YouTubeが伸びない原因|再生回数を4つに切り分けて診断

「動画をつくっているのに、再生回数が全然伸びません😭」——これは企業のYouTube運用で、いちばん多くいただくご相談です😅 そして相談を受けたとき、僕が最初に聞くのは「どんな動画をつくっていますか?」ではありません。聞くのは「アナリティクスの、どの数字が止まっていますか?」です🤔 再生回数というのはいくつかの段階を全部クリアして、はじめて「1」になる数字なので、伸びないときはどの段階で止まっているのかを先に切り分けるのが近道なんです☝️ この記事では、YouTube公式が出している情報と、僕自身のアナリティクスの実数を使って、再生回数が伸びない原因を4つに切り分けて診断する方法をお話しします🤗

▶ クリックすると、この場で動画が再生されます

📌 30秒で要点

  • 再生回数が伸びない原因は、4つに切り分けられます。①発見されていない ②気づかれていない ③すぐ離脱している ④見る指標が違う、の4つです。
  • まず見るのはインプレッション。ここが出ていなければ、動画の中身をどれだけ直しても再生回数は増えません。
  • インプレッションのクリック率(CTR)は5%が目安。下回っていたらサムネイルとタイトルの問題です。
  • 参考値として、私の2024年の実測はインプレッション271.4万回・CTR 5.2%・そこからの視聴回数14万回でした。
  • YouTube公式は「毎日または週1回以上のアップロードは必要ない」と明言しています。ただし初期に本数が要るという話とは矛盾しません
  • 2025年にYouTubeヘルプが新設され、おすすめが表示される場所は2か所→5か所に増えました。800億シグナルの内訳も公式に開示されています。
  • ①〜④を全部クリアしても伸びないなら、そもそもネタに需要が無い可能性があります。作りたい動画ではなく探されている動画を。
  • 「タグ」は重要ではありません。低評価も数百ある指標の1つ、収益化の有無も見つけやすさに影響しません。
酒井大輔 ユーチューブビジネスサポート代表

酒井 大輔(Sakai Daisuke)|ユーチューブビジネスサポート 代表

ITコーディネータ。2008年より企業向けYouTubeビジネス活用を開始し、100チャンネル以上のコンサルティング実績。建材商社(売上40倍)、運送業(採用20人/年間)、製造業(問合せ6.5倍)、農家(売上3.5倍)など多様な業種で成果を創出。専門分野は、動画経営戦略・YouTubeマーケティング・ウェブマーケティング・SEO。
公益財団法人 東京都中小企業振興公社 専門家(No.1738)

経営戦略は動画が最強!集客・採用・売上の課題解決!YouTube運用の教科書 Amazonで見る 著書『経営戦略は動画が最強!』(2026年1月)
ビジネスYouTubeで売れ! 知識ゼロから動画をつくって販促・集客・売上アップさせる最強のビジネス法則 Amazonで見る 著書『ビジネスYouTubeで売れ!』(2021年6月)

再生回数が伸びないのは「動画の質」より前の問題かもしれません

結論、再生回数は「表示される→気づかれる→再生される」を全部クリアして初めて1になります。伸びないときは動画の中身ではなく、その手前のどこで止まっているかを先に切り分けてください。

YouTubeをやったことがある方は、だいたい分かると思うのですが……とにかく動画を見てもらえないんです‼️😱💦 思っている以上に、本当に見てもらえません😭

そして多くの方が、そこで「動画の内容が悪いのかな」「編集をもっと頑張らないと」と考えます。気持ちはすごく分かるのですが、僕はここにいちばん大きな遠回りがあると思っています😌

再生回数「1」は、①YouTubeがサムネイルを表示してくれて ②見た人が気づいてクリックしてくれて ③はじめて中身が再生される——この3つを全部クリアして、やっと付く数字です‼️ ①と②が止まっているのに③(動画の質)を直しても、数字は動きません😅

つまり「どんな動画をつくればいいか」より先に考えるべきなのは「どうすれば動画が見られるようになるのか」ということです。書籍『経営戦略は動画が最強!』3章5節でも、同じことをお伝えしています。

ちなみに、これは横動画に特有の話でもあります。縦型ショートは視聴者が選ばなくても自動で再生されますが、横動画は広告を使わない限り、自動で再生されることはありません。だからこそ「表示される」「気づかれる」の2段階が効いてくるんです☝️

