ホーム > 11【書籍関連】経営戦略は動画が最強! > 企業YouTubeの成功事例3社
売上40倍・年20人採用・取材15件|3社が実際にやったこと【1-8】
クリックすると、この場で動画が再生されます。
- 運送業・LifeBank株式会社 毎月70万円の媒体費でも人が来なかった状態から、媒体を全廃して2018年・2019年に各年およそ20名を採用。年1,000万円以上を削減し、離職率も下がりました。
- 建材商社・株式会社伊勢通 社長が商品の使い方を説明する動画で、関連部門の売上が前年比40倍(EC立ち上げ期)。2026年には生成AIを重ね、7月のEC月商が開設以来の最高額になりました。
- 旅館・秋保温泉「蘭亭」 客室と料理を撮っていただけで、1年に15件以上のマスコミ取材。さらに動画を見た方が入社されました。
- 共通しなかったもの 再生回数・凝った編集・広告費。旅館では作り込んでいないことが信用の理由になりました。
動画活用で得られる3つの成果(集客・採用・取材)
動画を企業で活用すると、主に3つのよいことがあります。私がこれまでお手伝いしてきた事例も、大きく分けるとこの3つに集約されます。
集客
テキストや画像よりも情報量が多く、「使い方」や「効果」が伝わります。
採用
職場のリアルが見られることで、安心と具体的なイメージにつながります。
取材
メディア側も、使える映像素材をYouTubeで探しています。
図1:3社の成果と、そこに至るまでの期間

数字の読み方|何を分母にした数字か
事例記事でいちばん困るのは、数字の意味が書いていないことだと思います。何と比べて何倍なのか、いつからいつまでの話なのか。ここが書かれていないと、読んでも自社に当てはめられません。先に定義を出します。
※ 横にスクロールできます
| 会社 | 業種・地域 | 成果 | 分母・期間の定義 |
|---|---|---|---|
| LifeBank株式会社 | 運送業・愛知 | 年およそ20名を採用/求人媒体費0円 | 年間の採用人数。2018年・2019年の各年(2020年はコロナ禍で採用活動を停止)。媒体費0円は求人媒体に払う広告費のみで、撮影・編集を担当する社員の人件費は発生します |
| 株式会社伊勢通 | 建材商社・愛知 | 関連部門の売上が前年比40倍 | 会社全体ではありません。YouTubeで扱った商材の関連部門の前年比で、EC立ち上げ期=母数が小さい時期の伸び率です |
| 秋保温泉「蘭亭」 | 旅館・仙台 | 1年で15件以上のマスコミ取材 | YouTube開始(2021年2月)から1年間に受けたテレビ・新聞・雑誌の取材件数 |
| 秋保温泉「蘭亭」 | 旅館・仙台 | YouTubeを見た方が入社 | 入社者ご本人の証言。求人サイトではなく検索からYouTubeにたどり着いて応募されました |
出典:LifeBank株式会社 古瀬友幸社長/株式会社伊勢通 田邊文久社長・田邊瑛二氏/秋保温泉「蘭亭」 伊藤支配人およびYouTubeを見て入社された社員の方への対談取材、および書籍『経営戦略は動画が最強!』1章8節・3章9節。いずれも1社の実績であり、同様の成果を保証するものではありません。掲載許可をいただいています。
事例①運送業・LifeBank|媒体費0円で、年20名採用
この事例は書籍3章にも収録している採用の事例です。以前は毎月70万円というお金を媒体に払って求人をしていましたが、人が来なくてドライバー不足で困っておられました。求人誌に出しても1人も来ないことがあったそうです。
「お金かけて来てくれるのならお金かけるけど、それでもなかなか来ない」
出典:LifeBank株式会社 古瀬社長との対談より
そこで社長から「YouTubeをやったらどうかな。人が来てくれるかな」とご相談をいただき、始められました。するとYouTubeを見た方達が「ここで働きたい」と来てくれるようになり、求人媒体に募集を出すのを全て辞めました。媒体に払っていた分の経費(年間1,000万円以上)を削減できたことになります。
