採用動画の社員インタビューは対談で撮る|本音が出る理由と、入社した人に聞く3つの質問

採用動画で社員インタビューを撮ってみたけど、なんだか硬い、嘘っぽい……。そう感じたら、1人で話してもらう撮り方から「対談」に変えてみてください😌 2008年から100社を超える企業のYouTubeを支援してきて、僕が採用動画で対談をお勧めする理由は、話しやすくて、本音が出るからです‼️ 今回は、対談にすると何が変わるのか、誰と誰で撮るか、撮る前に何を決めるか、そして入社した人に聞く3つの質問と、やってはいけないことをお話しします🤗

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📌 30秒で要点

  • 採用動画の社員インタビューは、1人で話すより対談で撮る。話しやすく、本音が出て、2人のやり取りから職場の空気が伝わります。
  • 見ている人は、話している人より「横にいる人の反応」を見ています。入社後の上司や先輩が、どう接してくれるかを知りたいからです。
  • 組み合わせに決まりはありません。大事なのは、どちらかが話を回せる(ファシリテーションできる)人であることです。
  • 撮る前に合わせるのは「ネタ」だけ。細かく決めすぎると固くなります。
  • 入社した人に聞くのは3つ。①なぜこの会社を選んだか ②何を見て応募したか ③この会社でやりたいこと。身内で盛り上がりすぎないことだけは気をつけてください。
酒井大輔 ユーチューブビジネスサポート代表

酒井 大輔(Sakai Daisuke)|中小企業の集客・採用をYouTubeとClaudeで解決するコンサルタント/ITコーディネータ

2008年からYouTubeで中小企業100社超の集客・採用を支援。いまはClaudeでSEO・LLMO対策と記事づくりを社内に残す伴走をしています。ITコーディネータ、著書2冊。ユーチューブビジネスサポート代表。
東京都中小企業振興公社 登録専門家(No.1738)・ITC中部 理事・ITCA公式研修講師
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採用動画の社員インタビューは、1人より対談で撮る

結論、採用動画の社員インタビューは、1人でカメラに向かって話してもらうより、2人の対談で撮るほうが伝わります。1人語りでは「本当かな」と思われやすく、職場の雰囲気は伝わりにくいからです。

会社の説明や仕事の手順なら、1人で話しても伝わります。でも、求職者がいちばん知りたいのは「この会社の雰囲気は本当にいいのか」です。ここは、1人で話してもなかなか伝わりません😓

「社内の雰囲気が良いかどうかって、1人で喋っていても分からないじゃん」酒井大輔(2023年の対談動画より・絵文字と記号は省略)

「うちはアットホームな会社です」と1人で言っても、見ている人には本当かどうか分かりません。だから僕は、社員インタビューは対談で撮ってくださいとお伝えしています☝️

表1:1人で話す社員インタビューと、対談で撮る社員インタビューの違い(酒井の支援現場での考え・2026年9月27日時点)
比べるところ1人で話す対談で撮る
伝わりやすいもの会社の説明、仕事の手順人どうしの関係、職場の空気、本音
話す人の気持ちカメラに向かうので構えやすい相手がいるので話しやすい
見ている人の受け取り方「本当かな」と思われやすい横にいる人の反応で、本当かどうかを判断できる
求職者が知りたいのは、会社の説明より「入ったら、どんな人とどんな空気で働くのか」です。それが映るのが対談です‼️

対談にすると何が変わるか|話しやすさ・本音・職場の空気

結論、対談にすると変わるのは3つです。①出る人が話しやすい ②本音が出る ③2人の関係性から職場の空気が伝わる。見ている人は、話している人より横にいる人の反応を見ています。

1話しやすいカメラではなく、目の前の相手に向かって話せます。
2本音が出る相手とのやり取りの中で、用意していなかった言葉が出てきます。
3職場の空気が映る2人の距離感や接し方が、そのまま職場の雰囲気として伝わります。