いちばん多い失敗は、原因を切り分けずに編集を直すこと

企業のYouTube運用でいちばん多い失敗は、実はここです😌 「伸びないから編集を頑張る」「テロップを増やす」——でも、そもそも表示されていないのか、表示はされているが押されていないのかで、打つ手はまったく変わります☝️

原因を切り分けないまま動画の中身を直してしまうのが、いちばん多い失敗です‼️ 逆に言えば、切り分けさえできれば、やることは驚くほどはっきりします👍

なお、同じ「失敗」でも目標や目的の設定を間違えているケース(再生回数そのものを目標にしてしまう等)は別の話になります。そちらは【7-5】企業YouTube運用の注意点と、失敗する原因とは?をご覧ください🤗

まず切り分ける|4つのどこで止まっていますか?

結論、伸びない原因は①発見されていない②気づかれていない③すぐ離脱している④見る指標が違う、の4つに切り分けられます。アナリティクスを開いて、上から順に当てはめてください。

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです🤗 「再生数が伸びない」という大きな悩みのまま考えないで、次の4つに分けてしまいましょう。

  1. ① 発見されていない……そもそもインプレッション(表示回数)が出ていない。YouTubeがおすすめしてくれていない状態です。
  2. ② 気づかれていない……表示はされているのにクリック率が5%未満。サムネイルとタイトルで負けています。
  3. ③ すぐ離脱している……再生はされているのに視聴時間が短い。ここで初めて動画の中身の話になります。
  4. ④ 見る指標が違う……そもそも企業が見るべき数字を見ていない。ユーチューバー向けの指標を追いかけてしまっている状態です。

①②③は、書籍でお話ししている「初期段階の3ステップ」とそのまま対応しています。図にすると、こういう順番です👇

ユーチューブ運用 最初の3ステップ:1 動画を発見してもらう(数の勝負・目に留まる確率を上げる)、2 見たいと思ってもらう(サムネイル画像・タイトル・説明文)、3 動画を再生(ここでは動画の中身が大切)
ユーチューブ運用、最初の3ステップ|①発見 → ②クリック → ③再生の順にクリアしていきます
大切なのは順番です‼️ ①が止まっているのに②のサムネイルを直しても効きませんし、②が止まっているのに③の編集を頑張っても数字は変わりません😌 上から順に、詰まっているところを1つずつ外していくのが最短ルートです👍

3ステップそのものの考え方は【3-5】の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください🤗 この記事では「で、自分はどこで止まっているのか」を判定するところに絞ってお話しします。

① 発見されていない|インプレッションが出ていない

結論、最初に見るのはインプレッションです。サムネイルの50%以上が1秒以上表示されるとカウントされます。ここが少ないなら、YouTubeがまだチャンネルを認識できていない段階です。

アナリティクスの「コンテンツ」タブ →「インプレッションと総再生時間の関係」を開いてください。ここに出てくるインプレッションが、判定の起点になります。

インプレッションとは、「関連動画」「トップページ」「YouTube検索」などで、YouTubeがあなたのサムネイルを表示することです。サムネイルの50%以上が、1秒以上画面に表示された場合にカウントされます(書籍3章4節)。

インプレッションが出ていない=YouTubeが「このチャンネルは何のチャンネルか」をまだ認識できていないということです😌 誰におすすめすればいいか分からないので、おすすめのしようがない状態ですね😅

YouTubeには毎分500時間以上の動画がアップロードされています。これはYouTubeが公式に書いていることで、2026年9月現在も同じ記載です。

YouTube には膨大な量の動画コンテンツがあり、毎分 500 時間分以上の動画がアップロードされています。強力な検索機能がなければ、必要な動画を見つけるのはほぼ不可能です。 出典:YouTube ヘルプ「YouTube 検索の仕組み」(2026年9月確認)https://support.google.com/youtube/answer/16090438

この中で「どういうチャンネルなのか」を認識してもらうには、やっぱり最低限の本数が必要です。チャンネルをつくって2、3本投稿しただけでは、YouTubeも判断のしようがありませんよね😅

リアルで考えれば当たり前で、2、3回挨拶を交わしたぐらいの人を、大切なお客様に紹介することはないのと同じような状況です。

ステップ①からステップ②へ進む、いちばん簡単な方法

おすすめされない理由が「認識できていない」ことなら、やることは「認識できるまで情報を出す」——つまり投稿することです☝️

目安としては、元々は100本からがスタートラインとお伝えしていましたが、最近関わっているチャンネルを見ていると平均30本ぐらいでステップ②に進んでいます(書籍3章6節)。もちろん動画の「内容」と「質」によって変わります。

1本や数本で「伸びない」と判断していませんか?

