採用動画のアナリティクス|応募が増えない原因と、見るべき指標

「採用でYouTubeを回しているけれど、アナリティクスってどこをどう見たらいいの❓️🤔」——これ、本当によく聞かれます😌 結論から言うと、企業が見るのは再生回数でも登録者数でもありませんサムネイルのインプレッションクリック率、そして平均視聴時間の3つです☝️ この記事では、僕自身のチャンネルの1年間の実数字(インプレッション1,008.9万回/クリック率4.7%)を全部お見せしながら、採用担当の方が何を見て、何をすればいいのかを整理します👀 さらに2026年8月にYouTube側の指標が大きく変わったので、そこも合わせて解説します。月次レポートを出している方は、ここを知らないと数字を読み違えます⚠️

▶ クリックすると、この場で動画が再生されます

📌 30秒で要点

  • 採用動画で見る指標は①サムネイルのインプレッション ②クリック率 ③平均視聴時間の3つ。再生回数と登録者数はユーチューバーの通信簿です☝️
  • クリック率の目安は5%。YouTube公式は「全チャンネル・全動画の半数が2〜10%の範囲」と公開しています📊
  • 僕の1年間(2021/08/22〜2022/08/21)の実数字はインプレッション1,008.9万回・クリック率4.7%・視聴47.2万回・平均視聴時間3分26秒
  • 流入の内訳は関連動画53.3%+ブラウジング機能28.6%=約82%がYouTubeのおすすめYouTube検索は2.8%しかありません😲
  • ⚠️2026年8月24日から、横動画も「再生が始まった時点」で1視聴にカウントされます。8月をまたぐ前年比較は成立しません
  • ⚠️2026年8月28日時点で、概要タブの「重要な指標」は6つになり、インプレッション系はコンテンツ/リーチタブへ移りました。
  • 採用ページへ何人飛んだかは、YouTubeでは測れません。測れるのは終了画面のクリック率まで。あとはGA4+UTMの仕事です🔧
  • 応募が増えないときは「量(見つけてもらう)→質(応募してもらう)」の順で見る。動画の中身をいじるのは、いちばん最後です😌
酒井大輔 ユーチューブビジネスサポート代表

酒井 大輔(Sakai Daisuke)|ユーチューブビジネスサポート 代表

ITコーディネータ。2008年より企業向けYouTubeビジネス活用を開始し、100チャンネル以上のコンサルティング実績。建材商社(売上40倍)、運送業(採用20人/年間)、製造業(問合せ6.5倍)、農家(売上3.5倍)など多様な業種で成果を創出。専門分野は、動画経営戦略・YouTubeマーケティング・ウェブマーケティング・SEO。
公益財団法人 東京都中小企業振興公社 専門家(No.1738)

経営戦略は動画が最強!集客・採用・売上の課題解決!YouTube運用の教科書 Amazonで見る 著書『経営戦略は動画が最強!』(2026年1月)

結論|採用動画で見る指標は、この3つだけ

結論、採用や求人でYouTubeを運用する企業が見るべき指標は「サムネイルのインプレッション」「インプレッションのクリック率」「平均視聴時間」の3つです。再生回数・登録者数・推定収益はユーチューバー向けの指標で、採用の成果とは直結しません。

「YouTubeを運用しているけれど、アナリティクスってどこをどう見たらいいの❓️🤔」と、よく聞かれるので解説していきますね🤗

まず大前提として、企業のYouTubeチャンネルは、YouTubeからお金をもらうための運用ではありません☝️ 採用でやっているなら、ゴールは応募です。だから見る数字も、ユーチューバーさんとは変わってきます😌

1サムネイルのインプレッションサムネイルが表示された回数。どれくらい拡散されているかが分かります。
2インプレッションのクリック率表示されたうち、実際に押された割合。目安は5%です。
3平均視聴時間1回あたり何分見られたか。中身が刺さっているかの目安。

採用でまず見るのは①と②です。③はそのあと。この順番が逆になっている会社さんが、本当に多いです😥

【2026年8月時点】YouTube公式の「重要な指標」はこう変わりました

2026年8月28日時点のYouTubeヘルプでは、概要タブの「重要な指標」は6つで、インプレッション系は含まれません。企業が見る指標はコンテンツタブ/リーチタブに移り、名称も「サムネイルのインプレッション」に変わっています。