見ている人は「横にいる人の反応」を見ている

その会社に入りたいと思って動画を見ている人にとって、出演者は自分の上司や先輩になるかもしれない人です。だから、話の中身と同じくらい「この人たちは、どんなふうに接してくれるのか」を見ています😌

支援先の担当者と対談したとき、僕はこう話しました👇

「それは意外と、喋ってる人よりも横に居る人の反応を見てるんだよね」酒井大輔(2023年の対談動画より・絵文字は省略)

片方がどれだけ仲良さそうに話していても、もう片方がピシッと固まっていたら、「動画だから仲良くしろと言われているんでしょ」と受け取られてしまいます。2人の自然なやり取りが、何よりの証拠になります。

本人が話すから、信じてもらえる

僕が「この会社は雰囲気がいいですよ」と話すより、そこで働いている本人が話したほうが信じてもらえます。社員さんに「何故この会社に入ったのですか?」と聞けば、そのまま答えてくれます。いわゆる「百聞は一見にしかず」です🤗

実際にあったこと|運送会社と旅館の2つの例

結論、採用で成果が出た支援先2社は、どちらも作り込んだ映像ではなく、社内の人と空気がそのまま映る動画を出していました。運送会社は社員さんが社長をイジる動画、旅館はスタッフの表情や会話がにじむ動画です。

運送会社(LifeBank)|社員さんが社長をイジる動画

愛知の運送会社LifeBank様のチャンネルでは、社員さんが社長をイジる企画を出していました。厳しい社長の下で働いた経験のある方ほど、「自分もこんな会社で働きたい」と感じてくださったようです。2018年と2019年は、それぞれ年およそ20名を採用されています(詳しくは『採用動画の成功事例2社』の記事へ)。

これは社長のキャラクターありきの企画なので、そのまま真似できるものではありません。ただ、社長と社員の関係がそのまま映っていたことが、対談を勧める理由と同じです。

旅館(秋保温泉 蘭亭)|YouTubeを見て入社した方

仙台・秋保温泉の蘭亭様は、集客のために客室・お料理・施設の動画を出していただけでした。それでも、その動画を見た方が「ここで働きたい」と入社されました。

入社された方は、求人サイトの写真と文章には「どうせ嘘でしょ」と思っていたそうです。それでも動画は違った、と話されています。紹介している内容は施設でも、スタッフの表情や会話から、職場の空気が伝わる動画でした。

2社とも、その会社の社長や社員さんの動きがあっての結果で、同じことをすれば同じ人数が採れるという話ではありません。

誰と誰で撮るか|組み合わせより「回し役」

結論、社長と社員、上司と部下、先輩と新人など、組み合わせに決まりはありません。大事なのは、どちらか1人が話を振ったり、相手の言葉を拾ったりできる「回し役(ファシリテーション)」であることです。

社長と社員、上司と部下、先輩と新人。組み合わせに正解はありません😌 それより大事なのは、どちらかがファシリテーションできる人であることです。

ファシリテーションとは、話を振ったり、相手の言葉を受けて会話を進めたりする役目のことです。2人とも話を待っているだけでは、対談にしても会話が進みません。

出演者を決めるときは、「誰が出るか」より先に「誰が回すか」を決めてください☝️

撮る前の段取りは「ネタのすり合わせ」だけ

結論、撮影前に2人で合わせるのは「何の話をするか」というネタくらいで十分です。台本やセリフまで細かく決めすぎると、演じているように見えて固くなり、対談にした意味がなくなります。

撮影の前に、僕がお客様にお伝えしているのは「ネタのすり合わせぐらいでいいですよ」ということです。詳細には決めすぎないでください。

撮る前に合わせること

  • 今日は何の話をするか(ネタ)