ご相談で本当に多いのが、「1本目を上げたけれど、全然再生されません」というものです😅 正直に申し上げると……1本だけ上げて見られると思っているほうに、無理があります😌

YouTubeが拡散してくれる「土台」までチャンネルを育てないと、そもそも拡散は始まりません‼️ 最初の数本は「伸びない前提」で、土台づくりだと考えてください👍

「最初の動画が伸びない」と検索される方はとても多いのですが、それは失敗ではなく順番どおりです🤗 まずは①の段階を淡々と進めてください。

② 気づかれていない|クリック率が5%を下回っている

結論、インプレッションは出ているのに再生されないなら、クリック率を見てください。目安は5%です。下回っていたらサムネイルとタイトルの問題で、動画の中身の問題ではありません。

インプレッションが出ているのに再生回数が伸びない——このときに見るのが「インプレッションのクリック率」です。同じ「インプレッションと総再生時間の関係」の画面に出ています。

クリック率は5%を下回らないように意識してください(書籍3章5節)。下回っているなら、原因はサムネイルとタイトルです。編集を直しても、ここは改善しません😌

トップ画面のおすすめ(ブラウジング機能)でサムネイルが表示されても、他の動画のサムネイルが目立っていて、自社の動画が気づかれなければ再生されません。どれだけ多くおすすめされても、気づかれなければ意味がないんです😅

ここで大事な考え方が1つあります。

サムネイルは「画像」ではなく、「動画の再生ボタン」だと考えてください‼️ 押してもらうためのボタンです👍

そして目に留まった次は動画のタイトルです。サムネイルに気づいてもらえても、動画の内容に興味がなければ視聴されません。動画の内容を、わかりやすく簡潔に伝えるタイトルになっているか——ここもステップ②では重要です☝️

参考|私のチャンネルの実測値(2024年1年間)

目安として、僕自身の数字を出しておきます。2024年1月1日から12月31日までの366日間のデータです。

酒井のチャンネル|2024年1年間の「インプレッションと総再生時間の関係」
指標実測値見方
インプレッション数271.4万YouTubeがサムネイルを表示してくれた回数
インプレッションのクリック率5.2%目安の5%を、わずかに上回っている状態
インプレッションからの視聴回数14万回表示から実際に再生された回数

同じ期間の「視聴者があなたを見つけた方法」を見ると、関連動画が47.5%。つまりインプレッションの約半分が関連動画、約3割がブラウジング機能という内訳でした。

「YouTubeがおすすめしてくれる」というのは、こういう数字として現れます🤗 逆に言えば、この内訳が見えていないと、どこを直せばいいのか分からないということでもあります。

③ すぐ離脱している|再生はされているのに伸びない

結論、①②をクリアして初めて動画の中身の話になります。短い動画は相対的な総再生時間、長い動画は絶対的な総再生時間が重要だとYouTube公式が明記しています。視聴者維持率で確認してください。

インプレッションもクリック率も問題ないのに伸びない——ここでようやく動画の中身の話になります😌

動画が再生された後がステップ③です。この段階は「質」や「構成」など様々な要素がありますが、ステップ①と②をしっかり取り組まないと、いい動画をつくっても視聴までたどり着かない——これが3ステップでいちばん伝えたいことです☝️

指標としては視聴者維持率を見ます。YouTube公式は、平均視聴率と平均視聴時間のどちらが重要かという質問に、こう回答しています。

大まかに言うと、短い動画では相対的な総再生時間が重要で、長い動画では絶対的な総再生時間が重要です。視聴者維持率から、視聴者が動画を楽しんで視聴している時間を把握し、それに応じてコンテンツを調整できます。 出典:YouTube ヘルプ「YouTube のパフォーマンスに関するよくある質問とトラブルシューティング」(2026年9月確認)https://support.google.com/youtube/answer/141805