さらにYouTubeを見て来てくれているので、会社の雰囲気や内容をあらかじめ知って入社してくれるため、離職率も大幅に減少しました。※ 2020年はコロナ禍のため採用活動を停止されています。数字は2018年・2019年の実績です。離職率は社長のお話にもとづくもので、当社が計測した数値ではありません。

なぜ、運送業でYouTubeが効いたのか
いちばん大きかったのは、ドライバーさんの働き方です。
トラックドライバーさんは、休憩中にYouTubeをよく見ている
ここは業種によってまったく違うところで、来てほしい人がどこで時間を過ごしているかが、そのまま媒体選びの答えになります。求人誌を開く時間はなくても、休憩中にスマホでYouTubeを見る時間はある。だから届いたわけです。※ 対談でうかがった内容にもとづくもので、統計調査ではありません。
動画の中身|社員さんが、社長をイジりまくった
LifeBank様のチャンネル名は「トラックボーイズ」といって、撮影も編集も社員さんが自前でやられています。企画は、社員さんが社長をイジる内容でした。たとえば「運送会社の社長はトラックを運転できるのか」といった動画です。
正直に申し上げると、これはそのまま真似できる企画ではありません。社長のキャラクターありきだからです。ただ、視聴者側から見ると理屈は分かりやすくて、厳しい社長の下で働いている方ほど「自分もこんな会社で働きたい」と感じてくださったようです。この事例から取り出せる、どの会社でも使える教訓は1つだけです。
どんな会社なのかを、ちゃんと伝える
なお狙っていたのは、新卒ではなく中途採用・他社からの転職組でした。
応募は、日本全国から来ました
採用は「地元の人が来るもの」というイメージがありますが、実際は違いました。「ここだ」と思う会社であれば、引っ越しをしてでも「働かせて下さい」と来られます。これは私自身も驚いたところです。動画で会社の中身が分かるからこそ、距離のハードルを越えてでも来てくださる、ということだと思います。
離職率が下がる理由|ミスマッチが起きなくなる
「なぜ動画で離職率が下がるのか」は、私自身の会社で例えると分かりやすいと思います。
うちは「YouTubeで集客や採用をしませんか」という会社です。もし私のことを何も知らずに入って来た方が「すごく今時な仕事をさせてもらえる」と思っていたり、「動画を作るのが大好きです」というタイプだったら、やることが全然違うので困ってしまいます。
だけど、私の動画を見ていれば分かります。いつもこう言っているからです。
プレゼンテーションやマーケティングを、しっかりと考える事が1番大事
そう発信していることで、合わない方はそもそも応募して来なくなります。逆に、プレゼンやマーケティングを磨きたい方が来てくださる。マッチングが成立するので、離職率が下がるという訳です。
採用にかかっているお金を、いちど確認してみてください
「年1,000万円の削減」と言われてもピンと来ないと思うので、一般的な採用費の目安を確認しておきます。マイナビの調査(2026年版・人事担当者1,500名)では、1社あたりの年間中途採用費用は平均609.9万円、平均採用人数は12.3人(いずれも2025年実績)でした。
1人あたりの目安
年間中途採用費用 609.9万円 ÷ 平均採用人数 12.3人 = 1人あたり およそ50万円(当社による単純計算)
出典:株式会社マイナビ「中途採用状況調査2026年版(2025年実績)」2025年12月調査・n=1,500。⚠「1人あたり採用単価」は同調査が公表している数値ではなく、公表されている2つの値からの単純計算です。※ 巷でよく見る「ドライバー1人あたり100万円」という数字は、調査主体・母数・時期が明示された一次調査を確認できなかったため、本記事では使いません。
この水準で20人を採用しようとすると、それだけで1,000万円規模になります。LifeBank様はその費用を削減しながら、採用人数と定着の両方を取れたということです。
▶ 採用動画の詳しい解説は 採用動画の成功事例2社|求人応募が増えた会社がやったこと、運送業に特化した内容は 運送業の採用はYouTubeが効く【1年で20人採用した実例で解説】 にあります。
2026年のドライバー不足と、採用動画の現在地
