ホーム > ITコーディネータ > AIによる概要(AI Overview)に載る条件と消える理由
Google「AIによる概要(AI Overview)」に載る条件・消える理由と対策——公式情報で正しく整理する
- ① 載る条件——「インデックスされ、スニペット表示できる」ことが唯一の技術要件。あとは通常SEOの品質そのもの
- ② 消える理由——そもそもトリガーされない/
nosnippet・noindexで自らブロック/変動が激しい、のいずれか - ③ 制御——出したくないなら
nosnippet等。ただし通常のスニペットも一緒に消える点に注意
【結論】AI Overviewに「特別な設定」はない
「AIによる概要に自社を出したい/逆に出したくない」——どちらの相談も増えていますが、出発点は同じです。Googleの公式ドキュメント「AI features and your website(AI機能とあなたのウェブサイト)」は、こう述べています。「AI Overviewに表示されるための追加要件はなく、その他の特別な最適化も必要ない。SEOのベストプラクティスがそのまま有効」。AI専用のマークアップ・schema・”AI向けファイル”を新たに作る必要はない、とも明記されています。
出典:Google 検索セントラル「AI features and your website」。「There are no additional requirements to appear in AI Overviews or AI Mode, nor other special optimizations necessary.」および「You don’t need to create new machine readable files, AI text files, or markup to appear in these features.」と明記。Google for Developers(最終更新 2025年12月10日/2026年7月確認)。
だからこの記事の結論はシンプルです。①載るには通常SEOの土台を固める ②消える理由の大半は「トリガーされない」か「自分で設定ブロックしている」 ③出したくないなら専用の制御タグを使う——この3点を、以降で公式情報を根拠に具体化します。
1載る=良いページを作る
インデックス+スニペット表示可が前提。あとは一次情報・明確な結論・E-E-A-T。特別なタグは不要。
2消える=多くは自滅か非表示
クエリで出ない/設定でブロック/変動、が主因。まず「自分で消していないか」を疑う。
3制御=出したくない時の手段
nosnippet等で出稿を抑制できる。ただし通常スニペットも消える副作用に注意。
そもそもAI Overview(AIによる概要)とは
AI Overview(日本語UIでは「AIによる概要」)は、複雑な質問の要点を素早くつかめるように、Googleがページ内容を要約して見せる機能です。回答の下(または横)には、根拠として使われたページへのリンクが並びます。かつての試験機能「SGE(Search Generative Experience)」の後継にあたり、2026年時点では正式機能として広く展開されています。
図:Google検索の「AIによる概要」の実例(検索クエリ「AIに引用される コンテンツ 作り方」)

Googleは、AI OverviewやAIモードが「クエリ・ファンアウト(query fan-out)」という手法を使うと説明しています。これは1つの質問を複数の関連サブクエリに分解して同時に検索し、より多様なページを根拠として集める仕組みです。結果として、従来の検索より幅広く多様なリンクが表示され得る——つまり1位独占でなくても引用の機会がある、という点が実務上のポイントになります。
出典:Google 検索セントラル「AI features and your website」。AI OverviewとAIモードが query fan-out を用い、「より幅広く多様な有用リンクを表示できる」旨、および「AI Overviewは通常検索に付加的(additive)とシステムが判断したときのみ表示され、しばしばトリガーされない」旨を記載。Google for Developers
SEO・AEO / GEO・AI Overview・Discover はどう違う?