決めすぎないこと

  • 一言一句のセリフ
  • 言い回しや受け答えの細かい段取り

演出でこう喋ろうと決めてしまうと、出る人はどうしても固くなります。

「演出でこういう風に喋ろうとしても、なべっちだって固くなるじゃん」酒井大輔(2023年の対談動画より・絵文字と記号は省略。なべっち=対談相手の支援先担当者)
対談の強みは、用意していなかった言葉が出ることです。決めるのはネタまで。あとは2人のやり取りに任せてください‼️

入社した人に聞く3つの質問

結論、入社した人・新入社員へのインタビューで聞くのは3つです。①なぜこの会社を選んだか ②何を見て応募したか ③この会社でやりたいこと。入社した本人の言葉は、会社が話すどんな説明よりも信じてもらえます。

社員インタビューの中でも、いちばん信じてもらえるのは実際に入社した人の話です。

「1番信憑性があるのは、これ。実際にYouTubeがきっかけで入社した人との対談」酒井大輔(2023年の対談動画より・絵文字と記号は省略)

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入社した人や新入社員に話を聞くとき、僕が実際に使っている質問は、この3つです👇

  1. なぜ、この会社を選んだのですか?
  2. 何を見て、応募しようと思ったのですか?
  3. この会社で、これからやりたいことは何ですか?
表2:入社した人に聞く3つの質問と、答えから求職者に伝わること(酒井が支援で使う質問・2026年9月27日時点)
質問答えから求職者に伝わること
なぜ、この会社を選んだか同じ立場だった人が、何に惹かれて決めたのか
何を見て応募したかどの動画・どの情報がきっかけになったのか(会社にとっても、次に何を撮るかの手がかりになります)
この会社でやりたいこと入社したあと、どんなふうに働けそうか

新入社員に「何でこの会社に入ろうと思ったの?」と聞くのは、いわばクチコミの動画版です。これから入る人は、実際に入った人の話を聞きたいものです😌

「動画をクチコミのリアルバージョンみたいな感じにして頂くと、動画が効果的になるんじゃないかな」酒井大輔(2023年の対談動画より・絵文字は省略)
もちろん、YouTubeを始めたばかりの頃は「YouTubeを見て入社した人」はいません。最初は、今いる新入社員に3つの質問をするところから始めてください🤗

やってはいけないこと|身内で盛り上がりすぎない

結論、対談で気をつけるのは「身内で盛り上がりすぎない」ことです。社内の人どうしだと話が弾みやすい反面、内輪の話や内輪のノリが続くと、見ている求職者が置いていかれてしまいます。

対談にすると話しやすくなる分、気をつけてほしいことがあります。身内で盛り上がりすぎないことです😓

社内の人どうしで話すと、どうしても内輪の話やノリになりがちです。でも、動画を見ているのはまだ社外にいる求職者です。2人だけが楽しそうで、見ている人に話が分からなければ、職場の空気は伝わりません。

  • 2人だけに分かる内輪の話が続いていないか
  • 見ている人が置いていかれていないか
  • 逆に、作り込みすぎて固くなっていないか
自然なやり取りは見せる。でも、内輪で閉じない。見ているのは社外の求職者だということを、2人とも忘れないでください☝️

今日やること3つ

結論、次に撮る社員インタビューを、1人語りから対談に変えるところから始めてください。回し役を1人決め、入社した人か新入社員に3つの質問をすれば、最初の1本が撮れます。

  1. 次の社員インタビューを、対談にすると決める
  2. 回し役(話を振れる人)を1人決める。組み合わせは誰とでも構いません
  3. 入社した人か新入社員に、3つの質問をする。事前に合わせるのはネタだけ

ビジネスYouTubeで成功する4つの要素

結論、ビジネスYouTubeで成功するには①動画②ウェブ③マーケティング④プレゼンテーションの4つが必要です。今回の対談の話は、③と④に当たります。

僕はいつも、『ビジネスYouTubeで成功する4つの要素』というお話しをしています🤗

1動画撮影・編集
2ウェブアルゴリズム
3マーケティングファン作り
4プレゼンテーション伝え方
ビジネスYouTubeで成功する4つの要素(動画・ウェブ・マーケティング・プレゼンテーション)を示すスライド
YouTube運用4つの要素。①動画 ②ウェブ ③マーケティング ④プレゼンテーション
対談で職場の空気を伝えるのは③マーケティング(ファン作り)と④プレゼンテーション(伝え方)です。撮影や編集のクオリティを上げるより先に、誰と誰で、何を話すかを決めてください😌

企業YouTube|60分オンライン無料診断 実施中!