この事例は2018〜2019年の話です。「今はどうなのか」を、一次資料で確認できた数字だけで並べます。
企業側|人手不足は続いています
※ 横にスクロールできます
| 項目 | 数値 | 出典・母数 |
|---|---|---|
| 自動車運転従事者の有効求人倍率 | 2.53倍 | 厚生労働省「一般職業紹介状況」令和8年7月分(2026年8月28日公表) |
| 全職業計の有効求人倍率 | 1.05倍 | 同上(原数値・常用含パート) |
| 運輸・倉庫業の正社員不足 | 65.6% | 帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査」2026年7月/有効回答10,518社 |
| 全業種の正社員不足 | 51.3% | 同上 |
| 人手不足倒産(2026年上半期) | 227件(過去最多) | 同上 |
| 時間外上限規制で「事業運営に制約」(運輸業) | 35.7% 全体19.1% | 日本商工会議所・東京商工会議所「中小企業の働き方改革に関する調査」2026年4〜5月/n=1,724。⚠運輸業はn=56の参考値 |
出典:上表の各調査。いずれも2026年9月6日に一次資料で数値を確認しました。
自動車運転従事者の有効求人倍率は、全職業計の約2.4倍です。ただし前年同月差は▲0.05ポイントで、「毎年悪化し続けている」というより高止まりしていると読むのが正確です。
求職者側|採用動画は「あって当たり前」に近づいています
※ 横にスクロールできます
| 項目 | 数値 | 出典・母数 |
|---|---|---|
| 採用動画がない企業に、何らかのネガティブ印象 | 約95% | moovy「採用動画トレンド調査2026」2026年5月/n=333 |
| 条件が同じ2社なら、動画の有無・質が最終判断に影響 | 87.7% | 同上 |
| 動画視聴が応募行動にプラス影響 | 90.6% うち実際に応募26.1% | 同上 |
| 採用動画を見る場所 1位 | YouTube 41.2% | moovy「採用動画トレンド調査2025」2025年9月/n=345(2位 採用サイト40.3%) |
出典:株式会社moovy「採用動画トレンド調査2026」(2026年5月22〜29日・n=333)/同「2025」(2025年9月18〜27日・n=345)。回答者数が300名台の調査です。参考値としてお読みください。
2018年の時点では「YouTubeで採用」という反応がほとんどでした。それが2026年には、動画が無いこと自体がマイナスに働くところまで来ています。LifeBank様は、たまたま早かったわけです。
事例②建材商社・伊勢通|関連部門の売上が前年比40倍
無垢フローリングは意外と滑るので、小さなお子様や高齢者、ペットのいるご家庭では危険だったりします。伊勢通様は、そこに塗ると滑りにくくなる滑り止めオイル「Grip oil」をECサイトで販売していて、なかなか売上が伸びませんでした。
YouTubeを始めて、社長が使い方や製品の特徴をしっかり説明している動画を投稿していったところ、その滑り止めオイルの売上が40倍になりました。

誰に届いたのか|買った人の顔が見える
この商品を求めていたのは、こういう方たちでした。
ご家庭
ワンちゃん・ネコちゃんと暮らしている方、お年寄りがいる方、小さなお子様がいる方。
施設
シニアホーム、幼稚園など、転倒を防ぎたい場所を持っている事業者。
購入前は「その商品が実際どうなのか」を詳しく知りたいものです。テキストや画像だけでは伝わりにくい「使い方」や「効果」が、動画なら分かりやすく伝わる。しかも社長が自ら出演して説明しているので、誠実さが伝わり、信用につながりました。
結果、Amazonでも自社ECサイトでも売れるようになりました。やったことは、自社商品の特徴と、よくある質問を動画化したという、とてもシンプルなことです。
売上アップは、他の業種にも広がっています
建材商社(名古屋)
関連部門の売上が40倍に(書籍1章に収録)。
マンゴー農家(沖縄)
収穫前に予約販売で完売(書籍5章に収録)。
製造業向けメーカー(東京)
問い合わせが6.5倍に(書籍6章に収録)。