ここ、変わりました⚠️ 以前は「重要な指標」として7つが1か所に並んでいて、僕はいつも「上の4つはユーチューバーさん向け、下の3つが企業向け」と説明していました。当時のスライドがこれです👇

YouTubeヘルプが示す重要な指標7つの一覧表。視聴回数・総再生時間・チャンネル登録者数・推定収益・平均視聴時間・インプレッション数・インプレッションのクリック率
⚠️ これは以前のYouTubeヘルプの記載です。2026年8月現在は下記のとおり変わっています

2026年8月28日時点|「概要タブ」の重要な指標は6つ

出典:YouTubeヘルプ「チャンネルのパフォーマンスの概要を把握する」(2026年8月28日に確認)
指標内容
視聴回数チャンネルやコンテンツの正式な視聴回数。すべてのフォーマットで、再生開始時にカウント
総再生時間(時間)視聴者が動画を視聴した時間の長さ
チャンネル登録者数自分のチャンネルに登録している視聴者の数
推定収益Google広告配信元と取引からの合計推定収益額
平均視聴時間視聴を継続したユーザーの平均視聴時間(分)。エンゲージ ビューを基準に計算
後続視聴新設。プロモーションコンテンツを見た人が、その後あなたの動画を視聴した際のオーガニックな視聴

お気づきでしょうか🤔 インプレッション数もクリック率も、この表に入っていません。じゃあ無くなったのかというと、そうではなくて——

企業が見る指標は「コンテンツタブ」に移りました

チャンネル単位ならコンテンツタブ、動画単位ならリーチタブ。ここに「インプレッションと総再生時間の関係」というレポートがあります😌 名称も変わっていて、いま画面にはこう出ます👇

出典:YouTubeヘルプ「YouTubeコンテンツのパフォーマンスを把握する」ほか(2026年8月28日に確認)
以前の呼び方2026年8月時点の呼び方
インプレッション数サムネイルのインプレッション
インプレッションのクリック率サムネイルのインプレッションのクリック率
視聴者があなたを見つけた方法視聴者があなたの動画を見つけた方法

つまりYouTube側が「ユーチューバーが見る画面(概要タブ)」と「企業が見る画面(コンテンツ・リーチタブ)」を、はっきり分けてくれた——という話です。僕が2023年から言っていたことに、公式の構成のほうが追いついた形ですね😌

「2026 年 7 月より、YouTube Studio の新しいエクスペリエンスが段階的に導入されます。そのため、アナリティクス ページの外観が以前と異なる場合があります。」 YouTubeヘルプ「YouTube アナリティクスの利用を開始する」(2026年8月28日に確認)

段階的な導入なので、同じ日に見ても、人によって画面が違うことがあります⚠️ 社内で「表示が違う」となっても、それは設定ミスではないかもしれません😅

【2026年8月24日】視聴回数の数え方が変わりました

2026年8月24日より、ショート動画・長尺動画・ライブ配信のすべてで、動画の再生が開始された時点で視聴回数がカウントされます。採用動画の月次レポートで、この日をまたぐ前年比較や前月比較はそのまま比べられません。

これは採用担当の方に、いちばん影響がある変更だと思います⚠️

「2026 年 8 月 24 日より、ショート動画、長尺動画(VOD)、ライブ配信を含むすべてのフォーマットにおいて、動画の再生開始回数がカウントされるようになります。」 YouTubeヘルプ「YouTube コンテンツのパフォーマンスを把握する」(2026年8月28日に確認)

もともと2025年3月31日にショート動画だけこの数え方に変わっていたのですが、それが2026年8月24日から横動画にも広がったということです😲

何が困るのか|社内レポートの数字が不連続になります

採用の月次報告で「先月より再生回数が◯◯%増えました」「昨年同月比で◯倍です」と書いている会社さん、多いですよね😅 ところが——

❌ そのまま比べる

2026年8月24日より前と後を並べて「増えた/減った」と報告する。
数え方が違うものを比べているので、増減の原因が分かりません。

⭕ 注記を付けて比べる

グラフに「2026年8月24日にYouTube側のカウント方法が変更」と縦線を1本入れる。
そのうえで、平均視聴時間や総再生時間を併記します。

「じゃあ、ちゃんと見てもらえた数はどこで見るの❓️🤔」——そこはエンゲージ ビュー(最初の数秒を超えて視聴された回数)と、平均視聴時間・平均視聴率を併用してください☝️ この2つはエンゲージ ビューを基準に計算されているので、カウント変更の影響を受けにくいです😌

