型動画を3プラットフォームに投稿する運用は効率的です。ただし前述のとおり、リミックスで作るとYouTube用しか書き出せないため、TikTok・リールにも出すなら新規撮影がおすすめ。

→ 3媒体の実績比較は YouTubeショート×TikTok×リール 実績比較、利用率データは 縦型ショート 利用率1位はYouTube へ。

→ Instagram・TikTokも含めたSNS全体での比較・選び方は InstagramやTikTokなどSNSとYouTube、企業が集客・採用で選ぶなら で詳しく解説しています。

縦型ショート動画の利用率はYouTubeが1位を示すグラフ
▲ 縦型ショートの利用率はYouTubeが1位(公開データ・自社まとめ)。
公的データで見る動画利用 総務省の調査でも、YouTubeの利用率は2024年時点で10〜50代の各世代で8割超、60代でも7割以上。TikTokは10〜20代で半数を超えるなど、縦型動画は若年層を中心に広く使われています。企業がショートで“入口”を広げる土台は十分に整っています。
8割超
YouTube利用率
(10〜50代・2024年)
7割超
YouTube利用率
(60代・2024年)
半数超
TikTok利用率
(10〜20代)

出典:総務省「令和7年版 情報通信白書」動画共有・配信サービス(図表Ⅰ-1-1-5「YouTube・TikTokの利用率の推移(年代別)」)。総務省 令和7年版 情報通信白書

企業の集客・採用での活かし方【事例あり】

要点ショートは「入口」。集客なら本編・ホームページへ、採用なら求人・本編動画へ——目的別に“出口”を決めて導線を設計します。

集客で活かす

ショートで広く知ってもらい、本編動画やホームページ(ストック)へ流入。商品・サービスの価値は本編で伝え、問い合わせにつなげます。→ ショートと本編の使い分け

採用で活かす

ショートで会社や仕事の雰囲気を拡散し、求人・本編動画へ誘導して応募につなげます。→ 採用でのショート活用と誘導

事例:運送会社で年間20名採用

横型の本編動画とショートを組み合わせた採用導線で、年間20名の採用を継続的に実現。ショートで認知を広げ、本編・求人で動機づけして応募につなげた実例です。

こうした成果は、ショート単体ではなく「ショート(入口)→本編・HP(本体)→問い合わせ・応募」という導線設計から生まれます。他業種の事例は YouTube活用事例 をご覧ください。

ビジネスで成果を出す4つの要素とよくある質問

要点ショートはあくまで一手段。成果は「動画・ウェブ・マーケティング・伝え方」4要素のバランスで決まります。

私たちはいつも「ビジネスYouTubeで成功する4つの要素」をお伝えしています。

  • ① 動画(撮影・編集)
  • ② ウェブ(アルゴリズム)
  • ③ マーケティング(ファン作り)
  • ④ プレゼンテーション(伝え方)
ビジネスYouTubeで成功する4つの要素の図
▲ ビジネスYouTubeで成功する4つの要素=動画/ウェブ/マーケティング/プレゼンテーション。

ショートは主に①②に効きますが、仕事に結び付けるには③④が要。事例は YouTube活用事例 をご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Qショートの長さは60秒まで?
いいえ。2024年10月から最大3分(180秒)まで拡張されました。縦長または正方形・3分以内ならショートに分類されます。
Qショートのネタは被っても大丈夫?
問題ありません。大事なネタは更新しながら何度でも発信してOKです。
Q「#shorts」は必ず入れる必要がある?
現在は入れなくても縦長・3分以内なら自動でショートになります。必須ではありません。
Qリミックスのボタンが出ないのはなぜ?
非公開・限定公開・「子供向け」設定・著作権の申し立てがある動画は使えません。元の横動画の設定を確認してください。
Qショートは毎日投稿した方がいい?
毎日でなくても問題ありません。数を追うより、本編動画へつなぐ運用が重要です。横型と交互に投稿して結果的に毎日になるのは良いですが、目的は再生数ではなく集客・採用の結果です。
Qショートだけでも集客できる?
ショート単体では難しいです。ショートは拡散の入口で、集客や採用の成果は本編動画やホームページで回収する設計が必要です。
Qショートから自社ホームページへ誘導できる?
できます。概要欄やチャンネルのリンク、本編動画を経由して誘導します。ショート単体で完結させず、本編・HPへ流すのがコツです。
Qショートの適切な長さは?
最大3分まで使えますが、要点を短くまとめるのがおすすめです。実際の運用では20〜30秒程度が中心です。
Qショートは後から削除しても大丈夫?
拡散型のショートは削除の影響が本編ほど大きくありませんが、検索やおすすめで長く効く本編動画(ストック)は基本的に残すことをおすすめします。
Qショートの再生回数は気にすべき?
再生回数が伸びても、それは「たまたまおすすめに乗った」結果のことが多く、ショートはいわば“チラシ配り(拡散)”です。企業が見るべきは再生数ではなく、本編・ホームページへの流入や問い合わせ・採用といった「仕事の結果」です。
Qショートの編集は何ですればいい?
スマホアプリで十分です(InShotなど無料アプリが手軽で利用者も多い)。凝った編集よりも、要点に文字(テロップ)を入れて短く伝えることが大切です。
Q縦型ショートが今後の主流になる?
横型に取って代わるものではありません。縦型ショートは“スマホの中での拡散”が役割で、横型(本編)との使い分けが本質です。

「再生回数」ではなく「売上・採用」を狙うコンサルティング

KPIは再生数ではなく、問い合わせ数・採用応募数・売上で設定する。これが私たちの考える「動画経営」です。― ユーチューブビジネスサポート 代表 酒井大輔

ここまで「再生回数を追わない」とお伝えしてきたとおり、私たちはYouTube上の数字(再生回数・チャンネル登録者数)そのものを目的にしません。目指すのは、会社の売上・利益・採用という事業の成果です。

YouTubeの数字は目的にしない

再生回数・登録者数は“結果の一部”にすぎません。私たちが追うのは、問い合わせ数・採用応募数・売上という「仕事の結果」。だから、バズより一件の商談・一人の採用につながる運用を設計します。

チャンネル=「公式HPの動画化」

YouTubeチャンネルは、会社の魅力・商品・人を動画で伝える“公式HPの動画版”。広告と違い、一度作った動画は資産(ストック)として長期間、集客・採用・売上に貢献し続けます。

2008年から100社以上・自社でも5,000本以上を制作・運用してきた実践知にもとづくコンサルティングです。

40
建材商社
EC売上アップ
20
運送会社
年間採用(毎年)
6.5
製造業
問い合わせ増加

成果数値は当社コンサルティング実績より(建材商社EC売上40倍/運送会社 年間20人採用/製造業 問い合わせ6.5倍/農家 売上3.5倍 ほか)。詳しくは 代表プロフィールYouTube活用事例 をご覧ください。

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