書籍では各章の最後に、私がそれぞれの企業様へインタビューした事例を掲載しています。実践された方々の声なので、具体的にどう売上が上がったのか、参考になる内容が多いと思います。
その「40倍」には、続きがあります
「40倍」は2020〜2022年の話です。では、その後どうなったのか——ここが今回いちばんお伝えしたいところです。
伊勢通様は2026年5月に生成AIを導入されました。最初の約1か月は「正直、めんどくさい」で停滞していたのですが、3か月目には「もう、うちの担当者です」に変わりました。
※ 横にスクロールできます
| 指標 | 結果 |
|---|---|
| EC月商 | 前年同月比 約2.5倍(+145.5%)/EC開設以来の最高額 |
| 注文件数 | 約1.9倍(過去最高) |
| 客単価 | +30.9% |
| セッションCVR | 3.81% → 6.11%(約1.6倍) |
| 売上のうち自社サイト経由 | 86.4% |
| 体制 | 役員1名+AI/広告費0円/外部発注ほぼ0 |
出典:株式会社伊勢通の実測値(2026年7月)。詳しい6年間の記録は当社記事「関連部門の売上が前年比40倍になった建材商社」にまとめています。1社の実績であり、同様の成果を保証するものではありません。
ここで大事なのは、AIが売上を作ったわけではないということです。2020年から動画で商品と会社の情報を積み上げてきたから、AIに渡せる材料があった。土台がなければ、AIに何をさせればいいかも分かりません。
この事例からの学び
動画で土台を作る → その上にAIを乗せる。順番が逆だと、うまくいきません。
▶ 伊勢通様の6年間は 関連部門の売上が前年比40倍になった建材商社|YouTube動画活用事例、AI活用の実録は AIに仕事を渡すまでの実録 にあります。
「うちの業種でも同じことが起きますか」
3社とも、特別な機材も広告費も使っていません。自社に置き換えたときに何から撮ればいいのかを、60分のオンライン無料診断でご一緒に整理します。売り込みはいたしません。
60分の無料診断を申し込む事例③旅館・蘭亭|1年で15件以上のマスコミ取材
YouTubeで旅館の情報を発信していたら、1年で取材の依頼が次々と舞い込みました。投稿していた内容は特別なものではありません。
客室の紹介
お部屋がどんな雰囲気なのかを、そのまま撮影。
お料理の紹介
宿泊されるお客様向けの、献立や盛り付けの紹介。
施設の紹介
大浴場やロビーなど、館内の様子を見せる動画。
実はテレビや新聞、雑誌など、特にテレビ関係者はYouTubeで情報収集しています。テレビのADさんがYouTubeを情報収集に使っているというのは、私自身が長く仕事をしてきて実感しているところです。YouTubeで発見して、色々な動画を見て「ここを番組で紹介したい」となって問い合わせが来る。さらにその番組を見た他の番組や他の局からも依頼が来る、という流れです。
メディアに取材されるには|プレスリリースより動画
メディアに取材されたい場合は「プレスリリース」を出すのが一般的ですが、多くの会社が出していますし、なかなか取材にはつながりません。ただ、メディア側も情報は常に収集しています。大きなニュースや季節の話題など、タイミングに合わせて使える情報を探して取り上げているのです。
ここで、受け取る側の気持ちを想像してみてください。プレスリリースを受け取ったマスコミ側は、「そこが本当に取材するほどすごいのか」を、事前に確認したいはずです。畳敷きの大浴場がある——と文字で書かれていても分かりません。写真だけでも足りません。でもどんな所なのか動画で事前に確認できたら、取材に行きやすくなります。
テレビ局が求めている物は「映像素材」。探す場所は「YouTube」が多いのです
「この素材を使っていいですか」「この件について取材したい」といった連絡が来ます。さらにメディア側は取材許可も取らなければいけませんので、YouTubeで発信している企業は「取材NG」が少なく、連絡が来やすいという点もあります。YouTubeをやっていること自体が、「取材を受けます」という意思表示にもなっているわけです。