採用は「1年に1回の採用シーズン」で比べることが多い分野です。だからこそ、2026年8月をまたぐ比較をするときは、必ずこの1行を添えてください⚠️

実際の数字|1年間のインプレッションは1,008.9万回

著者のチャンネルの実データは、2021年8月22日から2022年8月21日の365日間でインプレッション1,008.9万回、クリック率4.7%、インプレッションからの視聴47.2万回、平均視聴時間3分26秒。うち91.2%はYouTubeがおすすめした表示です。

言葉だけだと分かりにくいので、僕自身のアナリティクスを全部お見せします😌 アナリティクスの中に「インプレッションと総再生時間の関係」という逆三角形の図があるのですが、それがこれです👇

酒井大輔のYouTubeアナリティクス。2021年8月22日から2022年8月21日の365日間でインプレッション1,008.9万回、クリック率4.7%、インプレッションからの視聴回数47.2万回、平均視聴時間3分26秒
データ範囲 2021/08/22〜2022/08/21(365日間)のアナリティクス実データ
酒井大輔のチャンネル|2021年8月22日〜2022年8月21日(365日間)
指標数字意味
インプレッション数1,008.9万回サムネイルが表示された回数(=おすすめされた回数)
うちYouTubeのおすすめ91.2%表示のほとんどは、YouTube側がおすすめしてくれたもの
クリック率4.7%表示された人のうち、実際に押した割合
インプレッションからの視聴47.2万回おすすめされて、実際に再生された回数
平均視聴時間3分26秒1回あたりの平均再生時間
インプレッションからの総再生時間2.7万時間おすすめ経由で見られた合計時間

1,008.9万回おすすめされて、4.7%が押してくれたので47.2万回再生された——という流れですね🤗 そして、その中の平均視聴時間が3分26秒ということです‼️

この3つの数字のうち、企業が動かせるのはどれか

ここが大事なところです☝️

  • インプレッション数は、直接は触れません。YouTubeさんがおすすめしてくれた数なので、こちらから増やすボタンはないんです😓 他のところで努力した結果として、変わる可能性がある数字です。
  • いちばん簡単にできる努力は「クリック率」です‼️おすすめや関連動画で表示されるサムネイルとタイトルを工夫すれば、上げやすい😌
  • 平均視聴時間は、そのあと。動画の構成や中身の話になるので、いちばん時間がかかります。

数字が伸びていないと思ったら、まずインプレッションが増えているか。増えていないなら投稿本数を増やしてYouTubeさんにアピールする。増えているのに再生されないならサムネイルとタイトルを磨く。この順番です‼️

インプレッションとは?|YouTubeの3大流入経路

インプレッションは主に3つの経路で発生します。関連動画53.3%、ブラウジング機能28.6%、YouTube検索2.8%で、上位2つを合わせると約82%。採用動画も、検索よりYouTubeのおすすめ経由で見つけてもらうのが中心です。

YouTubeが拡散されやすいのは、3大流入経路があるからです🤗 Google検索とは仕組みが違います☝️

1ブラウジング機能YouTubeを開いたトップ画面での「今日はこんな動画いかがですか?」というおすすめ。
2関連動画動画を見ているとき、PCは横・スマホは下に出てくる「次はこれ、いかがですか?」。
3YouTube検索YouTubeの中でキーワード検索したときの結果。
YouTubeの3大流入経路(トップ画面のおすすめ・検索結果・関連動画)を示したスライドと、トラフィックソースの内訳
3大流入経路の図。⚠️右側の数字は2021/06/07〜2022/06/06の別集計(インプレッション977.9万回)です。本記事の数字とは集計期間が違います

僕のチャンネルの、流入の内訳(全6項目)

アナリティクスの「視聴者があなたの動画を見つけた方法」を見ると、内訳はこうなっていました👇

視聴者があなたを見つけた方法(視聴回数・過去365日間/2021年8月22日〜2022年8月21日)
流入経路割合
関連動画53.3%
ブラウジング機能28.6%
YouTube広告6.1%
ショート フィード4.7%
YouTube検索2.8%
その他4.5%

関連動画53.3%+ブラウジング機能28.6%=約82%😲 8割以上が、YouTubeのおすすめ機能から見てもらえているわけです🤗 ちなみにYouTube検索は2.8%しかありません😅