ここで大切なのは、編集に凝ることではありません。企業の動画で視聴時間を伸ばすのは、多くの場合「プレゼンテーション(伝え方)」です🤗 何をどう伝えるのか、どんな風に伝わってほしいのか——ここを磨くほうが、テロップやBGMを増やすより効きます。

④ 見る指標が違う|ユーチューバーと企業では見る数字が違います

結論、アナリティクスの「概要」に出る5指標はユーチューバー向けです。企業が注目すべきはインプレッションとインプレッションのクリック率。見る場所を変えるだけで、打ち手が変わります。

4つ目は、少し性質が違います。そもそも見ている数字が違うというケースです😅

YouTubeアナリティクスの「概要」タブを開くと、最初にこの5つが出てきます。

❌ 「概要」に出る5つ(ユーチューバー向け)

  • 視聴回数
  • 総再生時間(時間)
  • チャンネル登録者数
  • 推定収益
  • 平均視聴時間
YouTubeが重要だと考えている指標ではありますが、企業が運用する指標というより「ユーチューバー」向けだと考えています。

⭕ 企業が注目すべき2つ

  • インプレッション
  • インプレッションのクリック率
「コンテンツ」タブの「YouTubeのインプレッションと総再生時間を確認する」に出てきます。僕自身、アナリティクスでいちばん見ているのがこの画面です。
「再生回数が伸びない」と悩んでいる方の多くは、❌側の数字だけを見ています😌 ⭕側を見ると「そもそも表示されていない」のか「表示はされているが押されていない」のかが一発で分かります‼️

この指標の詳しい見方は【3-4】の記事にまとめています。採用でお使いの方は採用動画のアナリティクスの記事もどうぞ🤗

4つに当てはまらないとき|そのネタ、そもそも検索されていますか?

結論、4つを全部クリアしているのに伸びないなら、ネタ自体に需要が無い可能性があります。作りたい動画ではなく、お客様が実際に聞いてくる質問を動画にしてください。

①〜④をひととおり見て、どれも当てはまらない——そういうときに疑うのが、そもそも、そのネタに需要があるのかという点です🤔

分かりやすい例をひとつ。知人の個人チャンネル『水泳大好き教室』に、「耳に水が入った時の対処法」という動画が約5万回再生されているものがあります😲 プールで耳に水が入って抜けないとき、「耳の水 抜く」と検索する人がそれだけいたということですね。

見られる動画は、作りたい動画ではなく探されている動画です‼️ 5万人が困っていたから、5万回見られたわけです😌

これを企業に翻訳すると、答えはとてもシンプルになります。

❌ 需要が読めていないネタ

  • 会社が言いたいこと(新商品の告知だけ)
  • 社内向けのイベント報告
  • 「とりあえず社長挨拶」
作り手の都合が起点になっていると、検索もされず、おすすめもされにくくなります。

⭕ 需要のあるネタ

  • お客様が実際に電話で聞いてくる質問
  • 商談で毎回説明していること
  • 採用面接で必ず聞かれること
すでに誰かが困っていて、言葉にして探していることが、そのまま動画のネタになります。

YouTubeヘルプにも「YouTube で成果を上げるために大切なことは、アルゴリズムや分析に詳しくなることではなく、視聴者についてよく知ることです」と書かれているとおりです☝️ ①〜④が「届け方」の診断だとすれば、この章は「そもそも何を届けるか」の診断だとお考えください🤗

【2026年最新】YouTube公式が挙げる「おすすめ流入が減る5つの理由」

結論、YouTube公式はおすすめからの流入が減る一般的な理由を5つ挙げています。自分のせいだと思い込む前に、外部要因が当てはまっていないかを確認してください。全部が自社の責任ではありません。

ここからは、この記事を書いた2024年当時には無かった2026年時点の新しい公式情報です。

YouTubeヘルプに、「ホーム画面やおすすめからのトラフィックが減っているのはなぜですか?」という項目があり、こう書かれています。

チャンネルの視聴者数が時間の経過とともに増減する理由は数多くあります。おすすめからのトラフィックが減少する一般的な理由には、次のようなものがあります。
・視聴者は YouTube の他の動画やチャンネルを多く視聴している。
・視聴者が YouTube を利用している時間が減っている。
・高いパフォーマンスを出した動画が数本ある、または「話題」になった動画があるが、それらの動画を視聴した視聴者が戻ってこなかった。
・アップロードの頻度が通常より少ない。
・動画で扱っているトピックの人気が下がっている。 出典:YouTube ヘルプ「YouTube のパフォーマンスに関するよくある質問とトラブルシューティング」(2026年9月確認)https://support.google.com/youtube/answer/141805