最近は「AEO」「GEO」「AIO」など似た言葉が増え、混乱しがちです。まず全体像を1枚で整理します。
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| 項目 | SEO | AEO・GEO | AI Overview(本記事) | Google Discover |
|---|---|---|---|---|
| ユーザー行動 | キーワードで検索 | AIに質問・対話 | 検索する(上部にAIの要約が出る) | 検索しない(受動的レコメンド) |
| 表示される場所 | 検索結果のリンク一覧 | AIの回答内の引用リンク | 検索上部の「AIによる概要」 | スマホのDiscoverフィード |
| 対策の要点 | キーワード網羅・被リンク・E-E-A-T | 結論ファースト・FAQ・一次情報 | 通常SEO+抜き出しやすい構造 | 鮮度・高品質な画像・興味関心 |
どのくらい表示されるのか(時点の目安)
表示範囲は急拡大しています。各種調査によると、2026年初頭の日本の検索結果では約5割前後にAIによる概要が表示されるとの報告があり、グローバルでも一般的な情報系クエリの多くで出るようになっています。ただしこれらは調査会社ごとに条件が異なり、時点でも大きく変動します。「自社の実際のクエリで出ているか」は、あくまでサーチコンソールと実検索で確認するのが確実です。
補足(変化が速い領域):AI Overviewの表示率は各社調査で幅があり(対象クエリ・国・時期で変動)、ここでの「約5割」は2026年初頭の一調査に基づく目安です。指名(ブランド)検索では出にくく、「〜とは」「やり方」「比較」「おすすめ」など情報探索型で出やすい傾向が各調査で共通して指摘されています。数値は傾向値としてご覧ください。
表示される割合(2026年初頭・一調査の目安)
で出やすい(指名検索は出にくい)
(fan-outで多様なリンクを表示)
どんな検索で表示される?/されない?
同じテーマでも、検索の仕方(クエリの意図)によってAIによる概要が出たり出なかったりします。傾向を整理すると次のとおりです。
表示されやすい検索
- 「〜とは」「やり方」「比較」「おすすめ」など情報探索・比較検討型
- 複数の情報をまとめると便利な複雑な質問
- 答えに幅があり、要約する価値のあるテーマ
表示されにくい/出ない検索
- 指名(ブランド)検索・公式サイトを探す意図
- 単純な事実確認(一発で答えが出る)・意図が明確すぎる
- お金や健康に関わる繊細な話題(Googleが慎重になりやすい)
傾向は各調査・時点で変動します。自社の実際のクエリで出ているかは、サーチコンソールと実検索で確認するのが確実です。
【載る条件】AI Overviewに引用される5つの条件
Googleは「特別な最適化は不要」としつつ、表示の”入場資格”だけは明確に示しています。それが①です。②〜⑤は、その資格を満たしたページの中から「引用する理由のあるもの」が選ばれるための、通常SEOの品質要素です。順に見ていきます。
1インデックスされ、スニペット表示できる(唯一の技術要件)
Google公式が明記する唯一の技術条件です。ページがGoogleにインデックスされ、かつ検索結果に「スニペット(説明文)付きで表示できる」状態であること。これを満たせば”参照リンクとして表示される資格”が得られます。逆に、noindexでインデックスから外していたり、nosnippetでスニペットを止めていると、資格そのものを失います(第5章で詳述)。
2検索で上位〜中位に入る品質
AI Overviewは通常検索と同じインデックスから生成されます。だからまず検索で評価される品質が前提です。ただし「1位でないと載らない」わけではありません。fan-outにより、上位独占ページ以外からも引用されるケースが各調査で確認されています。1位を狙いつつ、「その問いに正確に答える1段落」を用意しておくことが効きます。
3抜き出しやすい構造(結論ファースト・FAQ・見出し)
AIは要点を”抜き出して”回答を作ります。したがって結論が冒頭にあり、見出しの筋が通り、1段落1論点で、そのまま要約に転用できる形が有利です。定義・手順・比較・Q&A(FAQ)といった、答えを短く取り出せるブロックを用意すると引用されやすくなります。この記事の冒頭に「30秒まとめ」を置いているのも同じ狙いです。
4一次情報とE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)
誤情報を避けたいAIは、信頼できる情報源を選びます。誰が・どんな立場で書いたか(著者・運営者情報)、出典で裏取りされているか、そしてそこにしかない一次情報(実データ・経験)があるか。特に「経験」に基づく一次情報は、他サイトの要約では代替できず、引用される強い理由になります。
5クエリの意図を広くカバーする(fan-out対応)