採用で言うと、「求人を探している人が検索してくる」より、「関係ない動画を見ていた人が、たまたまおすすめで会社を知る」ほうが圧倒的に多いということです。ここが求人媒体との決定的な違いですね😌

クリック率の目安は5%|公式は「2〜10%」

クリック率はお客様に5%以上を目標としてお伝えしています。YouTube公式は「全チャンネルと全動画の半数がインプレッションのクリック率2〜10%の範囲」と公開しており、5%は中央の帯の上寄りを狙う数字にあたります。

僕はいつも、お客さんに「クリック率は5.0%以上を目指しましょう」とお伝えしています😌 じゃあ、その5%ってどこから来た数字なの❓️と思いますよね🤔 YouTube公式には、こう書かれています👇

「YouTube の全チャンネルと全動画の半数では、インプレッションのクリック率が 2〜10% の範囲です。」 YouTubeヘルプ「インプレッションとクリック率に関するよくある質問」(2026年8月28日に確認)

つまり真ん中の帯が2〜10%。ここで5%を狙うということは、その帯の中でも上寄りを目指すという意味になります☝️ 僕のチャンネルが4.7%なので、まあ僕もまだ目標に届いていないということですね😅

公式が「やってはいけない」と書いていること

同じページに、クリック率を見るときの注意も書かれています。これが採用でもそのまま当てはまります😌

  • アップロード直後にクリック率を見ない。「クリック率は、十分な数のインプレッションを取得した後で確認することが重要です」と明記されています。出した翌日に一喜一憂しない☝️
  • 小さな変化で動かない。「クリック率に多少の変動があるのは普通のこと」。数字が0.3%下がったからサムネイルを作り直す、はやりすぎです😅
  • 数字を比べるときは、流入経路もセットで見る。クリック率の差は、サムネイルではなくトラフィックソースの違いが原因のこともあります。

また公式は「新しい動画やチャンネル(1週間未満)や、視聴回数が100回未満の動画では、その範囲がさらに広がる」とも書いています。始めたばかりの採用チャンネルで、クリック率が乱高下するのは正常です😌

見てもらうまでの3ステップ|順番を飛ばさない

YouTubeで見られるまでには①動画を発見してもらう②見たいと思ってもらう③動画を再生の3ステップがあります。採用動画も、中身を考える前に発見とクリックをクリアする必要があり、指標で言えばインプレッションとクリック率が先です。

指標の順番が「インプレッション→クリック率→平均視聴時間」になる理由は、YouTubeで動画が見られるまでの順番そのものです😌

YouTube運用の最初の3ステップ。①動画を発見してもらう②見たいと思ってもらう③動画を再生を示したスライド
①発見してもらう ②見たいと思ってもらう ③再生される——この順番は飛ばせません
  • 動画を発見してもらう(数の勝負❗️目に留まる確率を上げる)
    対応する指標=インプレッション
  • 見たいと思ってもらう(サムネイル画像・タイトル・説明文)
    対応する指標=クリック率
  • 動画を再生(ここで動画の中身が大切に)
    対応する指標=平均視聴時間・視聴者維持率

ステップ1|まずYouTubeに「知ってもらう」

チャンネルを作って2〜3本アップしても、YouTubeさんはそのチャンネルがどんなチャンネルなのか認識もしていません✋ 認識していないものを、大切なユーザーにおすすめできませんよね😓

例えば、2〜3回あいさつを交わした程度の人を、家族や長年の友人に「あなたと気が合うと思って」なんて紹介できますか❓️😅 同じことです。

「このチャンネルはこういう動画を出しているので、こういう動画を求めている人におすすめできる」——そうYouTubeさんに知ってもらうために、ある程度の本数が必要なんです‼️ 1番最初は、数の勝負です😌

ステップ2|表示されても、押されなければゼロ

YouTubeさんができるのは、関連動画にサムネイルを出したり、トップ画面でおすすめしたりするところまで☝️ そこから先は自分たちの努力です。

おすすめ枠に表示されていても、他社の動画のサムネイルのほうが目を引けば、埋もれて押してもらえません。だから目立つサムネイルにして、タイトルと説明を端的に分かりやすく入れる‼️(ただし嘘はダメですよ😅 理由は次の章で書きます)

ステップ3|ここでやっと、中身の話

サムネイルを押してもらえて、やっとステップ3です‼️ ショート動画は勝手に再生されますが、横動画は押さないと再生されません☝️

YouTubeには毎分500時間以上の動画が投稿されています。何もしなければ、御社の採用動画はどんどん埋もれます💦 見てもらえない前提で、見てもらうための努力をする——そういう仕組みだと知っておくことが大事だと思います😌