ご覧いただくと分かるとおり、5つのうち3つは自社の努力ではどうにもならない外部要因です😲

1視聴者側の変化他の動画を見ている/YouTubeを見る時間が減った。これは自社ではコントロールできません。
2トピックの人気扱っているテーマ自体の人気が下がっている。企業の場合、業界の話題性に左右されます。
3自社で直せる部分アップロード頻度と、「1本見た人が戻ってこない」問題。ここは打ち手があります。
数字が落ちたときに「自分の動画が悪くなった」と決めつけないでください😌 YouTube公式が「理由は数多くある」と書いているとおりです。だからこそ①〜④の切り分けを先にやるべきなんです☝️

公式はこう締めています。「視聴者の関心は時間とともに変化します。常に新しいトピックや形式を試してみることが重要です。視聴者を増やすには、既存の視聴者を維持することと、新しい視聴者を獲得することの両方が必要です」——企業の運用にも、そのまま当てはまる話だと思います🤗

「毎日投稿は必要ない」と「本数が要る」は矛盾しません

結論、YouTube公式は毎日や週1の投稿は必要ないと明言しています。一方で私は初期には本数が要ると言っています。これは対象が違うだけで、認識されていない初期は別の話です。

ここは、いちばん誤解が生まれやすいところなので、はっきり整理しておきます😅

YouTube公式は「毎日または少なくとも週1回以上は動画をアップロードする必要がありますか?」という質問に、こう答えています。

いいえ。YouTube の過去数年にわたる分析から、アップロード後の視聴回数の増加は、アップロードの間隔と相関しないことがわかりました。多くのクリエイターは、量より質で視聴者との信頼関係を築いています。 出典:YouTube ヘルプ「YouTube のパフォーマンスに関するよくある質問とトラブルシューティング」(2026年9月確認)https://support.google.com/youtube/answer/141805

さらに「しばらくアップロードしないと影響しますか?」という質問にも、「活動を休止した数千のチャンネルについて調査したが、休止期間の長さと視聴回数の変化には相関関係がないことがわかった」と回答しています。

……これ、僕がいつも言っている「ステップ①は数の勝負」と、真っ向からぶつかるように見えますよね😲💦

なぜ矛盾しないのか

答えはシンプルで、話している対象が違うからです。

YouTube公式が話しているのは

すでにYouTubeに認識されているチャンネルの話です。どんなチャンネルか分かっていて、おすすめする相手も決まっている状態。ここでは投稿間隔と視聴回数の伸びは相関しません。

私が話しているのは

まだ認識されていない初期のチャンネルの話です。「どういうチャンネルか」を判断する材料が無いのだから、材料(=動画)を出すしかない。だから初期は本数が要ります。

実際、同じ公式ページの「おすすめ流入が減る理由」には「アップロードの頻度が通常より少ない」がしっかり入っています☝️ つまり公式も「頻度は関係ない」と言い切っているわけではないんです😌

そして僕も、書籍3章6節で「毎日投稿をしなければいけないというルールはありません」と書いています。ここは公式とまったく同じ結論です‼️ 大事なのは「いつ頃、どうなっていたいか」から逆算すること👍

逆算の目安

ステップ②に進む目安を30本とすると、こうなります(書籍3章6節)。

スタートライン30本に到達するまでの目安
投稿ペース30本に到達するまで
毎日投稿約1か月
3日に1回投稿約3か月
1週間に1回投稿約7か月

「毎日投稿すべきか」ではなく、「いつまでにステップ②へ進みたいか」から決める——これが投稿頻度の正しい決め方です🤗 詳しくは【3-6】の記事をご覧ください。

ステップ①から②に切り替わる瞬間は、グラフに出ます

結論、YouTubeに認識されるとアナリティクスの視聴回数グラフの形が変わります。ある時点から山が大きくなり、前と後ろで明らかに違う動きになります。実際のグラフでご確認ください。