fan-outは1つの問いを関連サブクエリに分解します。だから関連する疑問(周辺の「なぜ」「どうやって」「いくら」)まで1ページで丁寧に答えていると、複数のサブクエリで拾われやすくなります。薄く広げるのではなく、1テーマを深く網羅するのがコツです。
※ 横スクロールできます
| 載る条件 | 種別 | 具体アクション |
|---|---|---|
| ① インデックス&スニペット可 | 必須技術要件 | noindex/nosnippetを外す・robots.txtでブロックしない |
| ② 検索で上位〜中位 | 通常SEO | まず1〜2ページ目に入る品質を作る |
| ③ 抜き出しやすい構造 | 通常SEO | 結論ファースト・見出し・FAQ・定義の明確化 |
| ④ 一次情報・E-E-A-T | 通常SEO | 実データ・経験・著者情報・出典明記 |
| ⑤ 意図を広くカバー | 通常SEO | 周辺の疑問まで1ページで網羅 |
【消える理由】なぜAI Overviewから消えるのか
nosnippetやnoindexで、気づかず自分で消しているケースが実務では最も多い落とし穴です。AI Overviewの掲載は不安定で、日によって出たり消えたりします。焦って対策を打つ前に、原因を切り分けましょう。
1そもそもAI Overviewがトリガーされない
Googleは「AI Overviewは通常検索に付加価値があるとシステムが判断したときだけ表示され、しばしば表示されない」と明言しています。指名検索、単純な事実確認、意図が明確すぎるクエリでは出ないことがあります。「AI Overview自体が出ていない」だけで、あなたのページが落とされたわけではないケースは非常に多いです。まず”枠が出ているか”を確認します。
2nosnippet/noindexで自分でブロックしている
最も見落とされやすい原因です。AI Overviewに参照されるには「スニペット表示できる」ことが条件のため、nosnippet・data-nosnippet・max-snippet:0・noindexを付けていると、意図せず参照対象から外れます。プラグイン設定やテーマの一括設定で、知らないうちに付いていることがあります。「出したいページに、これらの制御が入っていないか」をまず確認してください。
3インデックス/クロールの問題
そもそもインデックスされていない、robots.txtやCDN・ホスティング側でGooglebotをブロックしている、といった技術的な問題でも表示されません。Googleは「robots.txtでクロールが許可されていること」「CDN等でブロックされていないこと」を明示的に挙げています。サーチコンソールのURL検査で、インデックス状況とGooglebotが受け取ったHTMLを確認します。
4仕様上の変動(そもそも不安定)
AI Overviewは生成のたびに参照ページが変わり得ます。Googleも「AIモードとAI Overviewは異なるモデル・手法を使うため、表示される回答やリンクの組み合わせは変動する」としています。1日単位の増減に一喜一憂しないこと。数週間の傾向で見て、②③の自滅要因がないなら、やるべきは通常SEOの底上げです。
図:AI Overviewから「消えた」ときの切り分けフロー
出典:Google 検索セントラル「AI features and your website」。表示は「additiveと判断したときのみ・しばしば非表示」、参照には「インデックス+スニペット表示可」が必要、クロール許可(robots.txt/CDN)が前提、と記載。Google for Developers
図:サーチコンソール「URL検査」でインデックス状況を確認

【制御】”出したくない”ときのオプトアウト方法
nosnippet・data-nosnippet・max-snippet・noindexで表示情報を制限できます。ただしこれらは通常の検索スニペットも一緒に消すため、クリック率低下という副作用があります。「AI Overviewだけ止めて通常検索は残す」ピンポイントな公式手段は、2026年時点で開発中です。Googleは「AIは検索に組み込まれており、Googlebotのクロール制御が site owner の管理手段」としたうえで、表示情報を絞る手段として次を挙げています。
使える制御タグと、その副作用
※ 横スクロールできます
| 制御 | 効果 | 副作用・注意 |
|---|---|---|
nosnippet | スニペットを一切出さない=AI参照から外れる | 通常検索のスニペットも消える(CTR低下) |
data-nosnippet | ページ内の特定箇所だけを要約対象外にできる | ページ全体は残せる。部分的に隠したい時に有効 |
max-snippet:[数] | スニペットの最大文字数を制限(0で実質nosnippet) | 短くしすぎると通常表示も痩せる |