採用動画を出しても応募が増えないとき、指標のどこを見るか

応募が増えないときは、量(インプレッション)と質(クリック率・平均視聴時間・応募)のどちらで止まっているかを切り分けます。インプレッションが伸びていなければ本数、クリック率が低ければサムネイル、平均視聴時間が短ければ構成の問題です。

「採用向けにYouTubeをやっているのに、再生数も登録者数も伸びない」「動画は出しているのに、応募が来ない」——このご相談、本当に多いです😥

僕は成功の方程式を【結果=質 × 量】とお伝えしています。この2つのどちらで止まっているのかを、指標で切り分けるのが最初の一手です☝️

「量」=流入数

いかに見つけてもらう数を増やすか。
指標=サムネイルのインプレッション
YouTube検索・関連動画・トップ画面のおすすめ(3大流入経路)で増やします。

「質」=コンバージョン

いかに応募・問い合わせにつなげるか。
指標=クリック率・平均視聴時間・採用ページへの遷移
ここが採用のゴールです。

応募が増えない原因は、だいたい4つのどれかです

「動画が悪いのかな…」と考えてしまいがちですが、原因は4つに分かれます。しかもそのうち3つは、動画の中身とは関係ありません😲 まずは自社がどれに当てはまるかを確認してください👇

採用動画で応募が増えない、4つの原因と打ち手
症状原因(止まっている場所)やること
インプレッションが伸びないステップ1(発見)本数を増やす。YouTubeにチャンネルの中身を認識してもらう段階です
インプレッションはあるがクリック率が低いステップ2(クリック)サムネイルとタイトルを見直す。5%が目安
クリックされるが平均視聴時間が短いステップ3(中身)冒頭で本題に入る。構成を見直す
最後まで見られているのに応募が来ない動画の外(導線)終了画面・概要欄・採用ページ側を疑う(次章)

やりがちなのが、いちばん下の「動画の中身」からいじり始めてしまうことです😥 構成やネタを考えるのは大変ですし、時間もかかります。その前にやるべきことがある——それが「インプレッションとクリック率」なんです‼️

止まっている場所は「視聴者維持率」でも分かります

動画ごとの[エンゲージメント]タブには「視聴者維持率を左右する重要なシーン」というレポートがあります。イントロ・トップモーメント・山・谷が表示されるので、採用動画のどこで学生さんが離脱したかが見えます😌(60秒以上・100回以上視聴された動画が対象です)

冒頭で離脱が大きいなら、あいさつが長すぎるサインです。会社概要から始めていませんか❓️😅

そもそも視聴者維持率は、良いとどれくらいで、悪いとどれくらいなのか🤔 目安がないと判断できないので、僕自身のチャンネルの実測値をお見せします😌

⭕ 視聴者維持率が良い動画

再生されてから、動画の最後まで65%ぐらい見てもらえています。
最後の「お願い」まで届くので、次の動線に繋がります。

❌ 視聴者維持率が悪い動画

再生して30秒で3割以下まで落ち、動画の最後にはほぼ0😱💦
何を言っても、そもそも誰も聞いていない状態です。

同じチャンネルの動画でも、ここまで差が出ます😅 ⚠️ これは僕のチャンネルの実測値であって、業種やテーマによって水準は変わります。外部の調査データではないので、あくまで一例としてご覧ください☝️

注目してほしいのは「30秒で3割以下」のほうです。悪い動画は本題に入る前に、すでに7割の人がいなくなっているということ。だから採用動画も、中身を良くする前に冒頭の構成を直すのが先なんです‼️

盛った採用動画は、クリック率が上がっても不利になります

YouTube公式はクリックベイトを避けるよう明記しています。クリック率が高くても平均視聴時間が短い動画はおすすめされにくくなるためです。採用では、盛った動画は入社後のミスマッチにも直結します。

クリック率を上げたいからといって、実態より良く見せるサムネイルとタイトルにしてはいけません⚠️ これはYouTube公式がはっきり書いています👇

「クリックベイトになるようなサムネイルやタイトルを使用してクリック率を上げようとしないでください。YouTube は、視聴者に関連性がある動画や、平均視聴時間から視聴者が興味を持つと示唆される動画を視聴者におすすめします。クリックベイト動画は平均視聴時間が短い傾向があるため、YouTube がおすすめする可能性は低くなります。YouTubeヘルプ「インプレッションとクリック率に関するよくある質問」(2026年8月28日に確認)