「ステップ①から②に変わった」というのは、感覚の話ではありません。アナリティクスのグラフに、はっきり出ます😲

YouTubeアナリティクスの視聴回数グラフ2例。上段は視聴回数1.8万回・総再生時間156.3時間・チャンネル登録者+132で、途中から山が急に大きくなっている。下段は視聴回数2.0万回・総再生時間501.3時間・チャンネル登録者+26で、同じく後半から振れ幅が大きくなっている
実際のアナリティクス2例|上段=視聴回数1.8万回・総再生時間156.3時間・登録者+132/下段=視聴回数2.0万回・総再生時間501.3時間・登録者+26。どちらも途中から山の形が変わっています

矢印の前と後ろを比べていただくと、動きがまったく違うのが分かると思います。ある時、急にグラフの山が大きくなるんですよ👍 多くのチャンネルで、こういう動きになります😌

最初から狙ってバズる動画を出せる人は、いきなりグラフが上がります。ただ、皆さん動画のプロではありません😅 プロじゃない人が一生懸命YouTubeを運用すると、こういう形になりやすいんです。だからこのタイミングを見ながら運用していただくと良いと思います🤗

逆に言えば、まだこの「切り替わり」が起きていないのに、動画の中身ばかり直しているのが、いちばんもったいない状態です😌

【2026年最新】おすすめが表示される場所は5か所に増えました

結論、以前は「トップページ」と「次の動画」の2か所でしたが、2025年に新設された公式ヘルプでは5か所になりました。ショートプレーヤー・リンク先ページ・チャンネルページが加わっています。

この記事を最初に書いた時点では、YouTube公式ブログの「ホームページと『次の動画』パネルの2つの主要な場所」という記載を引用していました。

ところが2025年にYouTubeヘルプに「YouTube のおすすめ動画の仕組み」というページが新設され、おすすめが表示される場所が5か所になっています😲

おすすめ動画が表示される場所(2026年9月時点・YouTubeヘルプ)
場所内容
YouTubeのトップページ最初に開いたときの画面。おすすめ・登録チャンネル・ニュースのパーソナライズされた組み合わせ
次の動画視聴中に表示され、見ている動画に基づいておすすめされる
YouTubeショート プレーヤー新しく明記された場所。ショートフィードがパーソナライズされる
リンク先ページショッピング・音楽・映画やテレビなど、トピックに特化したページ
チャンネルページクリエイターのチャンネル内の一部セクションもパーソナライズされる

さらに「機能ごとに、重視されるシグナルが違う」ことも公式に明記されました。

さまざまな YouTube の機能ごとに、特定のおすすめシグナルが他のシグナルよりも重視されます。たとえば、次に再生する動画を提案する際は、現在視聴している動画が主なシグナルとして使われます。トップページにおすすめ動画を表示する際は、主に再生履歴が使われます。 出典:YouTube ヘルプ「YouTube のおすすめ動画の仕組み」(2026年9月確認)https://support.google.com/youtube/answer/16089387
企業の運用で大事なのは、「次の動画」に出るには“今見られている動画との関連性”が効くということ😌 だからこそ同じテーマの動画を積み重ねると、自社の動画同士でおすすめされ合うようになります👍

ちなみに、僕のチャンネルのインプレッションの約半分が関連動画(「次の動画」)だったのは、まさにこの仕組みによるものです🤗

【2026年最新】800億シグナルの中身が、公式に開示されました

結論、YouTubeが800億以上のシグナルから毎日学習しているのは2026年も変わりません。変わったのは中身で、再生履歴・検索履歴・登録・高評価など8項目が公式に明記されました。

以前は「シグナルと呼ばれる800億以上の情報から毎日学習しています」としか書かれていませんでしたが、現在は主なシグナルが8つ、公式に明記されています

  • 再生履歴……視聴したYouTube動画の情報。おすすめの精度を高めるために使われます
  • 検索履歴……YouTubeで検索した内容が、今後のおすすめに反映されます
  • 登録チャンネル……登録しているチャンネルの情報から、気に入りそうな他の動画をおすすめ
  • 高評価……高く評価した動画から、興味を持つ可能性のある動画を予測
  • 低評価……今後おすすめしないようにすべき動画の内容を把握
  • 「興味がない」フィードバック……同上
  • 「チャンネルをおすすめに表示しない」フィードバック……そのチャンネルを楽しめなかったシグナルとして使用
  • 満足度に関するアンケート……総再生時間だけでなく、満足度を把握するために使われます