noindex | 検索結果・AI Overviewの両方から完全に外れる | 検索流入もゼロになる(最終手段) |
| Google-Extended | AI Overviewからは外れない | あくまで他のAI学習・グラウンディング用。AI OverviewはGooglebotのインデックスを使うため効かない |
出典:Google 検索セントラル「AI features and your website」>「Controlling your content in AI features in Search」。表示情報の制限に nosnippet / data-nosnippet / max-snippet / noindex を挙げ、Google-Extended は「他システムのAI学習・グラウンディング」向けと説明。Google for Developers
nosnippet系が現実的な手段です(副作用あり)。「消したはずなのに、まだ出る」ときの対処
制御タグを入れたのにAI Overviewに残る場合、Googleは次の手順を案内しています。
制御がGooglebotから見えているか確認
サーチコンソールのURL検査ツールで、Googlebotが受け取ったHTMLにnosnippet等が正しく含まれているかを検証します。JS描画などで実際には見えていないことがあります。
再クロール・反映を待つ
変更の反映にはクロールの再処理が必要で、数日〜数か月かかることがあります。急ぐ場合はURL検査から「インデックス登録をリクエスト」します。
それでも解決しなければ公式フォーラムへ
上記で直らない場合は、Google検索セントラル ヘルプコミュニティに投稿して確認します。
2026年:AI Overview専用オプトアウトは”検討中”
「通常検索は残しつつAI Overviewだけ止めたい」というニーズに対し、報道ベースでは2026年初頭、GoogleがAI Overview/AIモードを個別にオプトアウトできる新しい仕組みを検討しているとされています。ただし本記事執筆時点(2026年7月)では正式提供されていません。現状で確実に使えるのは前述のnosnippet系のみ、という認識で判断してください。
補足:AI Overview専用のオプトアウトについては、2026年初頭に「Googleが検討中」との報道がありますが、公式に一般提供された機能ではありません(2026年7月時点)。最新の一次情報はGoogle公式ドキュメントでご確認ください。仕様は変化します。
【対策】今日からできる7つのアクション
1まず”自滅”を止める
出したいページにnosnippet/noindexが付いていないか点検。プラグイン・テーマの一括設定を確認する。
2結論を冒頭に置く
問いへの答えを最初の1〜2文に。定義・数値・要点を、そのまま引用できる形で前半に配置。
3一次情報を1つ入れる
自社の実データ・事例・現場の判断など、そこにしかない情報を出典・時点つきで。捏造は厳禁。
4FAQ・見出しで構造化
1問1答のQ&A、明確な見出し、1段落1論点。抜き出しやすさが引用率を左右する。
5E-E-A-Tを明示
著者・運営者情報、実績、出典。誰が書いたか分かる状態にし、信頼源として選ばれる。
6周辺の疑問まで網羅
「なぜ・どうやって・いくら」までを1ページで。fan-outで複数サブクエリに拾われる。
7技術の土台を整える
インデックス可・クロール許可・表示速度・内部リンク。構造化データは”役割固定”で重複させない。
この7つは、どれも「AI Overview専用」ではなく、通常検索でも効く施策です。だからこそ投資が無駄になりません。AI Overviewの仕様が変わっても、良いページであること自体は資産として残ります。技術面の土台づくりはテクニカルSEOで、構造化データの考え方はAIに引用されるコンテンツの作り方で詳しく解説しています。
「対策は分かったが、自社だけで続けるのは大変」という方へ
載る条件は結局、通常SEOの徹底と一次情報の整理です。とはいえ、記事化・効果測定・改善を回し続けるのは負担も大きいもの。当社はAI(Claude)と二人三脚で自社ブログ1,170本超を運用してきた実運用ノウハウで、貴社の生成AI活用・LLMO対策を伴走支援します。まずはプランの内容をご覧ください。
▶ 生成AIコンサルティングのプランを見る効果測定——サーチコンソールでAI流入をどう見るか
「対策が効いたか」を測るには、まず現状把握です。Googleは、AI機能(AI Overview・AIモード)に表示されたサイトも検索全体のトラフィックに含めてサーチコンソールで計測されると説明しています。具体的には「検索パフォーマンス」レポートの「ウェブ」検索タイプに合算されます。つまりAI Overviewだけの数字を単独で取り出すことはできませんが、対象クエリの表示回数・クリック・掲載順位の推移で、間接的に効果を追えます。