「社員インタビューを撮っても伝わらない」「誰を出して、何を聞けばいいか分からない」という企業様へ。Zoomでヒアリングし、社内で無理なく続けるための進め方をご提示する無料診断です。

「社員インタビューを撮ってみたけれど、硬くて伝わらない」
「採用動画を社内で撮りたいけれど、何から決めればいいか分からない」

という方にお勧めです。ヒアリングをさせて頂き、社内で続けられる形と、結果に繋がる方向性をご提示いたします。売り込みはいたしません。

コンサルティングプラン

チャンネル作成から内製化まで、目的に合わせた2つのプランをご用意。はじめての方は「チャンネル作成プラン」、社内で運用を続けられる形にしたい方は「自社運用プラン」がおすすめです。

YouTubeチャンネル作成プラン(PLAN01)

220,000円 / 月額 × 3ヶ月(チャンネル作成+動画6本作成)

はじめてYouTubeチャンネルを作る企業様、作ったけれどホーム画面の設定方法が分からない・設定ができていない企業様におすすめです。

動画マーケティング自社運用プラン(PLAN02)

330,000円 / 月額 × 6ヶ月(6ヶ月後に社内で内製化)

担当者の決め方・社員の出演・続け方まで含めて、社内で運用を続けられる形を一緒に作ります。内製化まで6ヶ月でサポートします。

よくある質問(FAQ)

採用動画の社員インタビューについて、よくいただく質問に1問1答でお答えします。1人か対談か、組み合わせ、台本、聞くこと、顔出しについてまとめました。

採用動画の社員インタビューは、1人で話すのと対談、どちらがいいですか?

対談をお勧めします。話しやすく本音が出やすいうえ、2人のやり取りから職場の空気が伝わります。見ている人は、話している人より横にいる人の反応を見ています。

社員インタビューの対談は、誰と誰を組ませればいいですか?

組み合わせに決まりはありません。社長と社員でも、先輩と新人でも構いません。大事なのは、どちらかが話を振って会話を進められる(ファシリテーションできる)人であることです。

社員インタビューの台本は作ったほうがいいですか?

作り込まないでください。撮る前に合わせるのは、何の話をするかというネタくらいで十分です。セリフまで細かく決めると固くなり、対談にした意味がなくなります。

入社した社員には、何を聞けばいいですか?

「なぜこの会社を選んだか」「何を見て応募したか」「この会社でやりたいこと」の3つです。YouTubeを始めたばかりで、動画を見て入社した人がまだいなければ、今いる新入社員に聞くところから始めてください。

顔を出したくない社員がいる場合は、どうすればいいですか?

無理に映さないでください。顔を出さずに参加してもらう進め方は、「採用動画に顔出しは必要?社員がNGのときの進め方まで解説」の記事でまとめています。

コンサルティング実績・会社情報

2008年より企業のYouTube活用を支援し、中小企業100社超の集客・採用をコンサルティング。運送業で年間20人採用、建材商社で、YouTube活用により立ち上げ期の関連部門売上が前年比40倍、宿泊施設で年間15件以上の取材など、企業の課題を動画で解決してきました。

ユーチューブビジネスサポートのコンサルティング実績

  • 運送業(年間20人採用)
  • 建材商社(YouTube活用で売上40倍)
  • 製造業(問い合わせ6.5倍)
  • 宿泊施設(年間15件以上のマスコミ取材)
  • その他の事例:成功企業事例・お客様の声

運営:ユーチューブビジネスサポート(代表 酒井大輔)