「800億」という数字自体は2026年も変わっていません。つまり、この記事で最初にお伝えした基本の考え方は今も生きているということです😌

ここで注目していただきたいのは、8つのうち5つが「視聴者の行動」だということ‼️ YouTubeヘルプにも「YouTube で成果を上げるために大切なことは、アルゴリズムや分析に詳しくなることではなく、視聴者についてよく知ることです」と書かれています🤗
YouTube で成果を上げるために大切なことは、アルゴリズムや分析に詳しくなることではなく、視聴者についてよく知ることです。YouTube のおすすめシステムは、視聴者に動画を宣伝するためではなく、視聴者が YouTube にアクセスしたときに、最適な動画を見つけられるようにするためのものです。 出典:YouTube ヘルプ「YouTube のパフォーマンスに関するよくある質問とトラブルシューティング」(2026年9月確認)https://support.google.com/youtube/answer/141805

拡散の仕組みそのものを詳しく知りたい方は、【3-1】の記事で公式情報をまとめて解説しています☝️

よくある誤解|タグ・サムネ変更・低評価・収益化・登録者数

結論、タグは重要ではなく、収益化の有無も見つけやすさに影響しません。低評価は数百ある指標の一部です。公式が否定している対策に時間を使わないでください。

最後に、「伸びない原因」だと誤解されがちなものを、YouTube公式の回答でまとめて整理しておきます。ここに時間を使うのは、正直もったいないです😅

YouTube公式が回答している「よくある誤解」(2026年9月時点)
よくある思い込みYouTube公式の回答
タグを増やせば伸びる重要ではありません。タグは主に、よくあるスペルミスを補正するために使われます
タイトルやサムネを変えれば順位が上がる変わる可能性はありますが、それは視聴者の反応の変化が反映された結果。特に問題がなければ、むやみに変更しないでください
低評価が付くと伸びなくなる多少は影響しますが、ランキングを考慮する何百もの指標の一部です
収益化していないから表示されないいいえ。検索とおすすめのシステムは、動画の収益化の有無を認識しません
限定公開で上げてから公開すると不利いいえ。重要なのは公開後の視聴者の反応です
登録者数より視聴回数が少ないのはおかしいおかしくありません。登録者数は動画を視聴する人数を示すものではありません
チャンネルの地域を変えれば海外に届くいいえ。位置情報の設定はおすすめ機能に影響しません

出典:YouTube ヘルプ「YouTube のパフォーマンスに関するよくある質問とトラブルシューティング」(2026年9月確認)https://support.google.com/youtube/answer/141805

こうして並べると分かるとおり、公式が「重要ではない」と言っていることに時間を使っているケースが本当に多いんです😌 それよりインプレッションとクリック率を見て、①〜④のどこで止まっているかを切り分ける。これがいちばん近道です👍

ビジネスYouTubeで成功する4つの要素

結論、ビジネスYouTubeで成功するには①動画②仕組み③運用④伝え方の4つが必要です。今回のお話は主に②の仕組みですが、それを踏まえて行動するには③の運用を考えていくことになります。

動画やブログの最後にいつもお伝えしている“4つの要素”です🤗 YouTubeを運用するうえで、次の4つを考えましょう。

1動画撮影・編集
2仕組みアルゴリズム
3運用マーケティング
4伝え方プレゼンテーション
  • ①動画(撮影・編集)……編集に頼らず、編集し過ぎないこと。費用対効果を考えます
  • ②仕組み(ウェブ・アルゴリズム)……どうやって沢山見てもらうかを考えます
  • ③運用(マーケティング・ファン作り)……どんな戦略を作って届けていくのかを考えます
  • ④伝え方(プレゼンテーション)……何をどう伝えるのか、どんな風に伝わってほしいのかを考えます
ビジネスYouTubeで成功する4つの要素(動画・仕組み・運用・伝え方)を示すスライド
①動画 ②仕組み ③運用 ④伝え方——4つのバランスが大切です
今回はYouTubeさんが言っていることなので②の仕組みのお話でしたが、それを踏まえて行動するには③の運用を考えていきましょう、ということかなと思います🤗 4つのバランスを考えながら全体の底上げをしていくことが重要です👍

(4つの要素の詳しい解説は1-6の記事もご覧ください)

経営戦略は動画が最強!(書籍紹介)

本記事の内容は書籍『経営戦略は動画が最強!』3章4節・5節・6節がベースです。再生回数も登録者も必要なし。集客・採用・売上に繋がる動画活用の考え方と事例を多数掲載しています。