加えてGoogleは、AI Overviewを含む検索結果からのクリックは”質が高い”(サイト滞在時間が長い傾向)と述べています。表示回数やクリック数だけでなく、GA4での滞在時間・コンバージョンまで合わせて見ると、施策の価値を正しく評価できます。当社でもGA4のコンバージョンイベントと組み合わせて、問い合わせにつながっているかを確認しています。
出典:Google 検索セントラル「AI features and your website」>「Measuring the performance of your site」。AI機能の表示は検索パフォーマンス レポートの「ウェブ」検索タイプに合算され、AI Overview経由のクリックは質が高い傾向、と記載。Google for Developers
自社サイトでも実測——「表示は増えるのにCTRは下がる」
(自社・2026年4月→7月)
(同期間・同一サイト)
(順位低下が主因ではない)
※ 横スクロールできます
| 指標 | 2026年4月 | 2026年7月 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 表示回数(指数) | 100 | 127 | +27% |
| 平均CTR | 約1.4% | 約1.1% | −23% |
| 平均掲載順位 | 約8位 | 約8位 | 横ばい |
図:自社サイトの「表示 ↑ / CTR ↓」乖離(2026年4月→7月・実測)
出典:当社(ユーチューブビジネスサポート)のサーチコンソール実測(2026年4月・7月)。数値は傾向を示す概算・指数で、生の流入実数は非公開。CTR低下はAIによる概要”単独”が原因と断定するものではなく、ナビゲーション意図クエリや海外表示の影響など複数要因を含みます。時点により変動します。
実測からの学び——「総CTR」ではなく「情報意図クエリのCTR」で見る
CTRを正しく読むコツも、自社データから見えてきました。指名・ナビゲーション目的のクエリ(例:ブランド名で公式ページに行きたい等)は表示が多くてもクリックされにくく、サイト全体のCTRを実態より低く見せます。AIによる概要への対策効果は、情報探索型クエリ(「〜とは」「やり方」「対策」)のCTRと掲載順位で追うのが正確です。
※ 横スクロールできます
| クエリの種類 | 自社の平均CTR(傾向) | 見方 |
|---|---|---|
| ナビ意図(指名・公式へ行きたい) | 約0.3〜0.4% | 母数を押し下げる。効果測定からは除外して見る |
| 情報探索型(とは/やり方/対策) | 約1.4%前後 | AIによる概要対策の効果はここで測る |
出典:当社サーチコンソール実測(2026年・国=日本/情報意図クエリで抽出)。数値は傾向値・時点により変動します。
やってはいけないこと(逆効果になる対策)
1AI専用タグ・スキーマを盛る
Google公式が「特別なマークアップ・schema・AI専用ファイルは不要」と明言。盛っても載りやすくはならない。中身を厚くするのが先。
2薄い記事の量産
順位操作目的の大量生成は「スケールドコンテンツの不正使用」としてスパムポリシー違反。カニバリで評価も分散する。
3数字・体験の捏造
実測していない数字・していない体験はE-E-A-Tと信頼を損なう。一次情報は”本物であること”に価値がある。実測のみ。
4的外れなオプトアウト
「出したくない」ときにGoogle-Extendedだけ止めても、AI Overviewには効かない。制御はnosnippet系で(副作用に注意)。
とくに「薄い記事の大量生成」は要注意です。Googleは2024年以降、検索順位の操作を主目的とした大量生成を「スケールドコンテンツの不正使用(scaled content abuse)」としてスパムポリシーで明確に禁止しています。AI Overviewに載る近道は、量ではなく1本を一次情報で深くすることです。
出典:Google 検索セントラル「スパムに関するポリシー(スケールされたコンテンツの不正使用)」。Google 検索セントラル スパムに関するポリシー
自社の実践(一次情報・1,170本の運用から)
解説記事の多くは”お客様のデータ”を見ているだけで、自分のサイトを自分でSEO/AI対策しながら運用している人は多くありません。当社代表は現役のプレイヤーとして自社ブログを1,000本以上運用し続けています。この記事自体も、次のフローで制作しています。
当社の記事制作フロー(人が主導・Claudeが補助)
②③⑥でClaude(コワーク)が調査・整理・チェックを補助し、①④⑤の判断と責任は人(酒井)が持ちます。
1「載る条件」は結局、通常SEOの積み上げだった
自社サイトで検証して分かったのは、AI Overview向けの”特別作業”は不要で、結論ファースト・一次情報・FAQ・E-E-A-Tという通常SEOの徹底が、そのままAI Overview対策になるということです。だから当社の全記事は、この記事と同じ「30秒まとめ+結論ファースト+一次情報+可視FAQ」の型で作っています。