⚠ ここでお話ししているのは、私自身の経験と、お客様で実際に起きたことです。「記者が取材先を探すときにYouTubeを見ているか」を調べた統計調査は、一次・二次とも見つかりませんでした(2026年9月6日時点)。数字ではなく体験談としてお読みください。
実例|「蛍光灯→LED」の動画が新聞取材に
愛知県で電気工事業をしている「あんしん電気さかい」様が「蛍光灯照明からLED照明へ! 注意事項と危険性!」という動画を出していたところ、「蛍光灯の生産を2027年9月までに終了」という話題で新聞社から取材を受けました。タイミングに合った情報をYouTubeで発信していたからこそ、メディアの目に留まったわけです。

図らずとも採用も|決め手は「作り込んでいない」こと
集客のために出していた動画を見て、「ここで働きたい」と応募された方がいます。旅館側は採用を考えていなかったので、図らずとも採用もできてしまったという事例です。しかも入社されたのは、ご本人いわく「凄く疑い深い」タイプの方でした。
入社された方が、こんなお話をしてくれました
- 求人サイトなどは写真や文章しか載っていないので、疑り深い私からすると「本当にそうなのかな?」と、まず疑問が湧きます。
- 地元で宿泊施設の仕事を探そうとネット検索したら、YouTubeが出てきました。
- 動画は『客室紹介』や『施設紹介』でしたが、動画の端々に出ている、写真や文字では表せない『親切さ』や『人柄』が、ひしひしと感じられました。
- スマホかタブレットなど簡易的な物で撮影しているなと分かりましたし、変な編集も入っていないので、行ったら実際にそのままだろうなと、疑り深い私がそう思いました。
- スタッフの皆さんが自由に笑っていたり、年配と若いスタッフで歳の差があってもかしこまった感じがなく、ここへ入って不安や疑問があったら気軽に聞ける環境なのだろうなと想像ができたので決めました。
出典:YouTubeを見て蘭亭様に入社された社員の方への対談取材。
クオリティが高くなかったことが、逆に信頼になった
ここが、いちばん大事なところです。普通は「クオリティが高いほど良い」と考えますが、実際に起きたのは逆でした。
プロが作り込んだ動画
きれいではあるものの、「取り繕っているのでは」と疑われる余地が残ります。
自分達で発信している動画
「ありのままを出している」と伝わり、そのまま信頼につながりました。
「プロが作っているわけじゃなく、自分達で発信している動画だ」と分かったからこそ、取り繕って作られた動画ではない=ありのままだと受け取ってもらえました。そこから見ているうちに旅館のファンになり、「蘭亭で働きたい」となったわけです。
動画を活用した採用は新しいことのように考えられがちですが、求職者が知りたい本質的なことを伝えられるのが動画のよさだと、私は考えています。ポイントは「自社の強み」や「特徴」を明確にして、わかりやすく伝えること。もちろん、動画を使っても求職者が知りたい情報でなければ意味がありません。
ちなみに蘭亭様は現在、採用基準に「SNSに協力できる方」を追加されています。動画が採用の入口になったので、入口を作る側にも回れる人を採る、という流れです。

対談動画の効果|第三者が語ると、信憑性が変わる
ここまで事例を読んでいただきましたが、正直なところ——私だけが動画に出て「YouTubeで売上が40倍になりました」と言っていても、嘘臭いと思いませんか。
でも、伊勢通の担当役員である”なべっち”が一緒に出演して「本当に売上が上がって、父(社長)も喜んでいるんですよ」と言っていたら、どうでしょう。
信憑性が、全然違いますよね
私は他にも、お客様との対談動画を出しています。売上が3.5倍になった沖縄のマンゴー農家様もそのひとりです。ちなみに「マンゴーオジー」という名前を付けたのは私です。今やInstagramのフォロワーが1万人を超え、知っている人は知っている有名人になってしまいました。※ フォロワー数は2024年時点でうかがった数字です。
でも、私が勝手に1人で「マンゴーオジーと名付けたのは私です」と話していたら、「本当かよ」という感じですよね。オジー本人が一緒に動画で「この名前を付けてくれたのは酒井さんだったね」と言っていたら、信用していただけます。信頼度合いが全く変わります。