2026年1月1日 発売

こんな感じのお話しを沢山しているので、ご興味がございましたら是非‼️
再生回数も登録者も必要なし‼️ 事例もいっぱい載せているので、ぜひ手にして確認していただきたいと思います🤗 動画活用にご興味がありましたら、全国の書店またはAmazonで🥰

経営戦略は動画が最強! 集客・採用・売上の課題解決! YouTube運用の教科書

経営戦略は動画が最強!
集客・採用・売上の課題解決! YouTube運用の教科書

よくある質問(FAQ)

YouTubeの再生回数が伸びないというご相談で、よくいただく質問に1問1答でお答えします。判定の目安と、公式が明言している内容を2026年時点の情報でまとめました。

YouTubeの再生回数が伸びない原因は何ですか?

4つに切り分けられます。①インプレッションが出ていない②クリック率が低い③すぐ離脱している④見る指標が違う、のどれかです。上から順に確認してください。

まず最初に見るべき数字はどれですか?

インプレッションです。アナリティクスの「コンテンツ」タブの「インプレッションと総再生時間の関係」で確認します。ここが起点になります。

インプレッションのクリック率の目安は何%ですか?

5%です。下回っているならサムネイルとタイトルの問題で、動画の中身ではありません。参考までに私の2024年の実測は5.2%でした。

動画は何本くらい投稿すれば見られるようになりますか?

以前は100本と言っていましたが、最近関わっているチャンネルでは平均30本ほどでステップ②に進んでいます。動画の内容と質で変わります。

毎日投稿しないと伸びないのですか?

いいえ。YouTube公式も「アップロード後の視聴回数の増加は、アップロードの間隔と相関しない」と明言しています。目標から逆算して決めてください。

急に再生回数が減ったのですが、動画が悪くなったのでしょうか?

とは限りません。YouTube公式は減少の一般的な理由を5つ挙げており、視聴者側の変化やトピックの人気低下など、自社では動かせない要因も含まれます。

タグをたくさん付ければ再生回数は増えますか?

増えません。YouTube公式は「タグは重要ではありません」と明記しています。主に、よくあるスペルミスを補正するために使われる機能です。

おすすめされるのはトップ画面と関連動画だけですか?

いいえ。2025年新設の公式ヘルプでは、トップページ・次の動画・ショートプレーヤー・リンク先ページ・チャンネルページの5か所と記載されています。

企業のYouTube運用で、いちばん多い失敗は何ですか?

原因を切り分けないまま動画の内容を直してしまうことです。表示されていないのか、押されていないのかで、打つ手はまったく変わります。

4つを全部やっているのに伸びません。どうすればいいですか?

ネタ自体に需要が無い可能性があります。作りたい動画ではなく、お客様が実際に聞いてくる質問を動画にしてください。

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チャンネル作成から内製化まで、目的に合わせた2つのプランをご用意。はじめての方は「チャンネル作成プラン」、自社運用で継続的に成果を出したい方は「自社運用プラン」がおすすめです。

YouTubeチャンネル作成プラン(PLAN01)

220,000円 / 月額 × 3ヶ月(チャンネル作成+動画6本作成)

はじめてYouTubeチャンネルを作る企業様、作ったけれどホーム画面の設定方法が分からない・設定ができていない企業様におすすめです。

動画マーケティング自社運用プラン(PLAN02)

330,000円 / 月額 × 6ヶ月(6ヶ月後に社内で内製化)

チャンネル作成や設定も含めて、動画マーケティングの自社運用サポートを依頼したい企業様におすすめ。内製化まで6ヶ月でサポートします。

コンサルティング実績・会社情報

2008年より企業集客YouTube運用を開始し、100社以上をコンサルティング。運送業 年間採用20人、建材商社 売上40倍、製造業 問合せ6.5倍、宿泊施設 年間15件以上の取材など、企業の課題を動画で解決してきました。

YouTubeビジネスサポートのコンサルティング実績

  • 運送会社で、毎年20人採用
  • 建材商社で、売上40倍
  • 製造業で、問い合わせ6.5倍
  • 宿泊施設で、年間15件以上マスコミ取材
  • その他の事例:成功企業事例・お客様の声

運営:ユーチューブビジネスサポート(代表 酒井大輔)