公式は判別方法まで書いています。「クリック率が高いのに、平均視聴時間が短く、予想インプレッション数が低い」——これがクリックベイトのサインだと😲

採用だと、二重に損をします

❌ 盛った採用動画

キラキラした職場、実際にはいない雰囲気。
クリック率は上がるが、すぐ離脱される
YouTubeにおすすめされなくなる
・入社後に「話が違う」となり早期離職

⭕ 等身大の採用動画

実際に働いている人が、普通に話す。
・最後まで見てもらえる
平均視聴時間が伸びておすすめされる
・入社後のギャップが小さい

クリックベイトを避けるのは、YouTubeに評価されるためだけの話ではありません。採用では「盛らないこと」が、そのままミスマッチ防止になります😌 アルゴリズムと採用の利害が、きれいに一致している珍しい領域です。

応募までの導線は、アナリティクスの外で測ります

YouTubeアナリティクスで測れるのは終了画面要素のクリック率までで、概要欄リンクのクリック数を示す指標はありません。採用ページへの流入はGA4側で測る必要があり、UTMを付けないと動画ごとの切り分けができません。

ここが、採用でYouTubeをやるときにいちばん誤解されているところだと思います⚠️

「概要欄に採用ページのリンクを貼ったので、何人クリックしたかアナリティクスで見たいんですが」——これ、YouTubeでは見られません😥

採用の導線を、どこで測るか(2026年8月28日時点のYouTubeヘルプで確認)
測りたいことYouTubeで測れる?見る場所
終了画面のクリック率⭕ 測れます動画を選択 →[アナリティクス]→[エンゲージメント]→「終了画面要素のクリック率」
カードのクリック率⭕ 測れます[詳細モード]で「カード」の指標を追加
概要欄リンクのクリック数❌ 測れませんYouTube側に該当する指標がありません
採用ページに何人来たか❌ 測れませんGA4(Googleアナリティクス4)で測ります
応募まで至ったか❌ 測れませんGA4のコンバージョン設定、または応募フォーム側

だから、YouTube側でやることは「終了画面」です

クリック率が数字で出るのは終了画面だけなので、採用動画の最後には必ず終了画面を置いてください☝️ ここだけは、改善したかどうかを数字で確認できます😌

「終了画面要素のクリック率レポートでは、動画の終了画面の各要素がどのぐらいの頻度で視聴者にクリックされているかを確認できます。このレポートは、特定の動画をクリックした後でのみ利用できます。YouTubeヘルプ「YouTube でのエンゲージメントを把握する」(2026年8月28日に確認)

チャンネル全体の画面では出てきません。動画を1本選んでから[エンゲージメント]を開いてくださいね😅

GA4側では「参照」ではなく「オーガニック動画」に入ります

ここも引っかかりやすいポイントです⚠️ YouTubeから自社サイトに来た人は、GA4のデフォルトチャネルグループでは「参照(Referral)」ではなく「オーガニック動画」に分類されます。Google公式が、YouTubeを動画サイトのリストに入れているためです。

そしてUTMを付けないと、動画ごとの切り分けができません。「採用動画から来た人」も「集客動画から来た人」も、まとめて「オーガニック動画」の1行になってしまいます😥

  • 採用ページのURLにUTMを付ける。`utm_source` `utm_medium` `utm_campaign` は必ず。動画ごとに分けたいなら `utm_content` も付けます。
  • 大文字と小文字は区別されます。Google公式に明記があるので、社内で表記ルールを決めてください。
  • 短縮URLは避ける。「bit.ly などの URL 短縮サービスを使用すると、参照の詳細が削除されることもあります」と公式に書かれています。せっかく付けたUTMが落ちます⚠️
  • http→httpsのリダイレクトにも注意。リダイレクトでUTMが削除されることがある、と公式が明記しています。

「動画は見られているのに応募が来ない」のか、「そもそも採用ページに飛んでいない」のか——これはYouTubeの中だけを見ていても、絶対に分かりません。GA4とセットで初めて見えます😌

採用でショートを使うなら、見る指標が変わります

ショート動画の主要指標カードには視聴回数・高評価数・チャンネル登録者数が並び、インプレッションとクリック率は含まれません。代わりに視聴者のエンゲージメントを見ます。採用でショートを回すなら、指標の置き換えが必要です。