自社に置き換えると
自社が「うちの商品は良いです」と言うより、買ってくださったお客様が語る方が、何倍も伝わります。お客様の声の動画・対談動画は、それ自体が資産になります。

▶ 業種別の事例は YouTube活用事例集|中小企業の集客・採用・売上ビフォーアフター、マンゴー農家様の対談は 【SNS集客】1年で売上3.5倍!沖縄マンゴーオジーが大公開! にあります。
動画経営のマーケティングとは
今はどこの企業様も公式ホームページをお持ちです。それにプラスして公式動画ホームページを作ると、より効果的というお話を、いつもさせていただいています。
ところがYouTubeをやるとなると、ほとんどの方が「どんな動画にしようか」「ネタをどうしようか」と考えがちです。「YouTubeだから面白いことをしなくちゃ」「踊らないといけない」など、別のことをしないといけないと思っている方が多いのですが、そうではありません。
むしろ、YouTubeだからといって違う情報を載せるのは機会損失です。せっかく公式サイトで「これが大事」と取捨選択して載せている情報があるのに、動画ではまったく別のことをしていたら、伝わるものも伝わりません。
公式ホームページと同じ大切な情報を動画化して、どちらにも同じ情報を載せること

ビジネスYouTubeで成功する4つの要素
動画やブログの最後にいつもお伝えしている”4つの要素”です。
①動画(撮影・編集)
編集に頼りすぎず、費用対効果を考えること。
②仕組み(アルゴリズム)
どうすれば見つけてもらえるかを知ること。
③運用(マーケティング)
どんな戦略を作って、誰に届けるのか。
④伝え方(プレゼンテーション)
何をどう伝えるのか、どう伝わってほしいのか。
どうしても①②に偏りやすいのですが、やはりどう運用するかマーケティングを考えないといけませんし、どんな風にプレゼンテーションをしたら伝わりやすいかを考えないと、仕事にはつながりません。
今回の3社を思い出してください。画質や編集の質を上げたから成果が出たわけではありません。旅館様にいたっては、編集していないことが信頼になったくらいです。どれか1つだけを磨いて突出させるのではなく、4つのバランスを考えながら全体の底上げをしていくことが重要です。

▶ 4つの要素の詳しい解説は 1-6の記事 にあります。
次に読む
よくある質問(FAQ)
Q企業YouTubeの成功事例には、どんなものがありますか+
Q「年20名採用」は、何に対する数字ですか+
Qなぜ運送業の採用で、YouTubeが効いたのですか+
Q採用は、地元の人しか来ないのではないですか+
Q2026年の今、採用動画はどのくらい重要ですか+
Q「売上40倍」とは、会社全体の売上のことですか+
Qその建材商社は、その後どうなりましたか+
QYouTubeでマスコミ取材は増えますか+
Q動画のクオリティは、高いほうがいいのですか+
Q自社の成功事例を、信じてもらうにはどうすればいいですか+
まとめ
- 企業が動画を活用したときの成果は、集客・採用・取材の3つに出ます
- 運送業のLifeBank様は、媒体費を年1,000万円以上削減しながら各年およそ20名を採用。効いた理由は「ドライバーは休憩中にYouTubeを見ている」でした
- 建材商社の伊勢通様は関連部門の売上が前年比40倍。さらに2026年、生成AIを重ねてEC月商が開設以来の最高額になりました
- 旅館の蘭亭様は客室と料理を撮っていただけで1年に15件以上の取材。さらに動画を見た方が入社されました
- 入社の決め手はクオリティの高さではなく「作り込んでいない」こと。編集に費用をかける前に、伝える中身を決めてください
- 事例を信じてもらうにはお客様ご本人との対談動画。自社が語るより、第三者が語るほうが伝わります
「うちの会社でも成果が出るか」を、60分で確かめてください
「うちの業種でも効くのか」「何から撮ればいいのか」。Zoomでヒアリングし、現状に合わせた進め方をご提示します。売り込みはいたしません。
※ ITコーディネータ・酒井大輔が対応します。





