2schemaは役割を固定し、FAQは中身を厚くする
本文側のschemaはFAQPage(と動画があればVideoObject)だけに固定し、Article/BreadcrumbListはプラグイン側へ一本化しています。可視のFAQとFAQPageは文言を一致。”付けて終わり”にせず、中身を一致させ厚くすることを重視しています。AI Overview目的でschemaを盛る必要はない、というのが実感です。実際、動画を構造化した当社ページでは、検索のリッチリザルト経由でCTR約2.66%・平均掲載順位3.0(自社実測・2026年)と、通常より高い反応を確認しています。「抜き出しやすい構造」は数字にも表れる、というのが手応えです。
3効率化はAI、価値の判断と裏取りは人
下書きはClaudeに任せ、一次情報の選定・数字の検証・公式ドキュメントとの突合は人が担います。この分担で、下書き時間は1本あたり約15分から5分へ(およそ66%)短縮できました。空いた時間を、一次情報の整理とファクトチェックという”人にしかできない工程”に再投資しています。
(2026年6月時点・実数)
(1本15分→5分・作業実感)
継続運用
出典:当社(ユーチューブビジネスサポート)の運用実測。記事数はWordPress管理画面の実数、時間短縮は作業実感(2026年6月時点)。数値は実測のみで、日々変動します。
【保存版】AI Overview対策チェックリスト10項目
- 出したいページに
noindex・nosnippet・max-snippet:0が付いていないか確認した(自滅チェック) - ページがインデックスされ、robots.txt/CDNでGooglebotをブロックしていないか確認した
- 問いへの結論・定義・数値を、記事の冒頭(30秒まとめ等)に置いた
- 自社の一次情報(実データ・事例・現場の判断)を1つ以上入れた
- 数値・固有名詞・仕様を一次情報/Google公式で裏取りした(捏造ゼロ)
- すべての主要な数値・主張に出典と「時点」を明記した
- 「誰が・どんな立場で書いたか」(著者・運営者情報)を明示した
- 見出し・FAQなど、AIが要点を抜き出しやすい構造にした
- 可視のFAQとFAQPageの構造化データを文言まで一致させた(Article等は二重出力しない)
- 周辺の疑問(なぜ・どうやって・いくら)まで1ページで網羅した(fan-out対応)
※ このチェックリストは当社(ユーチューブビジネスサポート)が実運用で用いているものです。自由にお使いいただけます。
あわせて読みたい
よくある質問(FAQ)
QAI Overviewに載るための特別な設定やタグはありますか?+
Q載っていたのに急に消えました。何を疑えばいいですか?+
Q1位に表示されていないと、AI Overviewには載りませんか?+
QAI Overviewに自社を出したくないときはどうすればいいですか?+
QGoogle-ExtendedをブロックすればAI Overviewから消えますか?+
Q制御タグを入れたのに、まだAI Overviewに出ます。+
QAI Overview専用のオプトアウト(通常検索は残す)はできますか?+
Q構造化データ(FAQスキーマ)を付ければAI Overviewに載りやすくなりますか?+
QAI Overview経由の流入は、サーチコンソールで分かりますか?+
QAI Overviewが表示されると、サイトへの流入は減りますか?+
QAI Overview対策をすれば、Google Discoverにも載りやすくなりますか?+
まとめ
- AI Overviewに載る特別な設定はない。Google公式も「追加要件・特別な最適化は不要」と明言。
- 唯一の技術要件は「インデックスされ、スニペット表示できる」こと。あとは通常SEOの品質。
- 「消えた」原因の多くは、枠が出ていない/nosnippet・noindexでの自滅/変動。まず自滅を疑う。
- 出したくないならnosnippet系で制御できるが、通常スニペットも消える。Google-Extendedでは消えない。
- AI Overview専用オプトアウトは2026年7月時点で検討中(未提供)。
- 対策は結局「通常SEOを丁寧に」。当社は自社ブログ1,170本超で検証。数字は実測のみ。
「AIによる概要に、自社を載せたい/正しく対策したい」なら
AI Overview対策の本質は、通常SEOの土台づくりと一次情報の整理です。当社はAI(Claude)と協働で自社ブログ1,170本超を運用してきた実運用ノウハウで、貴社の生成AI活用・LLMO対策を伴走支援します。プランの詳細と無料相談のお申し込みは、下記のプランページからどうぞ。無理な営業はいたしません。
※ ITコーディネータ・酒井大輔が対応します。


