採用でショート動画を回している会社さんも増えました。ただしここまでお話しした指標が、そのままでは使えません⚠️

フォーマット別・主要指標カードの中身(2026年8月28日時点のYouTubeヘルプで確認)
フォーマット主要指標カードに出るもの
動画(横動画)視聴回数/平均視聴時間/インプレッション/インプレッションのクリック率
ライブ視聴回数/平均視聴時間/インプレッション/インプレッションのクリック率
ショート動画視聴回数/高評価数/チャンネル登録者数
⚠️インプレッション・クリック率の記載がありません

ショートには代わりに「視聴者のエンゲージメント」(視聴者がショート動画の最初の数秒を超えて視聴した割合)と、「視聴を継続」(視聴した人とスワイプして閉じた人の割合)という指標が用意されています😌

ショートはサムネイルを押してもらう仕組みではなく、フィードで勝手に流れてくる仕組みです。だから「押されたか(クリック率)」ではなく「スワイプされずに残ったか(エンゲージメント)」を見る——と考えると分かりやすいですね☝️

そしてもう1つ、採用では見逃せない制約があります。ショート動画の説明欄に書いたURLはクリックできません⚠️ 採用ページへ飛ばす導線が、そもそも張れないということです😥

動画経営のマーケティングとは

動画経営のマーケティングとは、公式ホームページと同じ大切な情報を動画化し、YouTubeでも発信して両方に同じ情報を載せる考え方です。採用でも、面白い動画を作るのではなく、採用サイトの情報を動画にすることが出発点になります。

大前提として、いまはどこの企業さんも公式ホームページがありますよね👍️ それにプラスして公式動画ホームページを作ると、より効果的です‼️というお話しを、いつもさせて頂いています😌

公式ホームページと公式動画ホームページに、同じ情報を載せるという動画経営マーケティングの考え方を示したスライド
公式HP+公式動画HP。情報は同じ——これが動画経営マーケティングの考え方です

YouTube(動画)をやるとなると、ほとんどの人が「どんな動画にしようかな❓️🤔」「ネタどうしようかな❓️🤔」と考えます。「動画だから面白いことをしなくちゃいけない」「踊らないといけない」——そんなふうに、別のことをしないといけないと思っている方が多いんですよね😅

でも採用でそれをやってしまうと、ふざけているように見えてしまいます。公式動画HPとして考えてください☝️

ポイントは、公式ホームページと同じように大切な情報を動画化してYouTubeでも発信し、どちらにも同じ情報を載せること‼️ プラットフォームが違うからといって、発信する情報を変えるのはおかしな話じゃないですか❓️😌

採用で言えば、採用サイトに書いてあることを、そのまま動画にすればいいということです。仕事内容、1日の流れ、働いている人。ネタを新しく考える必要はありません🤗

動画経営の基礎、ビジネスYouTubeで成功する4つの要素

ビジネスYouTubeで成功するには①動画②ウェブ③マーケティング④プレゼンテーションの4つが必要です。アナリティクスの話は主に②ウェブ(アルゴリズム)の領域で、4つのバランスをとることが採用の結果につながります。

ということで僕はいつも、『ビジネスYouTubeで成功する4つの要素』というお話しをしています🤗

1動画撮影・編集
2ウェブアルゴリズム
3マーケティングファン作り
4プレゼンテーション伝え方
ビジネスYouTubeで成功する4つの要素(動画・ウェブ・マーケティング・プレゼンテーション)を示したスライド
①動画 ②ウェブ ③マーケティング ④プレゼンテーション——この4つのバランスが大切です

今回のアナリティクスの話は、②ウェブ(アルゴリズム)が中心でした。ただ、サムネイルの作り方は①動画、盛らずに等身大で伝えるのは④プレゼンテーションの話でもあります😌

何か1つを伸ばすのではなく、この4つのバランスをしっかりと考え、全体の底上げをしていくことによって、採用や求人も結果に繋がるのだと思っております‼️

経営戦略は動画が最強!(書籍紹介)

本記事の指標の考え方は書籍『経営戦略は動画が最強!』3章4節、初期の3ステップは3章5節で解説しています。再生回数や登録者数に頼らない企業の動画活用をまとめた1冊です。

2026年1月1日 発売

「経営戦略は動画が最強!」という本では、再生回数も登録者も必要なし‼️
企業が見るべき指標とアナリティクスの見方(3章4節)や、初期の3ステップ(3章5節)など、集客・採用・売上に繋がる動画活用の考え方と事例を多数掲載しています🤗
動画活用にご興味がありましたら、全国の書店またはAmazonで🥰

経営戦略は動画が最強! 集客・採用・売上の課題解決! YouTube運用の教科書

経営戦略は動画が最強!
集客・採用・売上の課題解決! YouTube運用の教科書

よくある質問(FAQ)

採用動画のアナリティクスについて、よくいただく質問をまとめました。見るべき指標、2026年8月の仕様変更、クリック率の目安、採用ページへの導線の測り方などにお答えします。

採用動画で見るべき指標は何ですか?

サムネイルのインプレッション、インプレッションのクリック率、平均視聴時間の3つです。再生回数や登録者数はユーチューバー向けの指標で、採用の成果とは直結しません。

YouTubeの「重要な指標」は7つではないのですか?

2026年8月28日時点では、概要タブの重要な指標は6つです。インプレッション系はコンテンツタブとリーチタブに移り、名称も「サムネイルのインプレッション」に変わりました。

2026年8月24日から、何が変わったのですか?

ショート動画・長尺動画・ライブ配信のすべてで、再生が開始された時点で視聴回数がカウントされるようになりました。この日をまたぐ前年比較はそのまま比べられません。

インプレッションのクリック率は何%あればいいですか?

5%以上を目安にしています。YouTube公式は「全チャンネルと全動画の半数が2〜10%の範囲」と公開しているので、5%は中央の帯の上寄りを狙う数字になります。

採用動画を出しても応募が増えません。どこを見ればいいですか?

量と質のどちらで止まっているかを切り分けます。インプレッションが伸びないなら本数、クリック率が低いならサムネイル、平均視聴時間が短いなら構成の問題です。

概要欄から採用ページへ何人飛んだか分かりますか?

YouTubeアナリティクスでは分かりません。該当する指標がないためです。GA4側でUTMパラメータを付けて計測してください。終了画面のクリック率だけはYouTubeで確認できます。

ショート動画でもインプレッションは見られますか?

ショート動画の主要指標カードには表示されません。視聴回数・高評価数・チャンネル登録者数が並び、代わりに「視聴者のエンゲージメント」で最初の数秒を超えた割合を確認します。

企業YouTube|60分オンライン無料診断 実施中!

「何から始めればいいか分からない」「今の運用が正しいかセカンドオピニオンが欲しい」企業様へ。Zoomでヒアリングし、結果に繋がる方向性をご提示する無料診断です。

「企業YouTube運用を行いたいけれど、何から始めたらいいか分からない」
「今行っているYouTubeチャンネルの運用が、正しいのかセカンドオピニオンにしてほしい」

という方にお勧めです。ヒアリングをさせて頂き、企業YouTube運用の結果に繋がる方向性を提示いたします。Zoomを利用した、企業YouTubeチャンネル診断です。

コンサルティングプラン

チャンネル作成から内製化まで、目的に合わせた2つのプランをご用意。はじめての方は「チャンネル作成プラン」、自社運用で継続的に成果を出したい方は「自社運用プラン」がおすすめです。

YouTubeチャンネル作成プラン(PLAN01)

220,000円 / 月額 × 3ヶ月(チャンネル作成+動画6本作成)

はじめてYouTubeチャンネルを作る企業様、作ったけれどホーム画面の設定方法が分からない・設定ができていない企業様におすすめです。

動画マーケティング自社運用プラン(PLAN02)

330,000円 / 月額 × 6ヶ月(6ヶ月後に社内で内製化)

チャンネル作成や設定も含めて、動画マーケティングの自社運用サポートを依頼したい企業様におすすめ。内製化まで6ヶ月でサポートします。

コンサルティング実績・会社情報

2008年より企業集客YouTube運用を開始し、100社以上をコンサルティング。運送業 年間採用20人、建材商社 売上40倍、製造業 問合せ6.5倍、宿泊施設 年間15件以上の取材など、企業の課題を動画で解決してきました。

YouTubeビジネスサポートのコンサルティング実績

  • 運送会社で、毎年20人採用
  • 建材商社で、売上40倍
  • 製造業で、問い合わせ6.5倍
  • 宿泊施設で、年間15件以上マスコミ取材
  • その他の事例:成功企業事例・お客様の声

運営:ユーチューブビジネスサポート(代表 酒井大輔)